日本を代表するCSサーファーたちがノース・ナラビーンに集結。2024GWMシドニー・サーフ・プロは明日開幕。

記者会見が行われ、エリン、サリー、ジョージらが出席 © WSL / Cait Miers 

ノース・ナラビーン、シドニー、ニュー・サウス・ウェールズ、オーストラリア(2024年5月8日水曜日)-ワールド・サーフ・リーグ(WSL)2024チャレンジャー・シリーズは、GWMシドニー・サーフ・プロ presented by Bonsoyのため、シドニーのノーザン・ビーチにあるノース・ナラビーンのハイ・パフォーマンス・ピークにフォーカスを移す。

 

明日から2024年5月16日(木)まで開催されるこのイベントに向けて、120名以上のコンペティターがナラビーンに到着。ファーストコールは明日午前7時15分(オーストラリア東部標準時)、午前7時30分(同)にスタートが切られる。

 

現地時間の 2024年5月9日7時30分 は、
日本時間の 2024年5月9日6時30分です。

 

ノーザン・ビーチズのローカルで、マンリー出身のジョージ・ピター(AUS)は、この数ヶ月の激動の戦いを終え、ついにホームに戻ってきた。

ピターはチャンピオンシップ・ツアー(CT)の2大会にワイルドカードで出場し、ウエスタン・オーストラリア・マーガレット・リバー・プロでは世界ランキング1位のグリフィン・コラピント(AUS)を下して3位入賞を果たした。先週はゴールドコーストでセミファイナルに進出し、チャレンジャー・シリーズの素晴らしいシーズンをスタートさせた。

 

ジョージ・ピター(AUS)© WSL / Cait Miers
ジョージ・ピター(AUS)© WSL / Beatriz Ryder

 

 

「故郷に戻り、自分のベッドで眠り、母親の手料理を楽しみながら、この規模のイベントに出場できるのは素晴らしいことですね。」とピターは語った。

「世界最高峰の選手たちをノーザン・ビーチで見ることができるのは素晴らしいこと。地元のサーフィン・コミュニティにとっても大きな意味があることだと思う。

この1ヶ月は素晴らしかったですね。CTレベルで結果やスコアを出して、自分がそこに属していることを証明できたのは素晴らしいことだし、CSシーズンに向けて大きな自信になりました。」

 

サリー・フィッツギボンズ(AUS)© WSL / Cait Miers

 

サリー・フィッツギボンズ(AUS)は、先週ゴールドコーストで行なわれた大会で3位入賞を果たしたばかり。エリート・レベルでの12年以上の競技経験を持つフィッツギボンズは、2025年のチャンピオンシップ・ツアーへの復帰を目指し、今週シドニーで開催されるファイナルズ・デイでの入賞を決定的なものにしたいところだ。

 

 

スナッパーロックスでの衝撃的なパフォーマンスでチャレンジャーシリーズ2勝目を飾り、パーフェクト10を獲得した16歳のエリン・ブルックス( CAN)は、ノース・ナラビーンのレフトにフォーカスを移している。ブルックスは、ロングバレルのライトハンドポイントでその能力を発揮したが、フロントサイド・エアーで彼女の能力を世界に知らしめたいと思っている。

 

エリン・ブルックス© WSL / Cait Miers
エリン・ブルックス(CAN)© WSL / Andrew-Shield

 

 

「レフトはフロントサイドなので、ここナラビーンでレフトで戦えることにとても興奮しています」と語ったブルックス。

「この波はスナッパーに似ていて、バレル、ターン、そしてエアーの全てのチャンスがあります。フロントサイドのエアを狙うのが好きなので、このイベントで自分をプッシュして、もっとビッグスコアを狙いたいですね。今週はレフトがたくさんありそうで、それは素晴らしいニュース。今年は予選通過が目標なので、残りのシーズンに向けてプレッシャーを取り除くためにも、ここでまた大きな結果を残したい」。

 

週末、ノース・ナラビーンでは、ノーザン・ビーチーズとニュー・サウス・ウェールズのサーファー達によるローカル・トライアル・イベントがワイルドなコンディションの中で開催された。その結果、マンリーのデュオ、アクセル・クロッタ(AUS)とアン・ドス・サントス(BRA)が優勝し、初のチャレンジャーシリーズに出場することになった。

