ウジュン・ボカール、クルイ、南スマトラ/インドネシア（2024年5月28日火曜日）-WSLアジア・リージョン男女QS5000＆プロジュニア「Krui Pro」大会初日は、予報通りのスウェルがウジュン・ボカールのプライマリー・ロケーションを揺るがし、マッシブなノンストップ・セットがはるか水平線までブレイク。
そのためバックアップ会場のクルイ・レフトに移動し、プロ・ジュニアが3～4フィートのパーフェクト・レフトで、男子と女子の両ディビジョンでセミファイナリストが決定した。
膝の怪我から復帰し、その後リハビリを続けていたブロンソン・メイディ（INA）は今日のパフォーマンスで完全回復を証明。ラウンドオブ32のH3で2本のエクセレントスコアをマークし、2ウェイブ・トータル16.17（20点満点）を記録。
そしてクオーターファイナルのヒートでは、長いバレルライドをメイクし7.83をスコアし、3位からトップに躍り出てセミファイナル進出を決めた。
男子ジュニアは、岩見天獅が試合前の練習中にエアの着地で足を強打するアクシデントが発生。QSに出場するために大事をとってジュニアは欠場することを決断した。
男子プロジュニア・ラウンドブ32 ではH1渡邉壱孔が１位通過、H2では岡野漣、佐藤利希がワンツー。H4では加藤翔平がエクセレントの8.17を5.10でバックアップして１位通過した。
H6で、酒井仙太郎と白井翔がワンツー。鈴木一歩が３位敗退。H7で金沢太規、小濃来波がワンツー。H8では山本来夢、森大斗がワンツーで勝ち上がった。
女子ジュニアは、ラウンドオブ24のH1で清水ひなたが１位通過、H3で庄司梨花が２位通過、松山黎音は３位敗退、H4では清水ひなのが、ラストウェイブで大逆転１位通過。
男子のラウンド２となるクオーターファイナルH1では先日のISA世界ジュニアの日本代表である渡邉壱孔、岡野漣が揃って登場。日本期待の二人だったが、ロータイドでセットが入らず、波の急激な変化に対応できず、二人とも惜しくもここで敗退となった。
H2では加藤翔平、佐藤利希が優勝候補のブロンソン・メイディ、マデ・ジョイと対戦。佐藤がバックハンド素晴らしいビッグターンをメイクし、6.20と5.83をスコアしてヒートをリード。後半にブロンソンがロングバレルをメイクし2本の7ポイントをスコアしてトップ通過、佐藤も２位で勝ち上がった。
H3では小濃来波、酒井仙太郎、森大斗がパジャールことマデ・アリヤナと対戦。ヒートはレフトハンダーのパジャールがフォアハンドで6.67と6.0という高得点を揃えて独走。酒井仙太郎がバックハンドで２本の５ポイントで２位のポジションを固め、ラウンドアップを決めた。
H4では白井翔、金沢太規、山本来夢がディラン・ウィルコクセンと対戦。ヒートは白井が7.67というエクセレントなスコアでヒートを開始。後半に入り５ポイントを２本揃えた金沢が逆転するが、白井が再び逆転、トップを奪い取る。白井はバックアップを5.63まで上げて１位、金沢が２位でラウンドアップ。
女子のラウンド２となるクオーターファイナルのH1では、中塩佳那と清水ひなたが好スタート。清水が僅かにリードし、中塩が２位。ロータイドでセットの数が少なくなる中、清水と中塩がワンツーでラウンドアップ。
H2では佐藤李と鈴木莉珠が登場。佐藤がヒートをリードしたが、ヒート終盤に中国の選手がトップとなり、佐藤は２位でアップ、鈴木は３位で敗退となった。
H3の池田美来は、スタートからビッグセットを掴み、6.00を3.50でバックアップ。ヒート前半をトップで折り返す。ヒート終盤には7.17という高得点を叩き出し、トップでラウンドアップを決めた。
H4では川瀬心那、清水ひなのがワンツーでセミファイナル進出。庄司梨花は惜しくも敗退となった。
明日もスウェルは大きいと予想されており、クルイ・レフトで現地７時にコール。クルイ・プロではプロ・ジュニアのセミファイナルが行われた後、クオリファイング・シリーズのオープニングラウンドが開催される予定。
男子プロジュニアセミファイナル
女子プロジュニアセミファイナル
