男子トップシードが活躍。大原洋人はラウンドオブ32進出。チャレンジャー・シリーズ第2戦バリート・プロ2日目

バリート、クワズール・ナタール、南アフリカ(7月1日火曜日)– ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャレンジャー・シリーズ第2戦、バリート・プロ・プレゼンテッド・バイ・オニールは、風の影響を受けた2~3フィートの波の中で、男子のラウンドオブ64が終了した。ビゲスト・ラウンドを終え、選手はラウンドオブ32に進んだ。

ネクストコールは、7月2日(水)午前8時15分(GMT+1)日本時間7月2日(水)15時15分だ。

 

 

 

今年のマーガレット・リバー・プロでチャンピオンシップ・ツアー(CT)のミッドシーズン・カットをクリアできなかったサミュエル・プポ(BRA)が、チャレンジャー・シリーズに戻ってきて、リクオリファイに向けての決意を見せた。

チャレンジャー・シリーズの現チャンピオンは、ラウンドオブ64のヒートで、2つの大きなフォアハンド・ハンマーでエクセレント(10点満点中8.00)を獲得した。

 

 

サミュエル・プポ(BRA)WSL / Kody McGregor
サミュエル・プポ(BRA)WSL / Kody McGregor

 

「自分の前のヒートは、本当にスローだった」とプポは語った。「自分は、そこで何が起こっても対応できるように、オープンマインドで臨んだんです。最初は波がポンポンと来ていたので、それを活かして2つのクイックスコアをゲットしようと思いました。ジャクソンから距離を取るには波が必要だと分かっていたので、それをゲットしてうまくいった感じですね」

 

デイヴィッド・シルバ(BRA)WSL / Pierre Tostee

 

リクオリファイの舞台に戻った、元CTサーファーで2019年バリート・プロ勝者のデイヴィッド・シルバ(BRA)は、パワフルなバックハンド・アタックでエクセレントな8.00をスコアし、同じブラジルのマテウス・ハーディ、ルーカス・シルベイラエドガード・グロッジアとともにラウンドオブ32に進出した。

 

アディン・マセンキャンプが大勝、ルーク・トンプソン、マシュー・マクギリヴレイもアップ

 

アディン・マセンキャンプ WSL / Pierre Tostee

 

南アフリカのアディン・マセンキャンプは、素早いスタートを切り、最高の波を見つけて7.67、ヒート合計14.14(最高点20)を獲得し、バリートでのヒート初勝利を飾った。

 

「このスウェルの方向は確かに難しいね」とマセンキャンプは語った。「最高の波に乗れるかどうかがすべて。僕は、適切なタイミングで適切な場所にいて、リズムも良かった。この調子で続けていきたいですね。サーフィンは自己満足的なスポーツだけど、僕はもっと大きな目的のためにサーフィンをしている。僕の母親はがんと闘っているから、彼女を誇りに思うように、ベストを尽くしたいんです」。

 

 

南アフリカ出身のルーク・トンプソンは、ヒート勝利で21歳の誕生日を祝った。一方、マシュー・マクギリヴレイは、神経をすり減らすようなヒートを生き残り、バリートでの争いを続けることになった。

 

イーライ・ハンネマンWSL / Kody McGregor
アリウープを決めたインドネシアのブロンソン・メイディ WSL / Pierre Tostee

 

その他の注目すべきパフォーマンスとしては、オーストラリアのカラム・ロブソンジョージ・ピターカイアス・キングジャクソン・ベイカー、インドネシアのブロンソン・メイディ、ハワイのイーライ・ハンネマンシオン・クロフォードが、いずれも次のラウンドに進んだ。

 

がんばれ!日本!

 

西慶司郎と大原洋人 WSL / Pierre Tostee

 

男子ラウンドオブ64ではH1伊東李安琉、H2にはQS準優勝で勢いに乗る西慶司郎、H7大原洋人、H12加藤翔平が登場。

 

伊東李安琉は6.77 をスコアするもバックアップが見つけられずに敗退 WSL / Kody McGregor
QS準優勝で活躍が期待された西慶司郎だったが惜しくも敗退 WSL / Pierre Tostee
加藤翔平もここで敗退。 WSL / Kody McGregor

 

 

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スロースタートだった大原は、ヒート後半に5.90、さらにビッグセットを掴んでクリティカルな2ターンコンボで6.17をスコアして2位に浮上。追い上げるピーターソン・クリサント、モーガン・シビリックを抑え、地元のアディン・マセンキャンプに次いで2位で勝ち上がった。

 

大原洋人 WSL / Pierre Tostee

 

女子ラウンドオブ32がスタートすれば、H2池田美来、H2都築虹帆、H6都筑有夢路、H8野中美波。

 

男子は大原洋人だけとなりラウンドオブ32のH3でハワイのシオン・クロフォード、ブラジルのディヴィッド・シルバ、南アフリカ出身CTサーファーのマシュー・マクギリヴレイと対戦。

 

今回も日本サーフィン連盟強化部からコーチや撮影・分析のためのカメラマンを派遣し、現場で指導を行う。映像を見る限りでも日本の選手たちがチーム一丸となり一致団結して試合に挑んでる様子か伺える。

 

がんばれ!日本!

 

詳細については、WorldSurfLeague.comをご覧ください。