河村海沙と大村奈央がコーチとして帯同。波乗りジャパンのジュニアチームがエルサルバドルへ向けて出発

波乗りジャパン・ジュニア日本代表 photo:NSA

 エルサルバドルで開催される「ISAワールド・ジュニア・チャンピオンシップ2024」に向け、若き波乗りジャパンチームが出発した。今回は成田と羽田空港より2班に分かれて出発。ロサンゼルスで合流して、一路エルサルバドルへ向かう。

 

昨年の12月にブラジルで行われた前回大会では、U18「波乗りジャパン」は団体総合で3位で銅メダルを獲得。個人では女子U18の松岡亜音が日本人女性として初の金メダルを獲得。岩見天獅が4位。5位に渡邉壱孔。U16で岡野漣が5位、チームリレーのALOHA CUP では優勝と大健闘した波乗りジャパン。

 

今大会は前回から半年ぶりの開催とはいえ、松岡、岩見といったトップでチームを牽引していた選手がジュニア卒業のため、新生波乗りジャパンとなる。

 

それでもISAジュニア3度目の池田美来をはじめ、ブラジル大会を経験した今回キャプテンを務める渡邉壱孔、岡野漣、小野里弦、髙井汰朗。前々回のエルサルバドルに出場した長沢侑磨、高橋花音に加え、ISA初出場の足立海世、松野杏莉、清水ひなの、石井有沙、森舞果がどこまで力を発揮できるか期待がかかる。

 

河村海沙と大村奈央コーチ

 

また今大会はコーチとして、河村海沙と大村奈央の二人の現役プロが帯同。初のISAのコーチではあるが大村は昨年のモルディブで行われたアジアン・サーフィン・チャンピオンシップスでコーチを務め、チーム団体金メダルを獲得する大成功を収めた。

また河村は、日本のトッププロのコーチングで知られ、多くの選手を育て上げた実績を持つ。この若いコーチ二人が、ジュニアチームにどのようなコーチングを行い、結果を残してくれるのかが楽しみ。

 

U18 Boys 小野里弦、渡邉壱孔、長沢侑磨

  • 小野里弦「今回こそ金メダルを取って帰ります。」
  • 渡邉壱孔「行けなかった選手たちの思いも背負って、今回は団体メダルで金を取って、金メダルを下げて帰ってこれるように全力尽くします。」
  • 長沢侑磨「最初にISAに選ばれたのがエルサルバドルで、今回もエルサルバドルで、導かれたと思っているでブチかまそうと思っています。去年ケガで出れなくて、ケガを克服して出れるようになったんで、それを支えてくれた家族、スポンサー、仲間に向けて全力でサーフィン見せようと思っています」

U16 Boys 足立海世、髙井汰朗、岡野漣

  • 髙井汰朗「去年メダル取れなかったので、今回はメダル取れるように頑張ります」
  • 岡野漣「みんなで優勝できるように頑張ります。」
  • 足立海世「はじめてのISAだけど、絶対に優勝します。」

U18 Girls、池田美来、松野杏莉、清水ひなの

  • 池田美来「3回目の世界選手権ですが、波も楽しみで、世界中の選手と戦うのが楽しみです」
  • 松野杏莉「日本を背負っているので、金メダルを取って帰ってきます。」
  • 清水ひなの「個人でも団体でもメダルを取れるよう全力で頑張っていきます。」

U16 Girls 高橋花音、森舞果、石井有沙

  • 高橋花音「15歳です。2回目のエルサルバドルなので、早く環境に慣れて、自分のサーフィンが出来るように頑張ります。」
  • 森舞果「15歳です。今年の目標だった世界線に出れて本当に嬉しいです。1試合1試合、自分らしいサーフィンが出来るように頑張ります。」
  • 石井有沙「13歳です。初めての海外の試合なので楽しみです。自分のベストを尽くして楽しながら勝ち進みたいです。」

ISAワールド・ジュニア・チャンピオンシップ出場選手

U18 Boys

長沢侑磨
小野里弦
渡邉壱孔

U16 Boys

髙井汰朗
岡野漣
足立海世

U18 Girls

松野杏莉
池田美来
清水ひなの

U16 Girls

石井有沙
森舞果
高橋花音

 

●大会名称 2024 ISA World Junior Surfing Championship
●開催期間 2024年5月3日(金)~12日(日)

●開 催 地 Surf City El Salvador El Sunzal/La Bocana

●主 催 International Surfing Association

 

大会スケジュール

5月2日 – 記者会見
5月3日 – 開会式
5月4日~12日:競技日
5月12日 決勝終了後、閉会式

 

大会期間中は下記にて随時経過や結果が更新されます。