フィリピン、バレアー、サバン・ビーチ(2024年2月5日月曜日)
ワールド・サーフ・リーグ(WSL)アジア・パシフィック(APAC)によるアジア・リージョンのフィリピン・レッグ第2戦となる記念すべき第1回大会となるバレアー・インターナショナル・プロ大会5日目。
本日はLQS男子クオーターファイナルからスタート。その後にQS3000の男女セミファイナル、ファイナルまで行われる予定だったが、コンディション不良でオンホールドとなり、新しいスウェルを待って、そのまま再開されずに終了。明日に持ち越しとなった。
男子クオーターファイナルでは、秋本祥坪がヒート 1で強豪ロジェリオ・ジェイアール・エスキヴェルと対戦。ジェイアールが16.25のