QS3000フィリップ・アイランド・プロが開幕。男女オープニングラウンドと女子プロジュニアR1が終了。

KaitoKurokawaPI2025WHS — 黒川楓海都© WSL / HS

フィリップ・アイランド、ビクトリア / オーストラリア（2025年3月17日（月）） – 2025年フィリップ・アイランド・プロの競技初日が、うねりがあり、風が強いコンディションの中、スミスビーチで開幕し、本日は男女のオープニングラウンドと女子プロジュニアが終了。

ワールド・サーフ・リーグ（WSL）クオリファイ・シリーズ（QS）3,000イベントには、ビクトリアに多数の国際的な選手が集結した。初日には、オーストラリアの新世代の選手たちが頭角を現し、次のラウンドへ勝ち上がった。

ニューサウスウェールズ州セントラルコースト出身のケイレブ・タンクレッド（AUS）は、久しぶりの試合復帰に興奮しながら海に入った。滑らかなスタイルと鋭いターンで、男子オープニングラウンドで最高得点となる20点満点中10.50点をスコアした。

「おそらく5年ぶりのヒート勝利です」とタンクレッドは言った。「フィリップ・アイランドに来られて興奮しています。このエリアが大好きなんです。6人で一緒に泊まってサーフィンして楽しんでます。あとでグランプリのサーキットに行ってゴーカートで遊ぶかもしれない。ヒートを勝ち抜くには良いヒートだったけど、ファーストラウンドでは常に緊張していました」

フィリップ・アイランドで開催された今シーズン3回目のWSLイベントに参戦したナタリー・フェンスム（AUS）は、女子プロジュニア・オープニングラウンドで2ウェイブ合計10.40という最高得点をマークし、緊張の気配を微塵も感じさせなかった。フェンスムはエクセレントなウェイブセレクションを披露し、フィリップ・アイランドのプロジュニア・クオーターファイナルに進出した。

ビクトリア州出身の期待の新人エリー・ハリソン（AUS）は、今週、QSとプロジュニアの両部門で優勝を狙う。彼女は今日、プロジュニア・クオーターファイナルへのスポットを確保し、素晴らしいスタートを切った。ハリソンは、スミスビーチのレギュラーの波で、彼女のトレードマークであるパワフルなレールゲームを披露し、トータル10.35ポイントを獲得した。

「波はかなりファンです」とハリソンは言いました。「ターンできる分厚いセクションもいくつかありますし、レフトとライトもたくさんあるので、いいヒートでした。フィリップ・アイランドに来られてとても嬉しいです。ここは本当に美しい場所で、このあたりをドライブして、すべてを満喫するのが大好きなんです。明日は家族も来るので、本当に素晴らしい1週間になるはずです。」

女子のQS3,000ラウンドオブ56では、フランスの金メダリストであるカウリ・ヴァーストの妹であるアエラン・ヴァースト（FRA）とナヒア・ミルハウ（FRA）が素晴らしいパフォーマンスを見せ、それぞれラウンドで最高得点のヒートスコアを記録した。