WSL-CT第2戦「リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ」大会初日はケリーがベストスコア

WSL-CT第2戦「リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ」大会初日はケリーがベストスコア。 


ジェレミー・フローレス(FRA)© WSL/ Kirstin

本日のハイライト映像はこちらから。

 

ベルズ・ビーチ、ビクトリア/オーストラリア(2015年4月1日水曜日)-サムスン・ギャラクシー・ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)第2戦である「リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ」がウエイティング期間の初日から,いきなりのゴーサイン。

 

3フィートのコンディションでメンズのラウンド1からスタートしたものの、コンディションが悪化したためにヒート7でウエイティングとなり、午後まで待ったが本日はそこまでで終了となった。

 

ケリー・スレーター(USA)、ガブリエル・メディーナ(BRA)といった トップ・シード選手が、ラウンド1を勝ち上がる一方で、 ミック・ファニング(AUS)が、ワイルドカードのメイソン・ホー(HAW)を敗れる番狂わせも発生した。

 

ケリー・スレーター(USA)© WSL/ Kirstin

 

 

11-タイム・ワールド・チャンピオンのケリー・スレーター(USA)は、ラウンド1のヒートで猛攻撃を見せた。4度のリップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ勝利者であるスレーターは、セバスチャン・ジーツ(HAW)とルーキーのリカルド・クリスティ(NZL)と対戦。圧倒的な経験値を持つスレーターは、2つの8-ポイント・ライドで、本日のハイエスト・ヒート・トータルをマークし、ラウンド3へ勝ち上がった。

 

「僕は自分のヒートの前に、いくつかのヒートを見て、どの波がベストなのかを判断した。」と、スレーターが言った。「僕は残り時間10分まで自分の波を掴めなかった。でも、それはかなり素晴らしい波だった。それから、良い波のリズムを掴んだんだ。」

 

ガブリエル・メディーナ(BRA)© WSL/ Kirstin

 

 

WSLチャンピオンに君臨するガブリエル・メディーナ(BRA)は、ウイメンズCTキャンペーナーのニッキ・ヴァン・ダイクの16才の弟である、 トライアル勝利者ジョー・ヴァン・ダイクと、2014年のCTルーキーであるマット・バンティングという、 2人のエキサイティングな新進のオーストラリアン・サーファーに勝った。

 

「今日は本来のベルズでないですね。サーフィンするのがハードで奥のリンコンでやっていました。あのヒートに勝てて最高でしたね。」と、メディーナが言った。

 

「このコンディションで、最高に調子の良いサーフボードを手に入れたので、絶好調ですね。何でも出来ちゃう感じです。このイベントに勝つのは ハードです。 特にレギュラーフッターに対して本当にハードです。あとは自分のベストを尽くすだけですね。良い結果を残したいです。」

 

メイソン・ホー(HAW)© WSL/ Kirstin

 

 

ワイルドカードのメイソン・ホー(HAW)は、ラウンド1で、ディフェンディング・イベント勝利者のミック・ファニング(AUS)とフレディー・パターチアJr.(HAW)に対する勝利を手に入れた。

 

ホーは、クリーンなフロントサイド・エアリアル・ローテーションを成功させ、僅差のクロスヒートで3-タイム・ワールド・チャンピオンを破った。ワイルドカーのホーは、ダイレクトにラウンド3へ。 ファニングとパターチアはラウンド2戦わなければならない。

 

「確かに、勝つつもりでヒートに入りました。」と、ホーが言った。「あのヒートは誰が勝ってもおかしくないヒートで、自分はラッキーでしたね。良いバックアップを見つけられず残念でしたが、挑戦をし続けました。ヒートはスローで、同じ場所でブレイクをしていなかった。」

 

 

フランスのジェレミー・フローレス(FRA)は、タジ・バロウ(AUS)とブラジリアン・ルーキーのウィゴリー・ダンタス(BRA)に対してストロング・ヒートを組み立てた。昨年の予想外のシーズンの後、フローレスはシーゾーバトルの展開で2つのソリッド・スコアを記録した。

