明日のファイナルディを戦う男女ベスト4が決定。WSL男女QS3000「whitebuffalo OMAEZAKI PRO」大会4日目

WSL Asia / Men‘s &Women’s QS3000「whitebuffalo OMAEZAKI PRO」はDAY-4。今日は男子のラウンドオブ16からスタートし、続けて女子のクォーターファイナルへ。

ここからマンオンマンで1ヒート25分は変わらず。その後は男子のクォーターファイナルを行って本日のスケジュールは終了。セミファイナルからは明日の最終日に行うことがコールされた。

 

静岡県御前崎ロングビーチの会場は晴れ。風はサイド。波はコシハラというサイズ。上げが朝の7時半で、引きは午後1時過ぎという潮回り。まだ朝は良かったものの、引きに向かいプアーなコンデイションへ。波数もさることながら割れづらくなりなり、厚めのワイドという感じ。

 

ミドルで厚くなってフラットになるところから、つないで当てるか。もしくは張る波を選んで技数を入れるか。スープでも最後まで走って走って、インサイドで当てて終わればまだ点がつく。潮の時間でコンディションが変わるから、選手は相当苦労する展開となった。

 

長沢侑磨
新井洋人

まずは男子から。ラウンドオブ16をからクォーターファイナル。ヒート1で長沢侑磨が今日のシングルハイスコアの8.00ポイントを出した新井洋人を倒してラウンドアップ。

 

仲村拓久未
伊東李安琉

ヒート2では仲村拓久未がラウンドオブ16で、トータルハイスコアの13.60(6.50 + 7.10)ポイントを出したCS選手の伊東李安琉に対し、前半にポイントを稼いで、左で一人待つ伊東にプレッシャーをかけての作戦勝ち。

 

渡邉壱孔
小濃来波

ヒート3は堅実な攻めを見せた小濃来波に対し、トリッキーながらメイクした渡邉壱孔が勝ち上がり。

 

小林桂
西慶司郎

ヒート4は先攻の小林桂に対し、僅差ながら追い上げたCS選手の西慶司郎。西は一度上がって、会場左のバンクに移動するも、小林もすかさず左へ移動して、最後までプレッシャーをかけてセミファイナルへ進出。

 

男子ベスト4

長沢侑磨
仲村拓久未
渡邉壱孔
小林桂

 

男子は長沢侑磨、仲村拓久未、渡邉壱孔、小林桂のベスト4が出揃った。

 

松岡亜音
鈴木莉珠

 

女子のクォーターファイナルのヒート1はCS選手の松岡亜音鈴木莉珠。ここは松岡が波を見極めてポイントを加算。鈴木も後半にレフトの波でクリティカルに攻めて、松岡を超えるヒートハイエスト6.40ポイントで追いかけるが、バックアップが足りずここで敗退。

 

野中美波
佐藤李

 

ヒート2は波がプアーな中、CS選手の野中美波佐藤李の対戦。見せ場は野中がつかんだセットの波でバーティカルに当てこんで、シングルハイエストとなる8.00ポイントを獲得。バックアップも6.75ポイントでトータル14.75ポイントで、佐藤李をコンボに追い込む展開に。佐藤は最後にコンボを外すも、ここでタイムアップで野中の完勝。

 

中塩佳那
都筑有夢路

 

ヒート3はCS選手の都筑有夢路 中塩佳那。ヒートのハイポイントは都筑の7.00ポイント。バックアップを3点で揃えて、トータル10点で試合をリード。しかし、中塩がレフトの波での演技で7.90ポイント出して逆転で、都筑を追い込む。この後はポテンシャルのある波が入らず、そのまま中塩がラウンドアップ。

 

池田美来
芳田花瑚

 

ヒート4は地元御前崎の池田美来に対するは、芳田花瑚。波も波でワイドで速めの崩れる波。池田は来る波、来る波にトライして試合をリード。対する芳田は波を決めきれずに、中途半端な攻めでポイントは伸びすここで敗退。

 

女子ベスト4

松岡亜音
野中美波
中塩佳那
池田美来

 

これで女子は松岡亜音、野中美波、中塩佳那、池田美来のベスト4が確定した。

 

明日のDAY-5が大会最終日。 8:30AMにファーストコール。9:00AMスタート予定。男子 セミファイナル→女子セミファイナル→男子ファイナル→女子ファイナルの予定。優勝は誰の手に!

