サーフシティ・エルサルバドル・プロ Presented by Coronaで女子セミファイナリストが決定。

ベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW) © WSL / Aaron Hughes

プンタ・ロカ、ラ・リベルタッド、エルサルバドル(2024年6月8日土曜日)-ワールド・サーフ・リーグ(WSL)2024チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第7戦であるサーフシティ・エルサルバドル・プロ Presented by Coronaは大会3日目。

 

Highlights Day 3 // Surf City El Salvador Pro Presented By Corona 2024

 

今朝、女子のクオーターファイナルがプンタ・ロカで開催され、トップ5候補全員が3~4フィートのコンディションの中、ラインナップに戻ったが、風と潮の影響で競技は一時中断となり、結局この日はオフとなった。

 

ベティルー・サクラ・ジョンソンが世界No.1のブリサ・ヘネシーを圧倒、イエロー・リーダーズ・ジャージが入れ替わる

 

ベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW) © WSL / Aaron Hughes

ブリサ・ヘネシー(CRC)は、僅差ながらイエローリーダージャージでエルサルバドルに入り、ベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)との激しいクオーターファイナルを演じた。

 

サクラ・ジョンソンは、世界No.1を相手に臆することなく、フォアハンド・アタックでパワフルなパフォーマンスを披露し、ヒート・トータル13.26(20点満点)をスコアし、11.43をスコアしたヘネシーを退けた。

 

ベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW) © WSL / Aaron Hughes

 

「イエローのブリサ(ヘネシー)は、信じられないようなサーファーで、あのヒートに入って、もっとスマートにならなければと思いました」とサクラ・ジョンソンが語った。

「第1ラウンドの最初のヒートで彼女にやられたから、彼女を返り討ちにしたかったんです。シンプルに戦いたかった。私とコーチのロス(・ウィリアムズ)は超慎重に、スマートに、プレッシャーがないようなサーフィンをしようと話していたんです。ここ2、3戦は確かに荒削りだったから、それを修復して自分のボードに集中できて嬉しいです」。

 

ガブリエラ・ブライアン、WSLファイナル5争いに名乗りを上げる

 

ガブリエラ・ブライアン(HAW)© WSL / Aaron Hughes

ガブリエラ・ブライアン(HAW)の強烈なパフォーマンスは、カレント3位のモリー・ピックラム(AUS)を退け、トップ5を揺るがす結果となった。ブライアンは8.33(10点満点)の素晴らしい演技で2年連続のセミファイナル進出を決め、ランキングを6位に上げ、ワールド・タイトル争いに食い込もうとしている。

 

ガブリエラ・ブライアン(HAW)© WSL / Aaron Hughes

 

「最初のエクスチェンジで勝って、良いスタートを切りたかったんです。それができて嬉しいです」とブライアは語った。

「6点台のライディングを2本連続で決め、その後はもっと良いスコアが欲しかったので待つしかありませんでした。最後の8点で落ちなくて本当に良かった。プロ・サーファーとして、同い年のモリーと一緒に、ワールド・ベスト・ウェイブでサーフィンをする夢のような日々です」。

 

キャロライン・マークスがプレッシャーをはねのけ、ケイトリン・シマーズがファイナルデイに再浮上する

 

キャロライン・マークス(USA)© WSL / Aaron Hughes

 

クオーターファイナル4では、現在ランキング4位のジョアン・ディフェイ(FRA)と、WSLチャンピオンのキャロライン・マークス(USA)のヘビー級対決に注目が集まった。

 

エリミネーション・ラウンドでは、マークスは絶好調で、パワフルなバックハンド・アタックを武器に、最も重要な場面でプッシュし続けた。そして今、マークスはトップ5入りとエルサルバドルのタイトル防衛のチャンスを掴み始めている。

 

 

「ランキングを考えると大きなヒートでしたけど、 年末を見据えると、どのヒートもビッグヒートになる」とマークスは語った。

「1ヒート、1ヒート、一瞬一瞬がいかに重要かを痛感していて、あのヒートでサーフィンをするのが本当に楽しみでした。

あいにく、風と潮が少しファンキーになってしまったけど、スタートはいいセットがいくつかあったし、プライオリティーのリズムに乗れたので、ただただストークしています」。

 

ケイティ・シマーズ(USA) © WSL / Aaron Hughes
ケイティ・シマーズ(USA) © WSL / Aaron Hughes

世界ランキング2位のケイティ・シマーズ(USA)は、クオーターファイナル1で7位のタティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA)に勝利し、この日をスタートさせた。ヘネシーが敗れたため、シマーズはタヒチに続いて再び黄色のリーダージャージを着てリオに向かう。

 

ネクストコールは現地時間6月9日(日)午前6時15分で、6時35分スタートの可能性がある。現地時間の 2024年6月9日6時35分 は、日本時間の 2024年6月9日21時35分です。

 

サーフシティ・エルサルバドル・プロ Presented by Corona 女子クオーター・ファイナル結果:

HEAT 1:ケイトリン・シマーズ(USA)13.83 DEF. タティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA)10.10
HEAT 2:ガブリエラ・ブライアン(HAW)15.16 DEF. モリー・ピックラム(AUS)12.10
HEAT 3:ベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)13.26 DEF. ブリサ・ヘネシー(CRC)11.43
HEAT 4:キャロライン・マークス(USA)11.93 DEF. ジョアン・ディフェイ(FRA)11.84

 

女子セミファイナル・マッチアップ:

HEAT 1:ケイトリン・シマーズ(USA)対ガブリエラ・ブライアン(HAW)
HEAT 2:ベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)対キャロライン・マークス(USA)

男子クオーターファイナル・マッチアップ:

HEAT 1:ジョアオ・チアンカ(BRA) vs. ガブリエル・メディーナ(BRA)
HEAT 2:ジャック・ロビンソン(AUS) vs. ヤゴ・ドラ(BRA)
HEAT 3: ジョン・ジョン・フローレンス(HAW  vs. クロスビー・コラピント(USA)
HEAT 4:マシュー・マクギリブレイ(RSA) vs ジョーディ・スミス(RSA)

 

 

 

オフィシャルサイト:

Surf City El Salvador Pro

Presented By Corona

Punta Roca, La Libertad, El Salvador