 

「今日はタフなヒートだった。そして、リンコンとボウルは全く異なる波なんです。」と、フローレスが言った。「自分はみんなより良い波を捕まえて、サーフィン出来たって感じてます。勝利を得ることは、本当に気分が良いですね。」

 

ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)は、ルーキーのイタロ・フェレイラ(BRA)とツアー・ベテランのC.Jホブグッド(USA)に対して彼のラウンド1のヒートを楽々とこなした。

 

フローレンスはヒート前半にソリッド・スコアを記録。ヒート中盤にはスタイリッシュなフロントサイド・エア・リバースでバックアップをメイクし、そのまま勝利を掴んだ。他の勝利者は、サウス・アフリカのジョディ・スミス(ZAF)とアメリカのブレット・シンプソン(USA)もラウンド3へ勝ち上がっている。

 

ネクストコールは現地時間の 2015年4月2日8時0分、
日本時間の 2015年4月2日6時0分です。


 

オフィシャルサイトでは、ライブ中継の他、様々なコンテンツが用意されている。

http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mct/1222/rip-curl-pro-bells-beach

 

リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ:ラウンド1マッチアップ
Rip Curl Pro Bells Beach Round 1 Results:
Heat 1: Jeremy Flores (FRA) 15.33, Wiggolly Dantas (BRA) 11.73, Taj Burrow (AUS) 10.63
Heat 2: Brett Simpson (USA) 15.00, Adriano de Souza (BRA) 14.33, Kai Otton (AUS) 6.00
Heat 3: Kelly Slater (USA) 16.67, Sebastian Zietz (HAW) 9.06, Ricardo Christie (NZL) 7.73
Heat 4: John John Florence (HAW) 15.33, Italo Ferreira (BRA) 11.47, C.J. Hobgood (USA) 10.17
Heat 5: Mason Ho (HAW) 13.13, Mick Fanning (AUS) 13.10, Freddy Patacchia Jr. (HAW) 13.00
Heat 6: Gabriel Medina (BRA) 12.76, Matt Banting (AUS) 11.83, Joe Van Dijk (AUS) 8.23
Heat 7: Jordy Smith (ZAF) 14.33, Keanu Asing (HAW) 13.44, Adrian Buchan (AUS) 12.20

Upcoming Rip Curl Pro Bells Beach Round 1 Match-ups:

ヒート8:ミシェル・ボレーズ(PYF)、ナット・ヤング(USA)、ダスティー・ペイン(HAW)
ヒート9:ジョエル・パーキンソン(AUS)、ミゲール・プポ(BRA)、グレン・ホール(IRL)
ヒート10:ジョシュ・カー(AUS)、ビード・ダービッジ(AUS)、アダム・メリング(AUS)
ヒート11:フリーペ・トリード(BRA)、オーウェン・ライト(AUS)、ジャドソン・アンドレ(BRA)
ヒート12:ジュリアン・ウィルソン(AUS)、コロヘ・アンディーノ(USA)、マット・ウィルキンソン(AUS)

 

 

リップ・カール・ウイメンズ・プロ・ベルズ・ビーチ:ラウンド1
ヒート1:マリア・マニュエル(HAW)、ビアンカ・ビュインダッグ(ZAF)、ローラ・エネバー(AUS)
ヒート2:サリー・フィッツギボンズ(AUS)、シルヴァナ・リマ(BRA)、ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)
ヒート3:カリッサ・ムーア(HAW)、ディミティ・ストイル(AUS)、ポーリーン・アドゥ(FRA)
ヒート4:ステファニー・ギルモア(AUS)、タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)、アレッサ・クイゾン(HAW)
ヒート5:タイラー・ライト(AUS)、ジョアン・デフェイ(FRA)、セージ・エリクソン(USA)
ヒート6:レイキー・ピーターソン(USA)、コートニー・コンローグ(USA)、ココ・ホー(HAW)