海への深い敬意とスピリチュアルな繋がり。オッキーのジャパンツアーに密着したスペシャル映像がついに公開。

サーフィン史にその名を刻むレジェンド中のレジェンド、“オッキー”の愛称で世界中のサーファーに愛されるマーク・オクルーポ氏が緊急来日

2025年9月17日(水)神奈川県藤沢市の「8HOTEL FUJISAWA」でのイベントを皮切りに、愛知県田原市で行われた「BILLABONG TAHARA PRO QS6000」のイベントに参加。エキシビジョン・マッチやサイン会、上映会などを行ない、多くの日本のファンとの交流を深めた。

 

 

そんなオッキーの日本での行動に密着した映像「“OCCY JAPAN TOUR 2025”」がビラボンジャパンのYouTubeチャンネルで公開になった。

映像では、TAHARA PROに出場する息子ジェイに帯同する姿をはじめ、日本の波と文化を堪能するオッキーの姿が収録されている。最後に彼は、日本の魅力、現代サーフィン界の厳しさ、そして彼自身の海への深い愛情について語っている。

 

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田原からの帰り道でファンなブレイクと遭遇したオッキー。photo:billabong:keita

 

 

「最高の旅だった」- 日本での特別な時間

 

 

オッキーにとって今回の来日は「間違いなく日本への最高の旅の一つだった」という。これまで訪れたことのない田原市などを巡り、日本の新たな一面に触れた。何よりもジェイの大会での姿を見守れたことが、彼にとって大きな喜びとなったようだ。

 

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息子へのエールと現代サーフィン界の現実

 

「息子は父親のようにワールドチャンピオンになりたいんだ」と語るオッキー。しかし、その道は自身が戦っていた時代よりも遥かに厳しいと指摘する。「僕がツアーにいた頃、本当に上手いサーファーは50人くらいだった。でも今のチャレンジャーシリーズには何百人もいるんだ」。そんな厳しい世界で戦う息子、そして全ての若手サーファーにとって最も重要なのは「運と、技を完璧に決めること」だとアドバイスを送る。

 

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引退後のサーフィン観「フリーサーフィンの方がもっと楽しめる」

 

現役を引退した今、彼のサーフィン観は大きく変化した。「昔は全てのサーフィンが大会の練習みたいだった」と振り返るが、現在は「全てがフリーサーフィン」。勝敗のプレッシャーから解放され、リラックスして純粋に波乗りを楽しんでいるという。「周りを見て、楽しむことができる。フリーサーフィンの方がもっと楽しめるよ」と穏やかな表情で語った。

 

横山泰介さんとのフォトセッションも逗子のサーファーズで行った photo:billabong:keita

 

海への深い敬意とスピリチュアルな繋がり

 

オッキーのサーフィン人生の根底にあるのは、海への計り知れない愛と敬意だ。「海を世界で最も大きな力として尊敬している」と語る彼は、海に入る際に独特の儀式を行うという。波の動きに合わせて海に入り、自然の力に身を任せる。

それは彼にとって、海と一体になるためのスピリチュアルな行為なのだ。「海の生き物から、朝日や夕日、美しい波まで。海の中ではたくさんの美しいものを見る。だから大好きなんだ」。

 

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日本のファンへ感謝のメッセージ

 

最後に、日本のファンへの感謝の言葉で締めくくった。「日本の人々は本当にスマートだと思う。食事の仕方、敬意を払う姿勢、文化、全てが素晴らしい。僕をサポートしてくれた皆さんに感謝したい。ここが大好きだし、また戻ってくるのが待ちきれないよ」。

レジェンドが見た日本の姿、そして変わらぬ海への情熱。彼の言葉は、多くのサーフィンファンにとって心に響くものとなっただろう。

 

 

A film by Zack Balang @zack_balang Music by @swans_jp https://linkco.re/Ga7G5Sgu?lang=ja Special Thanks @flex_dream @indxdesign @teamo.surf

 

 

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