ASP-WCT第1戦「ロキシー・プロ・ゴールド・コースト」はベスト8が決定。

ASP-WCT第1戦「ロキシー・プロ・ゴールド・コースト」はベスト8が決定。


ステファニー・ギルモア(AUS)© ASP/ Cestari

 

クーランガッタ、QLD、オーストラリア-2014年3月4日火曜日:サムスン・ギャラクシーASPワールド・チャンピオンシップ・ツアー第1戦「Roxy Pro Gold Coast」は今日、3-4フィートの素晴しいコンディションで、クオーターファイナリストの8名が決定。ラウンド2から4までの3ラウンドが行われた本日。オーストラリアのステファニー・ギルモア、サリー・フィッツギボンズ、タイラー・ライト、そして、カリッサ・ムーア(HAW)、ビアンカ・ブュイティンダッグ(ZAF)とアメリカのコートニー・コンローグとレイキー・ピーターソンがクオーターファイナルを戦う。

 

5タイムASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンである、ステファニー・ギルモア(AUS)は、ラウンド2でルーキーのニッキ・ヴァン・ダイクに対し、バレルをメイク。更にプログレッシブなレール・ターンをブレンド。15.23をスコアして勝利を掴んだ。ラウンド3ではコートニー・コンローグ(USA)とページ・ハレブ(NZL)と対戦。パワー・ターンとバレルライドでクオーターへ勝ち進んだ。

 

「私はナーバスになっていて、来る波全てを掴みたいと思っていました。コートニー(コンローグ)は危険ですから、自分がそこで出来る全てをやらなければならなかった。全ての波、全てのターンで200パーセントを出しました。」

 

カリッサ・ムーア(HAW)© ASP/ Kirstin

 

今朝、自分のお気に入りのボードを折ったので少しナーバスでした。

 

君臨する2度のASPウイメンズ・ワールド・チャンピオン、カリッサ・ムーア(HAW)は、美しく破壊的なターンとカーヴィングの集中砲火で、攻め続けた。2011年にロキシー・プロ・ゴールド・コーストで優勝しているムーアは、パーフェクト寸前の9.90をスコア。ラウンド3では19.50をスコアして、今シーズンの好調さを伺わせた。

 

「今日、ウイメンズのイベントをゴーしてくれて本当に最高でした。いくつもファンタスティックな波がありました。」と、ムーアが言った。「今朝、自分のお気に入りのボードを折ったので、このラウンドは少しナーバスでした。ちょっと慌てましたけど、この板も調子良さそうです。波も最高でしたね。」

 

サリー・フィッツギボンズ(AUS)© ASP/ Cestari

 

サリー・フィッツギボンズ(AUS)はラウンド2で、トライアル勝利者でワイルドカードのキーリー・アンドリューとのタフな戦いを切り抜け、3人ヒートのラウンド3で、もう一つのエキサイティングなショーを披露。勝利をヒートのハイエスト・スコアを記録したレイキー・ピーターソン(USA)からうばい取った。

 

もう一人の対戦相手だったルーキー、アレッサ・クイゾン(HAW)はバックハンドで素晴しいパーマンスを見せたが、フィッツギボンズは安定感のある印象的なレール・ゲームでヒート勝利とクオーターファイナルへダイレクトに勝ち上がるチケットを手に入れた。彼女は再びピーターソンとクオーターで戦う。

 

「それは、本当に良いマッチアップでした。」と、フィッツギボンズが言った。「私たち(ピーターソンとクイゾン)の3人が一緒のヒートになるときは、いつもレベルを上げるためにチャージするんです。自分はゆっくりと調子を上げている感じです。このヒートを勝ち上がり、クオーターファイナルにスキップ出来たことは本当に素晴らしいと感じます。今シーズンの開幕戦。それは大事な1戦です。素晴しいサーフィンでなければ、その勝利は掴めませんからね。」

 

コートニー・コンローグ(USA)© ASP/ Cestari

 

昨年の自分を改善するため、たくさんの準備とトレーニングをしました。

 

