チョープー、タヒチ、フレンチ・ポリネシア(2024年5月26日日曜日)
ワールド・サーフ・リーグ(WSL)2024チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第6戦、SHISEIDOタヒチ・プロ Presented by Outerknownは初日を大盛況で終えたが、今日と明日は波が小さいため、大会はOFFとすることを決定した。
WSLコミッショナーズ・オフィスは、2014年の記憶に残るCTイベントに匹敵するサイズの波をもたらすと予想される巨大なスウェルに注目している。
現地時間の5月28日(火)と29日(水)のコールタイムと予想されるスケジュールについては、明日の午後に更なるアップデートがシェアされる予定だ。
「昨日のスウェルの名残があったとはいえ、最大のセットは昨日のアベレージ・セットのサイズとサイズダウンだった」とWSL副コミッショナーのレナート・ヒッケルは語った。
「このスウェルはさらに弱まることが予想されるため、水曜日からの大きなスウェルの次のセットを待つことは簡単な決断だった。水曜日と木曜日は予想されるスウェルでコンペティションを開催する最適な日であり、金曜日を予備日として考えている。明日の午後にコールに関する詳細を伝えるが、火曜日に様子を見るかもしれない。」
現在世界ランキング1位のグリフィン・コラピント(USA)と2位のジャック・ロビンソン(AUS)は共にまさかの敗者復活戦のエリミネーション・ラウンドに回っている。
コラピントは競技再開後、ヒート1でタヒチ・ローカル・トライアルの勝者、ミヒマナ・ブレイ(PYF)と対戦。ディフェンディング・イベント勝者のロビンソンは、ヒート3で親友のヤゴ・ドラ(BRA)と対戦する。
ベスト8が決定している女子では、世界ランキング1位のケイティー・シマーズ(USA)、2位のジョアン・ディフェイ(FRA)、5位のガブリエラ・ブライアン(HAW)が早々に敗退し、トップ5ランキングが大きく変動した。
上位5名のみが、2024年のワールド・タイトル獲得を目指し、レクサスWSLファイナルに出場する。
現在、現ワールド・チャンピオンのキャロライン・マークス(USA)が5位にステップバックし、タイラー・ライト(AUS)にモリー・ピックラム(AUS)とブリサ・ヘネシー(CRC)と並ぶランキングまで上げる道が開かれている。
ピックラムはまず、昨日のチョープーでパーフェクトに近い9.33をスコアしたタヒチのヴァヒネ・フィエロ(FRA)を倒す必要がある。さらにサイズアップした波での、この2人の対決は、限界をプッシュすることが予想される。
タティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA)は、クオーターファイナルのヒート4で、2度のWSLチャンピオン・ライトに挑む。ウェストン-ウェブとライトはファイナル5より下位に位置しているため、ブラケットを勝ち上がれば、シーズン後半戦に必要な勢いを変えることができるだろう。
五十嵐カノアがタヒチのオープニングラウンドでエクセレントをスコアしてトップ通過。CT第6戦 SHISEIDOタヒチ・プロ開幕。
SHISEIDO Tahiti Pro Presented by Outerknown 男子エリミネーション・ラウンドの組み合わせ:
HEAT 1:グリフィン・コラピント(USA)対ミヒマナ・ブレイ(PYF)
HEAT 2:コール・ハウシュマン(USA)対レオナルド・フィオラヴァンティ(ITA)
HEAT 3: ジャック・ロビンソン(AUS) vs. ヤゴ・ドラ(BRA)
HEAT 4:リアム・オブライエン(AUS) vs. ラムジ・ブーキアム(MAR)
HEAT 5:ジェイク・マーシャル(USA) vs. コナー・オレアリー(JPN)
HEAT 6:イマイカラニ・デヴォルト(HAW) vs 和井田リオ(INA)
HEAT 7:バロン・マミヤ(HAW) vs. マシュー・マクギリブレー(RSA)
HEAT 8:クロスビー・コラピント(USA) vs. セス・モニーツ(HAW)
SHISEIDO タヒチ・プロ Presented by Outerknown 女子クオーターファイナル組み合わせ:
HEAT 1:ブリサ・ヘネシー(CRC) vs. カリッサ・ムーア(HAW)
HEAT 2:キャロライン・マークス(USA)対ソイヤー・リンドブラッド(USA)
HEAT 3:モリー・ピックラム(AUS)対ヴァヒネ・フィエロ(FRA)
HEAT 4:タイラー・ライト(AUS) vs タティアナ・ウェストン-ウェブ(BRA)
詳細はWorldSurfLeague.comを参照のこと。
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