WSLウイメンズQS6000「サムスン・ギャラクシー海南プロ 」が開幕。野呂玲花がR4進出。
2015年1月17日土曜日:中国で2015年のファースト・ウイメンズ・クオリファイ・シリーズ(QS)イベント「サムスン・ギャラクシー海南プロ」が今日からスタートした。本日は、エクセレントな日月湾でラウンド1からラウンド2、ラウンド3の6ヒートまでが行われた。
ポーリーン・アドゥ(FRA)は洗練されたフォームで今シーズンをスタート。2つの 8ポイント・ライドでラウンド4進出を決めた。アドゥは昨年、ウイメンズのワールド・チャンピオンシップ・ツアーをリクオリファイ出来ず、来年のツアー復帰を目指している。「波は本当にファンで、エクセレントな8ポイント・ライドをスコア出来て、凄く自信に繋がりました。」と、アドゥが言った。
また、ニュージランドペアのページ・ハレブ(NZL)といエラ・ウィリアムズ(NZL)は、ラウンド3のヒートで素晴しいショーを見せて、ワンツーフィニッシュで勝ちす進んだ。ハレブも昨年のWCTをリクオリファイ出来なかった選手のひとり。この中国で貴重なポイントとビッグスタートを切るためにやって来た。
「オープニング・ラウンドで勝利を収めることは、とても素晴らしいです。」と、ハレブが言った。「昨年の成績にはがっかりしましたが、こんなに素晴しいレフト・リーフ・ポイント・ブレイクでクオリティ・ウェイブをサーフィンできて、ワクワクしますね。素晴しい予報もでているので、明日がまた楽しみです。」
そして、イザベラ・ニコルズ(AUS)とミカエラ・グリーン(AUS)のヤング・オーストラリアン・ペアは、素晴しいパフォーマンスで、WCTサーファーでイベントのトップ・シード選手であるローラ・エネバー(AUS)を下す番狂わせを起こした。
「本当にあのヒートを楽しみました。」と、ニコルズが言った。「波は非常に素晴らしかったです。そして、ローラ・エネバーとナツキ・スダのような素晴らしいサーファーに対して勝てたことは、今年のスタートに自分に自信を与えるくれます。今年の自分のゴールは、QSでトップ20をメイクすることです。」
今シーズンのWCTルーキーであるタティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)は、日月ベイのロング・レフトハンダーを大いに楽しんだ。パワフル且つスピーディなサーフィンでラウンドアップを決めた。「中国で自分の年をスタートできて嬉しいです!」と、ウエストン-ウェッブが言った。
「ここはサーフィンする場所としては新鮮で素晴しい場所ですね。私のホームブレイクを思い出します。自分のWCT初のシーズン入りを前にエキサイティングな一年になりそうです。昨年から自分の素晴らしいフォームを維持出来ていて、今シーズンの準備をしています。」
その他に、マイネイ・キニマカ(HAW)、エリー-ジーン・コフィー、サラ・メイソン(NZL)といったサーファーも、素晴らしいパフォーマーでソリッドなレール・サーフィンでエクセレントなスコアを記録している。
今回のイベントには、日本から多くの選手出場。本日はラウンド1のH4に田代凪沙、ラウンド2のH2に須田那月、H6に水野亜彩子、ラウンド3からはH5 野呂玲花、H6 武知実波が出場した。田代はラウンド1を勝ち上がるもラウンド2で3位敗退、ラウンド2から出場の須田は7.67をスコアして2位でラウンドアップ。水野は4位で敗退となった。
ラウンド3で須田那月は、イザベラ・ニコルズ(AUS)、ミカエラ・グリーン(AUS)、WCTサーファーでイベントのトップ・シード選手であるローラ・エネバー(AUS)と対戦。4位で惜しくもここで敗退となった。野呂玲花は、タティアナにコンボに追い込まれるも5.33、3.03のヒートスコア8.36で2位でラウンド4へラウンドアップ。武知実波は、ブリアナ・コープ(HAW)、ジャスティーン・デュポン(FRA)に敗れ3位で敗退となった。
明日は、ラウンド3H12で大村奈央が、キーリー・アンドリュー(AUS)ダックス・マクギル(HAW)ルシア・マルチノ(ESP)と対戦。H10には前田マヒナも登場する。
今シーズンも更なる頂を目指して頑張れ!日本!
WSLオフィシャルサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2015/wqs/1187/samsung-galaxy-hainan-pro-presented-by-wanning
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