カノアはH1、コナーはH9。2024CT第4戦リップカール・プロ・ベルズ・ビーチ は3月26日から開幕

2024CTの次のイベントが開催されるベルズ。© WSL / Ed Sloane

ベルズ・ビーチ、ビクトリア、オーストラリア(2024年3月21日木曜日)-2024年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第4戦、リップカール・プロ・ベルズ・ビーチ Presented by Bonsoyを前に、ワールド・ベスト・サーファーがオーストラリアに集結。

 

イベントは3月26日から4月5日までの大会期間で開催。ベルズは、オーストラリアで開催される2つのCTイベントの最初のイベントとなり、ミッドシーズン・カットを前に、コンペティターは連続して好成績を目指す。

 

ベルズ WSL / Ryder

 

2024年のCTシーズンは、最初の3つのイベントを通して多くのアクションが見られ、素晴らしいスタートを切った。ハワイのパイプラインとサンセット・ビーチで開催されたイベントでは、新しい世代が台頭し、その波で何が可能かを証明したことで、女子のハードルが新たな高みに引き上げられた。

 

第3戦のMEOリップ・カール・プロ・ポルトガルでは、グリフィン・コラピント(USA)とジョアン・ディフェイ(FRA)が優勝し、2024年最初のメジャーな結果を残し、ランキングを急上昇させた。 マーガレット・リヴァー後のミッドシーズン・カットが迫る中、これらすべてが魅力的なオージー・レッグのステージにセットされた。

 

 

次の舞台は 伝説のベルズ・ビーチ

 

2024年は、ワールド・トップ・サーファーたちが、オーストラリア南部、ビクトリア州のサーフ・コーストにあるベルズ・ビーチに巡礼する61年目の年。

サーファーたちは、ロング・ピリオドでグルーミングされたウォールをスコアし、イベント終了時には有名なベル・トロフィーを鳴らすことができるようなパフォーマンスを披露することを目指す。

 

2024CTの次のイベントが開催されるベルズ。© WSL / Ed Sloane

 

チャンピオンシップ・ツアーの最初の3つのイベントとは異なり、ベルズ・ビーチはエリートたちにユニークな挑戦をもたらす。

 

そのオープンでパワフルなウォールは、サーファーにパワー、正確さ、忍耐力、タイミングのパーフェクトなコンビネーションを要求する。長周期のスウェル、南氷洋の寒冷前線、そして大規模な潮の動きは、コンペティターがどんなことにも対応し、確実に適応できなければならないことを意味する。

 

大会会場内には、ザ・ボウル、リンコン、ウィンキ・ポップといったいくつかのロケーションが用意されており、それぞれの波で異なるアプローチが要求される。サーファーはこのロケーションで簡単に正体をさらけ出すこととなる。

 

そして、クリーンなラインの重要性は過去の優勝者リストを見れば明らかで、サーフィン界の大物レジェンドのほとんどがベルズの階段にその名を刻んでいる。

 

2024年、世界最高峰のサーファーたちが、ワールド・サーフィン界で最も権威ある大会のひとつであるベルズに戻ってくる。

 

 

イベント・ワイルドカードと怪我人リプレイスが発表

モーガン・シビリック © WSL / Dunbar

 

リップカールのチームライダーであり、元CTコンペティターでもあるモーガン・シビリック(AUS)は、怪我のために欠場中のジョアオ・チアンカ(BRA)に代わり、今大会に出場する。

チャレンジャー・シリーズ・ランキングでオーストラリア/オセアニア地区の2番目に高いサーファーとなるシビリック。

このポジションは当初、チャレンジャー・シリーズ・ランキングトップのジャクソン・ベイカー(AUS)にオファーされていたが、足首の怪我のため辞退した。

 

ソフィ・マカロック(AUS)© WSL / Poullenot

 

ソフィー・マカロック(AUS)は、2023年のCTにクオリファイしたが、リクオリファイできなかったため、ミッドシーズン・カットまでカリッサ・ムーア(HAW)のスポットのリプレイスメント・サーファーとして継続し、2024年に再びベルズで戦うことになる。

 

