カリフォルニア州ロサンゼルス(2025年11月18日火曜日) – ステファニー・ギルモア(AUS)は、8度の世界チャンピオンであり、史上最高のサーファーとして知られる。本日、彼女は2026年にワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップツアー(CT)に復帰することを発表した。
同ツアーは2026年で50周年を迎える。2022年に史上最多となる8度目の世界タイトルを勝ち取った後、2024年に競技から離れていたギルモアは、WSL CTシーズン・ワイルドカードを獲得した。これにより2026年CTへのフルタイム出場権が与えられる。
「2026年WSLチャンピオンシップツアーのワイルドカードを受け入れることになり、本当に嬉しく思っています」とギルモアは言った。「ここ数年は、休息を取りながら様々な探求や活動を楽しんできましたが、2026年にCT(チャンピオンシップツアー)に復帰し、ツアーで活躍する若手選手たちとどのように競い合えるか、今から楽しみにしています。

何よりも、再びこうした挑戦に臨む自分の姿を見られることにワクワクしています。
フルタイムでの競技から離れると、完全にスイッチを切ることができ、その状態に戻るのが難しいこともあるのですが、あのエネルギーと挑戦を再び感じられるのが楽しみです。そして何より、あの素晴らしいロケーションすべてに戻れることに、心からワクワクしています」


2005年、17歳のギルモアはロキシー・プロ・ゴールドコーストでワイルドカードとしてデビュー。地元スナッパーロックスの観客の前でCT初優勝を勝ち取った。2007年までにギルモアはチャンピオンシップツアーへのクオリファイを果たした。新人王と世界タイトルを勝ち取り、前人未到の8度の世界王者(2007年、2008年、2009年、2010年、2012年、2014年、2018年、2022年)の最初のタイトルを手にした。
CTイベントで34勝を勝ち取り、ケリー・スレーター(USA)に次ぐ記録を持つギルモアは、キャリア初期からCTを支配し、滑らかでフローな、しかし力強いレールサーフィンの新たな基準を打ち立てた。
チューブ内での驚異的な身のこなし、完璧なスタイル、そしてレイドバックしたハッピーゴーラッキーな姿勢から、ギルモアはサーファーの憧れの存在と見なされている。
しかし、2022年WSLファイナルズでのパフォーマンスが示すように、彼女はジャージを着る者なら誰にも引けを取らない粘り強さと不屈の精神を持ち、シーズン開幕時には大きな脅威となるだろう。

「ツアーでの日々を振り返り、好成績を収めた大会や自身のパフォーマンスを思い返すと、『あの時、もっと良いサーフィンができたはずだ』と考えるのです」とギルモアは続けた。
「一方でパイプラインやタヒチ、フィジーといった場所は、サーフィンをする上で非常にスリリングな場所です。
そうした場所で素晴らしい波に乗って競技できることは、まだ十分な結果を残せていないこれらの場所で好成績を収めるという自分にとっての目標の一部でもあります。スケジュール全体がとても楽しそうで、本当にワクワクしています」
フルタイム選手としての最後の2シーズン、ギルモアは東京2020オリンピックでオーストラリア代表を務め、2022年には信じがたい偉業を達成した。
5位から巻き返し、5ヒートを圧倒的な強さで制し、8度目のWSLワールドチャンピオンに勝ち取ったのだ。WSLチャンピオンシップツアーファイナルズフォーマットでこの偉業を成し遂げたのは彼女だけである。

その後、ギルモアはリップカールのチームメイトであるトム・カレン、ミック・ファニング、メイソン・ホーと共に「ザ・サーチ」で世界を巡りながら、リップカール×ステファニー・ギルモアのシグネチャーアパレルコレクションを2度発表している。
また、オーストラリアのロックンロール伝説スパイダーベイトのゲスト出演でステージに立つ一方、元CT選手仲間であるメイシー・キャラハン、ニッキー・ヴァン・ダイク、ディミティ・ストイル、ローラ・エネバーと共に新テキーラブランド「Cinca」を立ち上げた。
「この数年間、本当に素晴らしい機会を数多く与えていただきました。想像以上に充実した日々を過ごしております」とギルモアは言った。「ツアーに復帰し、年間スケジュールが明確になるのは嬉しいことです。これまでの経験も大変有意義でしたが、そろそろ日常的なルーティンに戻りたいと考えております。それがどのような結果につながるか、楽しみにしています」
ギルモアは2026年4月1日、自身が4度の優勝経験を持つ大会である2026年チャンピオンシップツアー第1戦「リップカール・プロ・ベルズ・ビーチ」で競技復帰を果たす。
詳細はWorldSurfLeague.comを参照ください。




