ジョシュ・カーが、30~40フィート+で行われたトドス・サントス・チャレンジで優勝
トドス・サントス、バハ・カリフォルニア/メキシコ(日曜日、2016年1月17日)ワールド・サーフ・リーグ(WSL)サムスン・ギャラクシー・チャンピオンシップ・ツアー(CT)の長年のコンペティターであるジョシュ・カー(AUS)が、30-40フィートまで巨大化した、ビッグウェイブ・スポットで行われた「トドス・サントス・チャレンジ」で優勝した。
このワールド・トップ・ビッグ・ウェイブ・サーファー24名によるコンテストは、2015/2016シーズンの第3戦。ドス・サントス・チャレンジはビッグウェイブ・スポットとして世界的な有名な場所である、バハ・カリフォルニアのエンセナダの沖合に浮かぶ、イスラス・デ・トドス・サントスのリモート・ロケーションで開催された。
ハワイ諸島北部から届けられたソリッドなウエスト・ノースウェスト(WNW)スウェルは、そのトドス・サントスに30~40フィートプラスのコンディションを提供した。
昨年のWSLチャンピオンシップ・ツアーで第11位でフィニッシュしたジョシュ・カーは、彼のビッグウェイブ・スキルをテストするために出場。結果的に彼のキャリア最大の成績を残すこととなった。
オープニング・ラウンドから、常に巨大なセットの波をナビゲートしたカーは、6人で行われたファイナルでも、そのペースを崩さずに、インプレッシブな7.87と8.20をスコア。そして、彼にとって初のビッグウェイブ・ビクトリーを手に入れた。
「自分は、ビッグ・ウェイブをサーフィンすることに常にコミットする、ビッグウェイブ・ツアーに参加する選手達をリスペクトしているんです。」と、カーが言った。「僕は彼らと一日中ビッグウェイブでサーフィンする事が出来て、笑顔が止まりませんでした。」
「自分のサーフボードを完全に信頼して、一日中素晴しいと感じていました。僕は今日ここでサーフするチャンスを与えてくれた事に本当に感謝しています。」
「目標は楽しむことでした」と、カーが言った。「僕はいまグリーン・カードのイミグレーション・プロセスにあったので、ワンデイパスをもらって、このイベントに参加させてもらったんです。だから、期待などなく、彼らとここでサーフィンが出来ればいいと思っていたんです。」
ファイナルには、ラスティ・ロング(USA)、ニック・ラム(USA)、ダミアン・ホブグッド(USA)、カルロス・ブルレ(BRA)、グレッグ・ロング(USA)という、ビッグ・ウェイブ・コミュニティの「名士録」に名を残すトドス・サントス・スペシャリスト達が名を連ねた。
元ビッグ・ウェイブ・ツアー・チャンピオンで、このポイントでは10年以上の経験があるグレッグ・ロング(USA)は、その経験を使って絶えずハイ・スコアを手に入れたが、第2位でフィニッシュとなった。そして、今日の結果で、WSL BWTランキングにおけるNo.1スポットへジャンプアップした。
またマウイのピアヒ・チャレンジで優勝し、今回WSL BWTランキングの第1位のポジションでイベントに参加したビリー・ケンパー(HAW)だったが、ラウンド1で破れ、BWTランキング3位へ。
WSL-BWTチャンピオンに君臨する、昨年の5月チリのクイックシルバー・セレモニアルの勝利者であるマ クアカイ・ロスマン(HAW)も今回セミファイナルで敗退したが、ランキング2位を確保した。
2015/2016WSL BWTシーズンに開催の可能性が残されている2つのイベントは、リンコーン・シティのネルスコット・リーフの「オレゴン・チャレンジ」と、バスク・リージョンの「プンタ・ガレア・チャレンジ」。シーズン終了は2月28日。約1ヶ月の間に開催なるか。
オフィシャルサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mbwt/1340/todos-santos-challenge
トドス・サントス・チャレンジ・ファイナル結果:
1-ジョシュ・カー(AUS)24.27
2-グレッグ・ロング(USA)18.84
3-カルロス・ブルレ(BRA)18.33
4-ダミアン・ホブグッド(USA)17.33
5-ニック・ラム(USA)13.51
6-ラスティ・ロング(USA)0.20
2015/2016WSL BWTトップ5(トドス・サントス・チャレンジの後):
グレッグ・ロング(USA)21,266
マクアカイ・ロスマン(HAW)16,994
ビリー・ケンパー(HAW)16,714
ニック・ラム(USA)16,594
ジョシュ・カー(AUS)13,589