チェルシー・ウィリアムズがASPワールド・ロングボード・タイトルを獲得!岡澤紫穂が5位。
万寧、海南/中国(2014年12月9日火曜日)チェルシー・ウィリアムズ(AUS)は、ケリア・モニーツ(HAW)を破り、GoProワールド・ロングボード・チャンピオンシップで優勝。初のASPウイメンズ・ワールド・ロングボード・タイトルを獲得した。パーフェクトな3~4フィートのサーフは、世界タイトルをかけた世界のベスト・ロングボーダーにパーフェクトなキャンバスを提供した。そして、その王冠をイベントを通して素晴しいパフォーマンスを見せたウイリアムズが手に入れた。
モニーツとウィリアムズによるWLCのファイナルは4年連続。それは、この2人のアスリートが現在のシーンにおけるトップであることを証明するものだった。今日のウィリアムズの勝利は、4度の2位を越え、長い時間をかけて獲得したASP世界ロングボードタイトルだった。
今日のファイナルの前半、ウィリアムズはコンディションに適応するのに苦戦していた。しかし、イベントにおけるベスト・ノーズ・ライディングにレール・カーヴィングを組み合わせ攻撃を開始。モニーツは最後の波で逆転を狙ったが、惜しくも届かず。悲願のASPワールド・ロングボード・チャンピオンをウィリアムズが手に入れた。
「優勝できたんですか? 信じられません!」と、ウィリアムズが言った。「私はロングボードを始めた時から、ワールド・ロングボード・タイトルを獲得したかったんです。長い間、多くの人から君はチャンピオンになれると言われ続けていましたが、やっと彼らを信じることができます。とてもハッピーで、自分のファミリー、友人、スポンサーのサポートに本当に感謝したいです。
それは物凄いファイナルでした。ケリア(モニーツ)は素晴らしかった。私たちはファイナルを楽しみました。そして、彼女にリベンジ出来たことがうれしいです。」
モニーツは、2度のASPワールド・ロングボード・チャンピオンである。そして過去2年連続でこのイベントで優勝し、今日僅か0.2ポイント差で破れた。今回も絶好調だったモニーツは、ラウンド1からイベントのハイエスト・ウェイブ・スコアとハイエスト・ヒート・トータルをマーク。ウィリアムズのタイトル獲得への道は簡単なものではないことが分かった。
「もし勝つのが私ではなかったならば、チェルシー(ウィリアムズ)以外にはいないですね。」と、モニーツが言った。「彼女は素晴らしいサーファーです。彼女はファイナルで9ポイントを得点して、勝つに値するサーフィンをしていました。あまり落胆はしないですね。確かに優勝できたら良かったですが、チェルシーと来年、再びファイナルで戦う楽しみが出来ました。」
岡澤紫穂が5位と大健闘。
そして、セミファイナルで破れたリンジー・スタインリード(USA)とクロエ・カルモン(BRA)が第3位となった。またクオーターファイナルでは、日本の岡澤紫穂がヒート4でリンジー・スタインリード(USA)と対戦。2011年のASPワールド・ロングボード・チャンピオンは、6.75と6.35の2ウェイブスコアを揃え、ヒートトータル13.10でヒートをリード。岡澤紫穂はラストウェイブで7.15をスコアするも、バックアップを見つけることが出来ず、ヒートスコア10.65で惜しくもここで敗退となった。
それでも今回、世界のトップ選手と戦い、最年少日本人サーファーとして5位入賞は大健闘。来シーズンに繋がる素晴しい経験を手に入れた。今シーズンはJPSAでルーキーながらランキング4位となり、ルーキーオブザイヤーも獲得。来シーズンは更なる上位を目指して活躍に期待したい。
明日はメンズのファイナルデイとなる見込み。
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オフィシャルサイト:
http://www.aspworldtour.com/events/2014/mlt/1028/gopro-world-longboard-championship-china