宮崎県の木崎浜と日向を舞台に2週連続で行われるWSL公認「The Open Surfing Miyazaki Series」の第1弾となる「QS3000 IBK宮崎プロ・WSLプロジュニア Presented by RASH」は大会2日目。
本日はSEのスウェルが入り胸前後のセットが入るなか、午後からサイドオンが吹き、流れの入るトリッキーなコンディションで男子プロジュニアのラウンドオブ32、女子QSラウンドオブ32、男女プロジュニアのQFが行われ、プロジュニアは男女ともベスト8が決定した。
男子プロジュニアのラウンドオブ32では、H1岩見天獅、木崎浜のローカル三木望未、H2酒井仙太郎、小濃来波、H3岡野漣、レジェンド・チャンドラー、H4ノア・アークフェルド、岩瀬裕哉、H5米山珠波瑠、マデ・アリヤナ、H6渡邉壱孔、宇野雅志、H7カラノエオ・デソト、佐藤利希、H8ブロンソン・メイディ、内藤澄海(スカイ)がラウンドアップ。
女子QSラウンドオブ32では、H1鈴木莉珠、都築虹帆、H2野中美波、川瀬心那、H3松田詩野、平田咲帆、H4脇田紗良、松野杏莉、H5松山黎音、松岡亜音、H6中塩佳那、芳田花瑚、H7池田美来、大村奈央、H8都筑有夢路、清水ひなたがラウンドアップを決め、ベスト16進出。
このラウンドでは中塩佳那がフォアハンドのソリッドなりエントリーを決め、ワンターンで6.00という最高得点をマーク。バックアップも揃え2桁のヒートスコアで圧倒的な強さを見せ付けた。
またパリオリンピックで活躍した松田詩野もバックハンドで5.50の高得点をマークして1位でラウンドアップ。笑顔でインタビューに答えた。
「点数になりそうな波が少なくて難しかったんですが、一発良いのが当てれる波を選べるように頑張って探しました。」と松田が語った。「二日前の練習も昨日の練習もこのような波だったので、ギャップがあったわけでは無いんですけど、試合だと20分という時間の中で波を探すというのが、あっという間なので難しかったです。
良い波にしっかり乗ることが大事だと思うので、その中で自分の調子とメンタルを合わせて行けたら良いなと思います。」
一方でアジアQSランク2位の佐藤李、2XJPSAチャンプの川合美乃里という優勝候補の二人がまさかの敗退という展開となった。
男子プロジュニアQFでは、H4でアジア・プロジュニア・ランキング1位のパジャールことマデ・アリヤナ(IND)と5位のブロンソン・メイディ(IND)が高得点をマークしてラウンドアップ。
圧倒的な存在感で、インドネシアの次世代を牽引するブロンソン・メイディ(IND)は大会ハイエストの8.00を6.00でバックアップ。2本ともテールハイのエアリバースのワンマニューバーで14.00という今大会のハイエストトータルを叩き出した。
他にH1岩見天獅、岩瀬 裕哉、H2小濃来波、ノア・アークフェルド、H3渡邉壱孔、佐藤利希もセミファイナルに駒を勧めた。
女子プロジュニアQFでは、H1中塩佳那、清水ひなた、H2松野杏莉、鈴木莉珠、H3池田美来、庄司梨花、H4川瀬心那、松岡亜音がラウンドアップ。セミファイナル進出を決めた。
このラウンドでは、川瀬心那がバックハンドでのストレートアップのオフザリップで5.00をスコア。
QSランキング2位でジュニア・ランキング4位の佐藤李は、ジュニアでもここで敗退。厳しい結果を強いられることとなった。気持ちを切り替えて日向で巻き返しを見せてほしい。
大会3日目2024年9月13日金曜日のスケジュールは、7:00ファーストコールで7:30 試合開始予定。
男子QSラウンド32(H1-8)
女子QSラウンド16 (H1-4)
男子QS ラウンド16(H1-4)
女子QSクォーターファイル(H1-4)2人ヒート
男子QSクォーターファイル(2人ヒート)はスタンバイバイ
ライブ中継:https://www.worldsurfleague.com/events/2024/qs/308/ibk-miyazaki-pro/main
https://www.worldsurfleague.com/events/2024/jun/314/ibk-miyazaki-pro-junior/main
大会特設サイト: https://theopensurfing-japan.com/