クリード・マクタガート、ジャリーサ・ビンセントたちが緊急来日。彼らのアーティストとしての素顔に迫る。

クリード、ジャリーサ、ZACK BALANG、ルカ

トップフリーサーファーでありアーティストであるクリード・マクタガートとジャリーサ・ビンセント、そしてフィルマーのザック・バランとルカ・R が緊急来日。

 

浜松での上映会を皮切りに、藤沢、そして最終目的地の横浜の「GREENROOM FESTIVAL 2024 」では、彼らのアートを展示、ライブペイントも行われ「ビラボンKnowTheFeeling JAPAN TOUR」が大盛況で幕を閉じた。

 

 

ツアーは、5/17(金)の浜松のBLACK&SILVER を皮切りに、5/22(水)には藤沢の8hotel藤沢、そして最終目的地は、5月25(土) 26(日) 横浜赤煉瓦倉庫で開催される「GREENROOM FESTIVAL 2024 」でクライマックスへ。

 

「GREENROOM FESTIVAL 2024 」では、アートコンテナにビラボンブースが登場。そこにツアーで使用したワンボックスを展示して、車に彼らによるライブペイントを行った。またアートギャラリーには4名それぞれのアート作品を展示。個性溢れる作品に注目が集まった。

 

 

クリード・マクタガート

 

CREED MCTAGGART

 

オーストラリアを拠点に活動するプロサーファー、ミュージシャン、アーティストのクリード・マクタガート。プリミティブな画風を追求し、暗いイメージと鮮やかな色彩を対比させ、並置することで、見る者を挑発する。

サーファー&ミュージシャンからアーティストへ変遷は、クリードにとって彼のユニークなスタイルが解きほぐされていく。

 

 

 

 

自分が住んでいる場所とは全てが違うので、別の星に来たみたいな気分でした。

 

 

「今回の日本は3回目だね。9年前にビラボンのロードトリップ・ムービー「Real Axe」で日本に来ました。その時は大橋海人と一緒だった。今回も楽しかった。ノンストップで楽しいことをたくさんやったよ。

 

波は小さかったけど、本当に素晴らしい人たちに会いました。日本は最高。本当に楽しかった。日本の人は本当にフレンドリーで、カルチャーは素晴らしい。食事も最高で、トイレがクールだよね。

 

自分が住んでいる場所とは全てが違うので、目からウロコです。違う星に来たみたいな気分でした。

 

絵を描き始めたのは2年前。それまでずっとミュージシャンで自分のアートのルーツは何なのかは知りません。考えたことはあったけど分からなかった。

 

なぜかわからないけど、大胆な色使いに惹かれるんです。そして、自分の絵の多くは、エモーショナルで個人的な経験だったり、感情を顕にしたもの。子供の時の経験だったりを題材にしたものが多いです。

 

 

ジャリーサ・ビンセント
ペインティングでは、主に油絵の具と木炭を使い、ロマンチックで幻想的な世界を創造。光と影、昼と夜、生と死からインスピレーションを得ている。

 

JALEESA VINCENT

 

25歳のジャリーサ・ヴィンセント。オーストラリアのバイロンベイの近くに暮らし、プロのフリーサーファー、アーティスト、ミュージシャンとして活動している。

 

今回が初来日のジャリーサは「みんな凄く優しくて、素晴らしいカルチャーがある日本が大好きにになりました。またすぐ戻ってきたいですね。今回のツアーでたくさん友達を作れたし、食べ物が最高でした」と日本について言った。

 

 

ただサーフィンをして、アートを作って、自分のやりたいことを楽しもうと決めたの。

 

 

「私は生まれながらにクリエイティブなものを持っていて、母も洋裁とかをやっている人でした。だから、そんな母からは欲しいものがあったら自分で作りなさいと言われて、その経験から絵だけではなく、ジュエリー、彫刻、キャンドルホルダー、ドリームキャッチャーとか編み物などをやっていて、全体としてクリエイティブなことが好きなんです。」

 

「サーフボードブランドも持っているんですが、女性のためのプリティな可愛いサーフボードカンパニーを作りたかったんです。シェイプもエリス・エリクソンに習っていて、まだ始めたばかりなんですけど。いまは主にエリスと一緒にボードをデザインして、最後に私がアートを加える感じですね。」

 

「若い頃、コンペティションをやっていました。 サーフィンを職業にするのが夢だったんだけど、女の子でフリーサーファーなんていなかったから、そういう選択肢はないと思って。 それで競技サーフィンを辞めました。

 

プロサーファーになるのはやめたけど、ただサーフィンをして、アートを作って、自分のやりたいことを楽しもうと決めたの。 そして、ビラボンがフリーサーファーとして私のスポンサーになりたいと言ってくれたんです。」

 

 

ZACK BARANG

 

ZACK BALANG

 

画家、フィルムメーカー、フォトグラファー、イラストレーター。東京都出身。オーストラリア・バイロンベイ在住。即興でプリミティブかつエナジティックに主に抽象画、壁画等を制作する。

 

今回の展示作品も全て僅か1ヶ月ほどで完成させたという。今回はオーストラリアのリサイクルショップで見つけたものを使って描いた。見た時に元気が出るようなものを描きたいと思っている。

 

2014年にバイロンのSurf Festival フィルムコンテストにて優勝。それをきっかけにバイロンベイ周辺のサーフィンやアート、活動家達のドキュメンタリー、企業のブランディングを撮り続けた。

 

コロナ禍で行動を制限されたローカルサーファー達のライフスタイルを3年間に渡り録りまとめたサーフムービー「RIDING THE WIND」を2023年、発表。今回のジャパンツアーで上映会も行い、クリード、ジャリーサたちのツアーを牽引した。

 

 

LUKA-R

 

LUKA R

 

ジャリーサのボーイフレンドであるルカR。彼女の映像制作にも力を入れている。映画、絵画、彫刻、音楽、執筆、野生動物のドキュメンタリーを通して自分自身を表現。母なる自然にインスパイアされている。エモーショナルなプロセスを楽しんでいる。時にはクリエイティブな活動が瞑想となる。

 

上映会、アートショー、そしてサーフィンを通じて、実際にいろいろ感じていこう! というコンセプトの “KnowTheFeeling JAPAN” TOUR。

浜松の上映会の後、急遽 ナカムラタクミの地元 伊勢志摩へ弾丸トリップ。日本の文化、サーフカルチャー、そして地元の方々との触れ合いを満喫しながらのサーフトリップ! 是非ご覧ください。