フィリピン・ラウニオン州サンファン、ウルビズトンドビーチ(2026年1月23日金曜日) – ワールド・サーフ・リーグ(WSL)ラ・ウニオン・インターナショナル・プロ 最終日。本日もクリーンなコンディションをキープし、男子クオーターファイナルからスタートして男女ファイナルまで行われた。
この大会はWSLロングボード インターナショナル ・クオリファイ・イベントで、2026年WSLワールド・ロングボードツアーへの出場権をかけた戦い。この新フォーマットの大会の優勝者と2位の選手には、2026年WSLロングボードツアーのワイルドカードスポットが与えられる。

女子のセミファイナルでは、田岡なつみと井上楓はジンジャー・カイミとマラ・ロペスと対戦。井上楓はオープニングライドで6.00というハイスコアでヒートを開始。マラ・ロペスも5.50をスコア。
じっくりと波を待った田岡はインサイドまで繋がるセットの波を掴み、巧みなノーズライドのコンビネーションで7.00というハイスコアを叩き出す。
井上楓はバックアップを5.27としてトップに躍り出るも、乗るべき波を知っている田岡はバックアップを4.07として2位のポジションへ。後半に入り、ロペスが7.27というハイスコアをマークして、大逆転でトップとなり田岡はニード4.27で3位に押し出されてしまう。

残り時間は5分を切って田岡はインサイドボウルで波を捉え、ビッグフローターを決めるなどのコンビネーションで5.93をスコアして大逆転、トップに躍り出る。楓はニード6.76となり惜しくも3位で敗退。田岡なつみがファイナル進出を決めた。
女子ファイナルで田岡なつみは、キャッシュ・フーバー(USA)オフェリー・アー・クエン(FRA)地元14歳のマラ・ロペス(PHL)と対戦。ヒートは田岡が開始早々から5.0のライディングを決め、ヒートをコントロールした。それに対してフーバーも6.33をスコアして反撃。トップスコアを6.50に塗り替えてヒートを独走する。
残り時間10分を切り、オフェリーが5.23と4.87を揃えて逆転2位に躍り出る。しかし田岡はファイナルのハイエストとなる7.17 をスコア。更にラストライドでは5.07をスコア。2位のポジションを固めて準優勝。
今シーズンLTでは12位でリクオリファイを逃した田岡だったが、アジアLQSのトップランカーでLTクオリファイを獲得しており、今回はラウニオンとのダブル・クオリファイとなった。
田岡がアジアランクでクオリファするのか、ワイルドカードでのクオリファイになるかで、他の選手が繰り上げでクオリファイが決まる可能性が残されている。


日本男子の井上鷹はQFヒート4でベン・スキナー、トニー・シルバニといったベテラン選手とギャビン・イドーネと対戦。井上鷹は4.90を2.33でバックアップしてヒート前半をリード。
しかしスキナーが6.67をスコアしてトップに。更にバックアップを6.27まで上げてスタイリッシュでパワフルなサーフィンを披露。2位の井上もハング5からラウンド・ハウス・カットバックをきめ、5.50をスコア。2位のポジションを固める。
しかし、終了間際4位だったトニー・シルバニがラストウェイブで大逆転。井上鷹は惜しくも3位となり敗退。9位でフィニッシュとなった。





