宮崎県の木崎浜と日向を舞台に2週連続で行われるWSL公認「The Open Surfing Miyazaki Series」の第1弾となる「QS3000 IBK宮崎プロ・WSLプロジュニア Presented by RASH」は大会3日目。
本日は南東のうねりがサイズアップし肩頭のセットが入るなか、オンショアが強まり、強い流れの入るトリッキーなコンディションで男子QSラウンドオブ32から開始。
その後は男女QSラウンドオブ16 、男女QSクォーターファイルまで行われ、明日のファイナルデイを戦う男女ベスト4が決定した。
男子QSラウンドオブ32では番狂せが続出。H1で地元宮崎の試合に活躍を期待されたCSサーファーの伊東李安琉がまさかの敗退。
H4では日向の13歳、宇野雅志が、大逆転で好調な小濃来波らを下しトップ通過。H5で安室丈がエクセレントの8.25を5.75でバックアップして14.00の高得点をマークして勝ち上がった。
岩見天獅や加藤翔平も高得点をマークする中で、優勝候補のパジャールことマデ・アリヤナがここで敗退となった。
女子QSラウンドオブ16では、H1で6.75をスコアしたCSサーファーの野中美波と松野杏莉がアップ。H2では都築虹帆と脇田紗良が松田詩野と川瀬心那を抑えてアップ。
今大会高得点を出している中塩佳那はH3で女子のシングル・ハイスコア6.00をマーク。H4で1位の松岡亜音がアップ、都筑有夢路がラストライドで大逆転で勝ち上がった。池田美来は惜しくもここで敗退となった。
男子QS ラウンドオブ16では、H1鈴木仁、矢作紋乃丞、H2稲葉玲王、渡邉壱孔、H3堀越力、安室丈、H4鈴木一歩、加藤翔平がクオーターファイナル進出。
QS3000女子のベスト4が決定。
マンオンマンヒートとなった女子QSクォーターファイルでは、H1のCSサーファー対決で野中美波が脇田紗良を下し、H2でCSサーファーの都築虹帆が松野杏里に圧勝。
H3で中塩佳那がオリンピアン都筑有夢路を下し、H4では前回の御前崎QS3000で優勝して勢いのあるCSサーファーの松岡亜音が大村奈央を下して明日のファイナルデイに駒を進めた。
QS3000男子ベスト4が決定。
男子QSクォーターファイルはマンオンマン(2人ヒート)。QFH1で鈴木仁がエクセレントの8.00をスコア。H2ではパリ五輪5位の稲葉玲王も7.25をスコアしてラウンドアップ。H3では加藤翔平が7.00をスコアしアップ、H4でCSサーファーの安室丈が明日のファイナルデイに勝ち進んだ。
「今大会の前半戦は何も出来なくて、今日のコンディションは自分が大好きな波で絶対にハイスコアを出せる自信がったので、落ち着かせて選ぶ波も切り替えたんです。そしたら上手くハマりました。」と鈴木仁が語った。
「1本目に7点というスコアを出せたので、安心して試合を運べたかなと思います」と稲葉が語った。
7.25の波ついては「ちょっと前に中塩(佳那)選手が乗った波がウォールのままインサイドまで入ってくる波だったので、それを見てアレかなと思っていました。小波の試合が続いていて、ダイエットが辛かったんですけど、今日は(3ラウンドやって)だいぶ痩せれたかなと思うんで、ハッピーです。」
明日はセミファイナルH1で稲葉と鈴木仁の一騎打ちとなる。
大会4日目2024年9月14日土曜日のスケジュールは、7:00ファーストコールの7:30 試合開始予定。
女子プロジュニアSF 1ヒート-2ヒート
男子プロジュニアSF 1ヒート-2ヒート
女子QS SF 1ヒート-2ヒート
男子QS SF 1ヒート-2ヒート
女子プロジュニア・ファイナル
男子プロジュニア・ファイナル
女子QS ・ファイナル
男子QS・ファイナル
ライブ中継:https://www.worldsurfleague.com/events/2024/qs/308/ibk-miyazaki-pro/main
https://www.worldsurfleague.com/events/2024/jun/314/ibk-miyazaki-pro-junior/main
大会特設サイト: https://theopensurfing-japan.com/