 

 

ライブはこちらから。
https://www.omaezakipro.com/live/

大会HP
https://www.omaezakipro.com/

WSL
https://www.worldsurfleague.com/events/2024/qs/309/whitebuffalo-omaezaki-pro/main

 

WSL Asia / Men‘s &Women’s QS3000「whitebuffalo OMAEZAKI PRO」

日程:2024年9月4日(水)~9月8日(日)
場所:静岡県御前崎市ロングビーチ
主催:WSL御前崎プロ実行委員会
共催:WSL/ASIA(APAC)
後援:静岡県、御前崎市、御前崎市商工会、御前崎市観光協会
協力:日本サーフィン連盟静岡2区支部、御前崎ローカルサーフコミュニティ、御前崎スマイルプロジェクト、NPO法人サーフアンドシー

 

[ 駐車場について ]

会場は一般の駐車スペースが限られていますので、臨時駐車場をご利用ください。また、土、日曜日には専用シャトルバスも運行します。

①臨時駐車場(御前崎渚の交番 横)
・大会期間中 9/4~9/8 8:30~17:00
   ・会場より徒歩15分程度
https://maps.app.goo.gl/bLYyWJQs37yWF2aBA

②シャトルバス(マリンパーク御前崎)*会場まで5分、2台でピストン運行
・9/7(土) 8:30~16:30終発
   ・9/8(日) 8:30~15:30終発
https://goo.gl/maps/buW4tEnNEq9AB8S9A

 

朝一の練習は欠かさず、いつも笑顔の池田美来。今年は試合のノウハウを吸収して、海外でも結果も残す。

ジャッジブースから望む御前崎ロングビーチ。

今日のビーチクリーンのスポンサーである「蝶理株式会社」は繊維・化学品・機械の複合型専門商社。「波乗りジャパン」のスポンサーでもあり、競技サーフィンを応援してくれています。https://www.chori.co.jp/

ビーチクリーンで満面の笑顔の仲村拓久未と岡野漣。

両手にいっぱいのゴミを拾ってきた長沢侑磨。

ビーチクリーンの後はサイン会。ポスターやTシャツ、タンブラーにサインしてもらおうと長蛇の列ができていました。

参加した選手は、松田詩野、野中美波、中塩佳那、小林桂、渡邉壱孔、松岡亜音、池田美来、高橋花音、佐藤李、仲村拓久未、岡野漣、長沢侑磨の12人。

試合が終わると、選手に駆け寄るキッズたち(芳田花瑚)

会場の横では「榛原高校生企画ティラノレースin御前崎」が開催。ティラノサウルスの着ぐるみを着てかけっこで勝負と大盛り上がり。

フリースタイルフットボールのYu-toがサーフィン会場に登場。見事な足さばきで会場の観客を魅了した。

今日は行政、ジャッジ、スタッフすべての関係者が揃って、懇親会も行われ交流を深めた。

NPO法人の「Surf & Sea」ではビーチクリーンなどの「機会」と海の大切さや活かし方の「知恵」を学ぶ場を提供。楽しみながら、海や自然を大切にする活動を行う。https://surfandsea.org/

「株式会社TOKAI」では乾燥機やウォーターサーバーの展示。https://www.tokai.jp/

「 Pagurus Nature&Camp鹿島」では生ビール、かき氷などを提供。https://www.pagurus-kashima.com/pagurus-kashima

「海風農園・海風茶屋」では削りいちごを販売。

 

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