現地時間8月18日、インド洋に浮かぶ楽園、モルディブのコークスにて、アジアサーフィン連盟(Asian Surfing Federation:ASF)主催『ASF ASIAN SURFING CHAMPIONSHIPS 2024』アジアサーフィン選手権大会がスタートした。
昨日は開会式が行われ、出場国が自分たちの国の砂を持ち寄るサンドセレモニーでは、東京オリンピックの会場となった釣ヶ崎海岸の砂を池田美来が容器に流し込み、渡邉壱孔が日本の国旗を掲げた。
昨年の大会で圧倒的な強さを見せて、男女とも団体優勝。アジア選手権で圧倒的な勝利を成し遂げた波乗りジャパン。
今大会は、2026年に日本で開催されるアジア競技大会(2026/愛知・名古屋)、サーフィン競技の選考大会となっており、アジアの国々も
出場権(枠での出場権)獲得に向け、強力な布陣で参加。全力で挑む大会となっている。
オープンメンズのラウンド1からスタート。H1に渡邉壱孔が登場。昨年オープン4位、U18優勝の結果を残し、2大会連続で表彰台を目指す渡邉壱孔。
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対戦相手となった昨年オープンメンズで優勝したインドネシアの ダニー・ウィディアントが、2本の6ポイントをスコアしてヒートをリード。渡邉は波とのリズムが合わずに厳しい戦いを強いられるも、後半にエアリバースをメイクするなどしてスコアを伸ばし、2位でラウンド3へ勝ち上がった。
H8では足立海世が登場。足立はスタートから7.33をスコア。しかし、バックアップがない足立はヒート終盤2位を強いられる展開。
ラストライドではバレルライドを披露し、エクセレントの8.27をスコアした足立は、インドネシアのマデ・ジョイを逆転して、トップでR3へラウンドアップを決めた。
オープンメンズのラウンド1がH11から再開されれば、H16に金沢太規が登場する。
今回2年連続出場の選手も多く、渡邉壱孔は昨年オープン4位、U18優勝の結果を残し、2大会連続で表彰台を目指す。
またU18で髙井汰朗は3位、足立海世は4位、そして女子ではU18で3位、オープンで準優勝だった池田美来が更なる上位入賞を目指す。
今回初参加の金沢太規、松野杏莉、石井有紗、馬場心の活躍にも期待したい。
また今回は前回の大村奈央プロに代わり河村海沙プロがコーチとして帯同し、波乗りジャパンをサポートする。がんばれ!日本!
<波乗りジャパン日本代表選手>
OPEN MEN:R1-H1渡邉壱孔、H8足立海世、H16金沢太規
OPEN WOMEN:R1-H1松野杏莉、H5石井有沙、H8池田美来
U18boys:R1-H1足立海世、H8高井汰朗
U18girls:R1-H1石井有沙、H4馬場心
監督:大石純也
コーチ:河村海沙
メディカル:前原優湖
※メディカルのみ別日出発