バンザイ・パイプライン、オアフ、ハワイ、USA(2024年2月10日土曜日)-ワールド・サーフ・リーグ(WSL)2024チャンピオンシップ・ツアー(CT)第1戦、レクサス・パイプ・プロ・プレゼンテッド・バイ・イエティ(Lexus Pipe Pro Presented by YETI)のファイナル・デーは、男子クオーター・ファイナルからスタート。
波は6~8フィートのレンジで、クリーンなオフショアの風が吹き、パイプラインとバックドアでバレルになる最高のコンディション。男子クオーターファイナルに続き、女子クオーターファイナル、そして女子セミファイナル、男子セミファイナルが30分ヒートで行われ、女子ファイナルと男子ファイナルは35分ヒートで終了。
男子のクオーターファイナルは、世界No.2のイーサン・ユーイング(AUS)とチューブ・スペシャリストのコナー柄沢オレアリー(JPN)が第1ヒートで対戦。また4人のハワイアンがイベントの栄冠を持ち帰るチャンスがあり、 バロン・マミヤ(HAW)は、第2クオーターで長年ワールド・タイトルを狙うジョーディ・スミス(RSA)と対戦。
マウイ対決では、パイプ・ラインナップでの豊富な経験を誇るイアン・ジェンティル(HAW)とイマイカラニ・デヴォルト(HAW)がクオーターファイナル第3戦で対戦し、最後に地元のヒーローであるジョン・ジョン・フローレンス(HAW)が昨年のパイプライン準優勝者であるレオナルド・フィオラバンティ(ITA)と対戦となった。
そして、日本の旗を両肩にまとったコナー柄沢オレアリー(JPN)が、世界No.2のイーサン・ユーイング(AUS)と対戦。コナーはスタートからクリーンなパイプバレルをメイクし5.00をマーク。
さらにコナーはバックドア・バレルにプルイン。際どいポジションから見事にバレルをメイクし6.50をスコア。ヒートトータル11.50でイーサンを下して、セミファイナルへ勝ち上がった。
セミファイナルでは、ロコボーイで今大会優勝のバロン・マミヤと対戦。スタートからマミヤはバックドアでバレルをメイク。マミヤの勢いは誰にも止められない感じでバックドアとパイプでそれぞれ9ポイントを2本も叩き出してコナーを圧倒。
コナーもパイプにチャージを続けたが惜しくもここで敗退となった。しかしオーストラリアから日本に登録を変更し、パリ五輪出場を目指すコナー柄沢オレアリーにとって、素晴らしいシーズンスタートとなった。
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