最後の2枠は、男子、女子ともにリップカール・ビクトリア・トライアルの優勝者に与えられる。これは3月23日(土)にベルズ・ビーチで開催される1日限りのイベントで決定することとなる。

 

 

五十嵐カノアはH1、コナー柄沢オレアリーはH9に出場

コナーとカノア © WSL / Diz

 

サンセットで準優勝し、ポルトガルで9位となって現在世界ランキング6位の五十嵐カノア。今大会のオープニング・ラウンドでは、H1でラムジ・ブーキアム(MAR)、ケイド・マトソン(USA)と対戦。

パイプラインで3位、サンセットで9位となり、現在世界ランク10位のコナー・オレアリー(JPN)は、H9でライアン・カリナン(AUS)、サミュエル・プポ(BRA)と対戦する。

今シーズンはカノアもコナーも好調で上位にランキングされており、この調子で行けばミッドシーズン・カットの心配もない感じ。今回も二人の活躍に期待したい。

 

 

ファーストコールは日本時間で3月26日(火)5時30分。

 

 

詳細はWorldSurfLeague.comを参照のこと。

 

リップカール・プロ・ベルズ・ビーチ Presented by Bonsoy

ウィメンズ・オープニング・ラウンド・マッチアップ:

HEAT 1:ジョアン・ディフェイ(FRA)、ルアナ・シルバ(BRA)、アリッサ・スペンサー(USA)
HEAT 2:キャロライン・マークス(USA)、ガブリエラ・ブライアン(HAW)、ソフィー・マカロック(AUS)
HEAT 3:モリー・ピックラム(AUS)、イザベラ・ニコルズ(AUS)、トライアル勝者(TBC)
HEAT 4:ケイトリン・シマーズ(USA)、ブリサ・ヘネシー(CRC)、ソイヤー・リンドブラッド(USA)
HEAT 5:ベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)、レイキー・ピーターソン(USA)、インディア・ロビンソン(AUS)
HEAT 6:タイラー・ライト(AUS)、タティアナ・ウェストン-ウェブ(BRA)、サリー・フィッツギボンズ(AUS)

男子オープニング・ラウンドのマッチアップ:

HEAT 1:五十嵐カノア(JPN)、ラムジ・ブーキアム(MAR)、ケイド・マトソン(USA)
HEAT 2:バロン・マミヤ(HAW)、ミゲル・プポ(BRA)、デヴィッド・シルバ(BRA)
HEAT 3: ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、セス・モニーツ(HAW)、ケリー・スレーター(USA)
HEAT 4:ジャック・ロビンソン(AUS)、和井田リオ(INA)、モーガン・シビリック(AUS)
HEAT 5:イーサン・ユーイング(AUS)、マシュー・マクギリブレイ(RSA)、トライアル勝者(TBC)
HEAT 6:グリフィン・コラピント(USA)、ジェイコブ・ウィルコックス(AUS)、イベント・ワイルドカード(TBC)
HEAT 7:ジョーディ・スミス(RSA)、イアン・ジェンティル(HAW)、カイオ・イベリ(BRA)
HEAT 8:レオナルド・フィオラヴァンティ(ITA)、イマイカラニ・デヴォルト(HAW)、イーライ・ハンネマン(HAW)
HEAT 9:コナー・オレアリー(JPN)、ライアン・カリナン(AUS)、サミュエル・プポ(BRA)
HEAT 10:ガブリエル・メディーナ(BRA)、リアム・オブライエン(AUS)、コール・ハウシュマン(USA)
HEAT 11:ジェイク・マーシャル(USA)、クロスビー・コラピント(USA)、カラム・ロブソン(AUS)
HEAT 12:イタロ・フェレイラ(BRA)、ヤゴ・ドラ(BRA)、フレデリコ・モライス(POR)

 

ライブを見る

リップカール・プロ・ベルズ・ビーチ、 Presented by Bonsoy は、2024チャンピオンシップ・ツアーの次の開催地である。大会は3月26日に開幕し、2024年4月6日に閉幕する。大会の模様は、WorldSurfLeague.com、無料のWSLアプリ、WSLのYouTubeチャンネルでライブ放送される。

 

https://www.worldsurfleague.com/events/2024/ct/199/rip-curl-pro-bells-beach/main