VANS USオープン・オブ・サーフィンの男子ジュニア開幕。新井洋人、仲村拓久未がQF進出

VANS USオープン・オブ・サーフィンの男子ジュニア開幕。新井洋人、仲村拓久未がQF進出 


サンクレメンテのグリフィン・カラピント PHOTO: WSL / Rowland

 

ハンティントン・ビーチ、CA/USA(2015年7月24日土曜日)2015年のVANS USオープン・オブ・サーフィンは、男子ジュニアから開幕。ハンティントン・ビーチのクリーンな3~5フィートのコンディションで、2ラウンドが行われ、クオーターファイナル進出のベスト16が決定した。

 

今シーズン成長著しい、コスタリカのノエ・マー・マクゴナグルは、本日のハイ・ヒート・トータル16.80と、シングル・ハイ-スコアリング・ウェイブである9.33をマークした。

 

「物凄く良いレフトを掴んで、2つのビッグターンを決め、自分の作戦に忠実にやっただけです。」と、マクゴナグルが言った。「僕はスタートからで7点台と6点台をすでに揃えていて、そのヒートのベストウェイブが自分のところに来た感じです。僕はただそのヒートにおける自分のポジションを固めたかっただけで、2ラウンドを勝ち上がれて最高です。」

 

「今年の自分の優先順位はQSなんです。QS10000の前に2ヒート勝てた事は、緊張も少なくなってあり難いですね。」と、マクゴナグルは続けた。「自分のメンズのヒートは数日後です。本当に良い感じですよ。」


 

Kalani David. © Michael Lallande

 

 

並みはずれた才能をもったノースショアのカラニ・デビッドは、このサーフィン最大のステージで、その進化を披露。今日のコンディションでエレクトリックなエアーマニューバーで会場を沸かせた。

 

「それは自分のファースト・ウェイブで、僕はパーフェクト・ウェイブが入って来るのを見つけたんです。」と、デビッドが言った。

 

「ピア・ボウルで波待ちしているのが好きですね。ハンティントンビーチの中で一番好きな場所なんです。ジェイク・マーシャルとジェイク・ケリーは自分よりも前にすでに波を手に入れていたので、僕はあの波を手に入れられて、彼らよりハイスコアを出せてラッキーでした。明日のQS10000イベントのトライアルには、このリズムをキープして、楽しんでやりたいですね。」

 


また、サンクレメンテのグリフィン・カラピントも、素晴らしいパフォーマンスで、クオーターファイナル進出を決めた。「ヒートのスタートの時にバロン(マミヤ)と僕はピアの下にいて、他の選手はビーチの南側にいました」と、カラピントが言った。

 

「僕は、あのポジションでレフトを手に入れて、素晴らしいカーヴィングとブロー・テールで8.5をスコアすることができました。更にバックアップも手に入れて、ラウンドアップできたんです。

 

午後のヒートは少しスローで、ジョシュ・バークとジョシュ・モニーツとの、かなり危険なヒートでした。最後はモニーツをブロックして、勝ち上がれました。彼はいつでもビッグスコアを出せる危険な選手ですからね。明日のトライアルが楽しみです」

 

 

新井洋人と仲村拓久未。カノア五十嵐もクオーターファイナル進出。 


仲村拓久未

 

また、本日行われたジュニアのメンズヒートには、日本から新井洋人と仲村拓久未。そして、カノア五十嵐も出場。ラウンド1で新井洋人は、ヒート6に登場。7.00と7.50をスコアして1位でラウンドアップ。仲村拓久未はヒート8で、残り時間10分を切って、6.50をスコア。さらに5.77をスコアしてトップとなり1位でラウンドアップ。

 

ラウンド2では、新井洋人がヒート3で6.50と5.8を揃え、ヒートスコア12.33でパーカー・コフィンを抑えて1位でラウンドアップ。仲村拓久未もセス・モニーツを抑え、1位ラウンドアップを決めた。もちろんこのハンティントンをホームとするカノア五十嵐もクオーターファイナル進出を決めた。

 

カノア五十嵐

 


 

イベントは明日25日の日曜日は、QS10000のトライアルが行われる予定。トライアルには大原洋人、新井洋人が出場。ヒート2に新井洋人、ヒート7に大原洋人が登場する。

 

 

これまでUSオープンという最高のサーフィンアリーナでは、新井洋人や大原洋人が好成績を残している。今年は更なる頂を目指し、チャージを見せてくれることだろう。彼らの活躍を期待し、エールを送り続けよう!


 

ライブ中継が行われるオフィシャルサイトはこちら。ライブ中継は 7月27日の月曜日からスタート。

http://www.vansusopenofsurfing.com/


 

現地時間の朝8時は、日本時間の 深夜0時です。