また、ノース・ナラビーンのライブワイヤー、ディラン・モファット(AUS)とジョーディ・ロウラー(AUS)も本戦へのワイルドカードを獲得。両選手とも2024年のチャレンジャーシリーズの出場権を逃したため、地元で大きな結果を残したいところだ。

 

 

日本を代表するCSサーファーたちがノース・ナラビーンに集結。

 

CS開幕戦では9位となった大原洋人 © WSL / Cait Miers

 

チャレンジャー・シリーズにはWSLアジアの予選QSを勝ち抜いた、男女の精鋭たちが出場。

今シーズンは日本から伊東李安琉、大音凛太、安室丈、大原洋人。女子は脇田紗良、松岡亜音、都筑有夢路、都築虹帆が参戦。

 

松岡亜音は先週末に同会場で行われたシドニー・サーフ・プロ・ジュニアにも出場。

 

明日の開幕を前にヒート組が発表され、ラウンド1のラウンドオブ80から男子R-1 H2 大音凛太、H7 大原洋人、安室丈、トップシードのラウンド2 H7に伊東李安琉が出場。

 

女子のラウンド1のラウンドオブ48では、。H2都築虹帆、 H3脇田紗良 、H5松岡亜音、H7都筑有夢路が登場する。

 

がんばれ!日本!

 

 

大会オフィシャルサイト:

GWM Sydney Surf Pro

Presented By Bonsoy

 

GWMシドニー・サーフ・プロ Presented By Bonsoy 男子ラウンドオブ80の組み合わせ:
HEAT 1:オスカー・ベリー(AUS) vs. カイ・オドリオゾラ(ESP) vs. ウィンター・ヴィンセント(AUS) vs. ジョーディ・マリー(RSA)
HEAT 2:オーウェン・モス(USA) vs 大音凛太(JPN) vs レオ・カサール(BRA) vs ダニエル・エムズリー(RSA)
HEAT 3: ジャービス・アール(AUS) vs ロバート・グリリョ(HAW) vs ラファエル・テイシェイラ(BRA) vs レオ・ポール・エティエンヌ(FRA)
HEAT 4:ジョシュ・バーク(BRB) vs タリー・ワイリー(AUS) vs ライアン・ハッカビー(USA) vs アクセル・クロッタ(AUS)
HEAT 5:チャーリー・キュボーン(FRA) vs ギリェルメ・リベイロ(POR) vs ルエル・フェリペ(BRA) vs ジョーダン・ローラー(AUS)
HEAT 6:タイド・リー・アイルランド(RSA) vs リーバイ・スローソン(USA) vs カルロス・ムニョス(CRC) vs カイアス・キング(AUS)
HEAT 7:大原洋人(JPN) vs 安室丈(JPN) vs カイ・マーティン(HAW) vs コディ・ヤング(HAW)
HEAT 8:ディラン・モファット(AUS) vs. カウアン・コスタ(BRA) vs. カイ・ポーラ(HAW) vs. タロ・ワタナベ(USA)

 

女子ラウンドオブ48の組み合わせ:
HEAT 1:ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS) vs フィリッパ・アンダーソン(AUS) vs ジェシー・ヴァン・ニーケルク(RSA) vs アン・ドス・サントス(BRA)
HEAT 2:ゾーイ・マクドゥーガル(HAW) vs 都築虹帆(JPN) vs モード・ル・カー(FRA) vs ソル・アギーレ(PER)
HEAT 3:ソフィア・メディーナ(BRA) vs 脇田紗良(JPN) vs エウェレイウラ・ウォン(HAW) vs アリアン・オチョア(EUK)
HEAT 4:キラ・ピンカートン(USA)対 ペイジ・ハレブ(NZL)対 ロージー・スマート(AUS)対 ニキシー・ライアン(AUS)
HEAT 5:テッサ・タイセン(FRA) vs. タイナ・ヒンケル(BRA) vs. 松岡亜音(JPN) vs. ミア・ハパッツ(AUS)
HEAT 6:レイラニ・マクゴナグル(CRC)対ラウラ・ラウプ(BRA)対ノラ・リオッタ(HAW)対サフィ・ベット(NZL)
HEAT 7:ダニエラ・ロサス(PER) vs 都筑有夢路(JPN) vs アナスタシア・ベンター(RSA) vs シエラ・カー(AUS)
HEAT 8:ヨランダ・ホプキンス(POR)

大会オフィシャルサイト:

GWM Sydney Surf Pro

Presented By Bonsoy