今日の3ラウンドを戦ったコートニー・コンローグ(USA)は、非常に印象に残る素晴しいサーフィンを見せていた。ラウンド2では、今回のイベントでベストと思われるバレル・ライドでソリッドな9.50をマーク。さらに9.0でバックアップした。ラウンド3でも、ヒートのハイエスト・シングル・ウェイブ・スコアをマークするも、バックアップを見つけられず、ギルモアに次いで2位でフィニッシュした。ラウンド4では、彼女はポーリーン・アドゥ(FRA)をさっさと片づけ、クオーターファイナルで再びギルモアと対戦する。

 

YouTube Preview Image▲コートニー・コンローグの9.5バレル映像

 

「今日の自分のパフォーマンスには本当に満足ですね。」と、コンローグが言った。「多くのヒートで素晴らしいコンペティター達と対戦しました。用意された波を最大限に利用して、最高のショーを見せました。このオフ・シーズンには、昨年の自分を改善するため、細部までチューンした、たくさんの準備とトレーニングをしました。最高の気分で、クオーターファイナルが待ち切れないです。」

 

その他に、ディフェンディング・イベント・チャンピオンのタイラー・ライト(AUS)は、終了間際のソリッドなバレル・ライドでクオーターファイナル進出。ビアンカ・ブュイティンダッグ(ZAF)もASPウイメンズWCTルーキーのアレッサ・クイゾン(HAW)をラウンド4で下し、一連のバーティカル・クリティカル・スナップで8ポイント-ライドを連続してスコア。見事、初戦のベスト8に残った。

 

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イベントは、aspworldtour.comyoutube.com/ASPを通してウェブキャストされています。
(※今年の日本語放送は行われません。)

 

 

 

ロキシー・プロ・ゴールド・コースト・クオーターファイナル・マッチアップ:
クオーターファイナル1:ステファニー・ギルモア(AUS)対コートニー・コンローグ(USA)
クオーターファイナル2:カリッサ・ムーア(HAW)対マリア・マニュエル(HAW)
クオーターファイナル3:タイラー・ライト(AUS)対ビアンカ・ブュイティンダッグ(ZAF)
クオーターファイナル4:サリー・フィッツギボンズ(AUS)対レイキー・ピーターソン(USA)

 

ロキシー・プロ・ゴールド・コースト・ラウンド4結果:
ヒート1:コートニー・コンローグ(USA)12.83 def.ポーリーン・アドゥ(AUS)10.73
ヒート2:マリア・マニュエル(HAW)10.83 def.ページ・ハレブ(NZL)8.60
ヒート3:ビアンカ・ブュイティンダッグ(ZAF)16.77 def.アレッサ・クイゾン(HAW)12.93
ヒート4:レイキー・ピーターソン(USA)15.37 def.ディミティ・ストイル(AUS)6.64

 

ロキシー・プロ・ゴールド・コースト・ラウンド3結果:
ヒート1:ステファニー・ギルモア(AUS)16.34、コートニー・コンローグ(USA)14.84、ページ・ハレブ(NZL)5.83
ヒート2:カリッサ・ムーア(HAW)19.50、マリア・マニュエル(HAW)14.34、ポーリーン・アドゥ(FRA)10.64
ヒート3:タイラー・ライト(AUS)14.14、ビアンカ・ブュイティンダッグ(ZAF)9.20(、ディミティ・ストイル(AUS)8.43
ヒート4:サリー・フィッツギボンズ(AUS)14.43、レイキー・ピーターソン(USA)13.20、アレッサ・クイゾン(HAW)12.30

 

ロキシー・プロ・ゴールド・コースト・ラウンド2結果:
ヒート1:レイキー・ピーターソン(USA)13.43 def.アラナ・ブランチャード(HAW)11.04
ヒート2:マリア・マニュエル(HAW)14.33 def.ココ・ホー(HAW)13.00
ヒート3:サリー・フィッツギボンズ(AUS)12.24 def.キーリー・アンドリュー(AUS)7.30
ヒート4:コートニー・コンローグ(USA)18.50 def.ジョアン・デフェイ(FRA)9.83
ヒート5:ステファニー・ギルモア(AUS)15.23 def.ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)12.64
ヒート6:ビアンカ・ブュイティンダッグ(ZAF)10.66 def.ローラ・エネバー(AUS)9.33