大原洋人が世界チャンピオンであるジョン・ジョン・フローレンスと対戦。13位でフィニッシュ。

サンクレメンテ、カリフォルニア/USA(2017年9月13日水曜日)WSL−CT第8戦「Hurley Pro at Trestles」は3−4フィートのロウワー・トラッソルズで、女子の「スウォッチ・プロ」ラウンド3の残りの2ヒートから開始。その後、男子ラウンド3が行われた。

 

開始早々に9ポイントを叩き出したジョン WSL / Kenneth Morris
開始早々に9ポイントを叩き出したジョン WSL / Kenneth Morris

 

一昨日、世界4位のオーウェン・ライトをエクセレントで破り、Hurley Proのラウンド3進出を果たし、注目の大原洋人が、世界チャンピオンであるジョン・ジョン・フローレンスと対戦。

大原洋人 WSL / Kenneth Morris
大原洋人 WSL / Kenneth Morris

 

そのヒートは、いきなりフローレンスがバックハンドのエアマニューバーで9.27をスコアして開始。さらにバックアップを4.33をスコアしてリードを広げる。

 

レイバックスナップを決めた大原洋人 WSL / Kenneth Morris
レイバックスナップを決めた大原洋人 WSL / Kenneth Morris

 

優先権を持って波を待った大原にセットのライトブレイクが入り、得意のレイバックスナップとカーヴィングをコネクトし7.00をスコアする。

 

圧倒的なサーフィンを見せつけたジョン WSL / Kenneth Morris
圧倒的なサーフィンを見せつけたジョン WSL / Kenneth Morris

優先権はないものの、セカンドウェイブでも6.33をスコアして反撃する大原。しかし、フローレンスは攻撃の手を緩めず、今度はフォアハンドのグラブ・レール・フルローテーションエアを披露。2本目の9ポイントとなる9.80をスコアして圧倒。フリーサーフィンを楽しんでいるかのように、やりたい放題のフローレンスに大原はコンビネーションに追い込まれて惜しくも敗退となった。

 

しかし、このワールドチャンピオンとの戦いは、間違いなく大原洋人にとって素晴らしい経験となったはず。そして彼の目標とするステージでの今回の戦いぶりは、彼が近い将来、間違いなくクオリファイすることを誰もが感じる試合となった。

 

大原洋人の次なる舞台は、9月26日 – 10月05日でポルトガルで行われるQS10000「EDPビラボン・プロ・カスカイス2017」。これは、現在ランキング13位にいる大原にとって、シーズン終盤の大事なビッグイベントの一つ。さらなる頂を目指せ。がんばれ!日本!がんばれ!大原洋人!

 

オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mct/1935/hurley-pro-at-trestles/live