元CTサーファーであるコロへ・アンディーノの『Two Percent』。友人であり、映画監督のジェイコブ・ヴァンダーワークと共に、地元サンクレメンテのキッズ、グロムをフックアップすることから始めたのが、このプロジェクトだ。
今やサーフブランドは大手の企業グループに買収され、世界市場で均一化されている。
グローバルなサーフカルチャーとリアルなサーフィンを体現することが、本物のサーフィンだと考えるコロへは原点に立ち返り、この『Two Percent』を新たに立ち上げた。
このプロジェクトが掲げるのは、次世代のサーファー育成だ。サーフィンの楽しさを広く伝えるだけでなく、サーフィン文化や歴史の伝達・継承も含む。そのためにサーフフィルム製作に加え、コミニティイベントなども多く開催している。
その『Two Percent』が制作した最新サーフムービーが「Hijinx」。ワールドプレミアが日本は4都市(静岡、千葉、東京、宮崎)で開催される。最初に選ばれたのが、静岡県牧之原市。
BEWETライダーがコーチング「U18 Elite Program」
ここには「静波サーフスタジアム」があることで、午前中にはBEWETによるエントリーフリーで「U18 Elite Program(参加者 24名)」も行われた。
BEWETライダーでもあるコロへ・アンディーノを筆頭に辻裕次郎、加藤嵐、村上舜、川畑友吾、須田喬士郎が、1本波に乗るたびに一人一人に丁寧にレクチャー。さらに「静波サーフスタジアム」では、通常では体験できない特別な波も用意され、子供たちにとってスペシャルな時間となった。
「FlyHigh Showtime」
午後にはUSAチームのルーク・ワイラー 、ヘイデン・ロジャース、コール・マカフレー、ビッグ20も参加し、全員で「FlyHigh Showtime」というセッションも行われた。
プールサイドからのシューティングに加え、川畑友吾が追い撮りするなど撮影もエキサイティング。エアリアルが成功すると、歓声が上がり大盛り上がりとなった。
そして、午後4時からは静波サーフスタジアムの近くにある JACK OCEAN SPORTS にて、待ちに待った「Hijinx」を公開。
こちらには子供から大人まで多くの観客が集まった。映像には来日したメンバーの他にジェット・シリング、タロウ・ワタナベなどの今が旬のライダーも参加。
とんでもないエアリアルからビッグウェイブでのチューブと個性あふれるライディングに、会場は釘付けとなった。
興奮冷めやらぬ中、上映会が終わると質問タイム。子供達からサーフィンが上手くなるためには?大会で緊張しないためには?など、試合に関して多くの質問が上がった。コロへは「たくさんサーフィンすること。楽しんでやるんだ」とアドバイスを送った。
「『Two Percent』は単なるブランドではなく、敢えて言うならムーブメント。この映像からサーフィンの本質を伝えたい。」とコロへ・アンディーノは話す。
「SNS万能時代に左右されることなく、サーフィンが自身の表現であることを思い出して欲しい。そして、素晴らしい海という環境を守り、そこはみんなで楽しむ場所だということも。このサーフムービーを観た人が、少しでもそれを感じてもらえたら嬉しい。楽しんで海に入りましょう!」と、みんなに語りかけた。
続いて、日米トップライダーによるサイン会も行われ、「Hijinx」のパンフレットや色紙、サーフボードなどにそれぞれのサインが書き入れられた。そのサイン後は各々のスマートフォンでの記念写真の撮影も行われ、静岡 牧之原でのイベントは笑顔で幕を閉じた。
8月19日から『Two Percent』クルーは千葉、東京、宮崎と日本を周る。ぜひ会場に足を運んで、コロへ・アンディーノが言う「サーフィンとは何なのか?」を、その目で確かめて欲しい。
スケジュール
8月19日 千葉県一宮町 ペンションサードプレイス
8月20日 東京都 Amazon Music Studio & Saturday’s NYC 代官山
◾️Amazon会場は、若干名空席あり、本日(8/19)13時までにお問い合わせください。0422-47-7451サンコー:担当 生澤
8月22日 宮崎県青島 ピクニッククラブ
[ATHLETE]
日本:辻裕次郎、加藤嵐、村上舜、川畑友吾、須田喬士郎
USA:Kolohe Andino, Luke Wyler, Hayden Rogers, Cole McCaffray, BIG20
BEWET
https://www.bpd21.com/wetsuits/
静波サーフスタジアム
https://www.surfstadium-japan.co.jp/
JACK OCEAN SPORTS
https://www.jack-surf.com/
牧之原市役所
https://www.city.makinohara.shizuoka.jp/