ASP4スターBreaka Burleigh Proでジュリアン優勝。加藤嵐が13位(2/12)

ASP4スターBreaka Burleigh Proでジュリアン・ウィルソン優勝。加藤嵐が13位(2/12)

 

Julian Wilson© ASP / Robertson
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バーレー・ヘッズ、クイーンズランド/オーストラリア(2012年2月12日日曜日)

オートラリアのバーレー・ヘッズで開催されていたASP 4スターBreaka Burleigh Proが終了。サンシャイン・コースト・サーファーのジュリアン・ウィルソンは、彼の洗練されたエアリアル・スキルを披露して、勝利を手に入れた。「素晴しいイベントだったし、僕はクイーンズランドの選手たちと一緒にサーフィンするのを楽しみにしていたんだ。ファイナルでは全員がクイーンズランドの選手で、パーフェクトだったね。」

「僕たちは近づくクイックシルバー・プロの準備のために、このイベントに参加したんだ。全てのヒート毎、パフォーマンスの精度を上げて行った。気分すっきりで、優勝出来て最高ですよ。」ミック・ファニングがヒート開始直後から8.77をスコアし、早くからビッグなリードをとったが、ウィルソンのエアリアル・スキルがファイナルの決め手となった。ウィルソンは根気よく良い波を待ち、彼のエアリバースでビッグスコアをマークした。ファイナルも中盤を迎え、8.77というファニングの持つハイスコアを手に入れたウィルソン。更に終盤、彼のファイナル・ライドでバックアップとなる7.77をスコアして勝利を手に入れた。

もう一人のファイナリストであったジョシュ・カーも、後半に入り、得意のビッグ・エアリバースでファイナルのハイエスト・スコアとなる9.23をマーク。しかし、ウィルソンを逆転するためのバックアップ・スコアを見つける事ができなかった。「2位は嬉しいけど、ちょっとガッカリだね。ファイナルのハイエスト・スコアをゲットしていたから余計にね。でも、最高のウォームアップになったし、ギャラリーも多く、楽しい波でやれて最高だった。」とカーが言った。

ウィルソンは2012年のASPワールド·タイトルシリーズ開幕戦となるクイックシルバープロのため、ゴールドコーストに戻る前に、今週火曜日からスタートするASP6スター全豪オープン・サーフィンに出場するためシドニーへと向かう。昨年、彼は世界ランキング9位で新人王を獲得。今日の勝利は、2012年のワールド・タイトル獲得へ向けた彼の新たな道を開く。今シーズンは出場しなかった2年連続のイベントチャンピオンだったタジ・バロウは、クイックシルバー・プロで2位になる好成績を残しており、このイベントが理想的なウォームアップとして考えられている。

 

 

© ASP / Robertson

 

ASP4スターで加藤嵐が13位

Arashi Kato (JPN)@billabong wjc/photo:s.yamamoto

宿敵ジャック・フリーストーンを破りクオーターファイナル進出を決めた加藤嵐は、ヒート4にクレジットされ、2X世界チャンピオンンであるミック・ファニング、ジョシュ・カー、ブレント・サヴェッジといった3名の強豪オージーとの対戦となった。ヒートは、スタートからミック・ファニング、ジョシュ・カーという2名のWTサーファーがマッシーなバーレーの波でスコアを刻みリードする展開。加藤はR32同様、じっくりと良い波を待つ作戦だ。

風が入り悪化するコンディションの中でもスコアを上げて行くファニッグとジョシュ・カー。加藤はグッドセットを来るのをアウトで待ち続け、1本しか波に乗らず残り時間は10分を切った。インサイドのクローズアウトセクションでビッグエアを決めたジョシュ・カーは9.00をスコア。最終的に14.50を集めたミック・ファニングが1位、ジョシュ・カーが2位。加藤嵐は後半に入り追い上げ、ラストウェイブで4.23をスコアするも4位敗退。13位でフィニッシュとなった。WTサーファーの洗礼を受けた加藤嵐。しかしWJCから始まった今回のオーストラリアでは、次に繋がる素晴しい経験をした。

「応援ありがとうございました。自身最高位の海外のQS4スターでのクオーターファイナル。それも相手が2回のワールドチャンプや有名な選手!最高の経験になりました。まだまだ青いガキでした(笑)! 次はもっともっとbigになってliveに出たいと思います!本当に応援ありがとうございました!」と自身のツイッターでコメントを残した。

 

そしてコンテストが続くオーストラリアでは、マンリーで「全豪オープン・サーフィン」がスタート。こちらは男女のASP6スター、男女のプロ・ジュニア・スター・イベントが開催され、世界のベスト・サーフ・アスリートのエキサイティングな演技が披露される。この男子6スターイベントには、日本の選手が多数参加。R-144には H-2 大澤伸幸、H-5 辻裕次郎、川畑太志、H-10 大橋海人、H-11 高橋健人、H-14 田嶋鉄兵、H-15 林健太がクレジット。女子6スターには大村奈央が出場。またプロジュニアでは渡辺寛、大原洋人、女子は大村奈央が出場したが既に敗退している。

13日月曜は女子の6スターがスタートし、男子6スターがスタートするのは、14日火曜日の午前中というスケジュールになっている。今シーズンは多くの日本人サーファーが シーズンスタートから積極的に海外のコンテストに参加しており、今回のサーフィンの「全豪オープン」でも日本人の活躍する姿を期待し、エールを送ろう!頑 張れ日本!

 

優勝:ジュリアン・ウィルソン16.54
2位:ジョシュ・カー16.03
3位:ミック・ファニング15.27
4位:ビード・ダービッジ9.90

 

 

オフィシャルサイト:

http://www.breakaburleighsurfpro.com.au/

 

 

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詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。