JPSA第3戦「夢屋サーフィンゲームス 田原オープン」はタフなコンディションで男女16強が決定

JPSA第3戦「夢屋サーフィンゲームス 田原オープン」はタフなコンディションで男女ベスト16決定 


タフなコンディションにチャージを繰り返した佐藤魁

 

2014年8月8日(金)愛知県田原市:JPSA ショートボード第3戦「夢屋サーフィンゲームス 田原オープン」は大会2日目。昨日は台風11号からのビッグスウェルがヒットするロコポイントで、プロトライアルがスタート。男子10名、女子6名の選手が本日のプロ本戦に駒を進めた。

 

ゲッティングアウトは堤防脇から

 

 

そして、北上を続ける台風11号の影響で、一夜明けた本日は、昨日より更にサイズアップ。ダブルオーバーのセットが入る非常にタフなコンディションへと姿を変えていた。選手ミーティングの後にコンテストは、男子のラウンド1からスタート。今後の台風の進路などを考慮しスケジュールを前倒して、男子ラウンド3と同時に、女子は堤防の手前でラウンド1をスタート。男女ともクオーターファイナルを戦うベスト16までに絞られた。

 

強靭な足腰を武器に勝ち上がったパワーハウス、塚本勇太

 

そんなタフなトリッキー・コンディションのなかで、セカンドシードの選手が登場するラウンド3を勝ち上がり昨日のトライアルからメインラウンドに進出していた、塚本勇太、中塩裕貴、関口真央の3名が見事JPSAプロ公認を獲得した。

 

悲願の公認資格を獲得した関口真央

 

また、ラウンド2から出場のカレントリーダーの辻裕次郎は、ラウンド3でエクセレントの8.17、そしてバックアップも7.17を揃え、本日のハイエストとなるヒートスコア15,34をマーク。ラウンド4でも6ポイントを2本揃えて、ヒートスコア12.75でクオーターファイナル進出を決めた。また、喜納海人も、ラウンド2のヒート3で、エクセレントの8.75、バックアップに6.50をマークし、ヒートスコア15.25をマークした。

 

タフで首尾一貫しないトリッキーなコンディションで番狂わせも発生。ラウンド1のヒート1に登場した昨年のグランドチャンピオンである大野修聖がまさかの敗退となった。

 

今年の辻裕次郎は一味違う。

 

 

女子では、昨日のトライアルから勝ち上がった川合美乃里が8.33のエクセレントをマーク。、バックアップも7.33を揃え、ヒートスコア15.66という本日の最高点をマーク。見事ラウンド2を勝ち上がり、JPSA公認プロ資格取得。また同じヒートを2位でラウンドアップした関口海璃も1年越しのプロトライアル合格を果たした。また先週千葉で行われてプロジュニアで優勝した田代 凪沙も7.50と6.00をマークして、ヒートスコア13.50 をマークした。

 

 

8.33のエクセレントをマークした川合美乃里

 

いよいよ明日は男女ともクオーターファイナルからスタート。大会主催者は、安全面を考慮し、台風の影響を見ながら、明日ファイナルまで行うことを視野に入れ、スケジュールを決定して行く。明日は5:30AM集合。

撮影:山本貞彦

 

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JPSAショート第3戦「夢屋サーフィンゲームス 田原オープン」は8月7日からスタート。

ライブ中継はこちら。http://www.namiaru.tv/ust/jpsa/

JPSAオフィシャルサイト:http://www.jpsa.com/

ロコポイントの大会会場
防波堤の遥か沖でブレイクする
佐藤魁はビッグウェイブのクリティカルセクションを攻める。
サイズのある波で輝きを増す喜納海人はQF進出
ラウンド4でヒートスコア10.10でクオーターへ勝ち上がった林健太
千葉のジュニアを制し、勢いのある田代凪沙
クオーターファイナル進出を果たした小林直海
このコンディションでは「波の選択と時間の使い方がカギ」と高梨直人
ヒート前に波を見つめる松下諒大と関口海璃
1位でクオーターファイナル進出を決めた第2戦の優勝者、仲村拓久未
安井 拓海はラウンド3で敗退。
クオーターファイナル進出を果たした川畑友吾
プロ資格を獲得したがラウンド4で敗退となった中塩裕貴

 

【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSAジャパンプロサーフィンツアー2014 ショートボード第3戦

夢屋サーフィンゲームス 田原オープン

期日:8/7~10
会場:愛知県田原市 赤羽根町大石海岸(ロングビーチ) 又は
赤西海岸(ロコポイント)※大会前日にHP上にて発表します
特別協賛:夢コーポレーション 株式会社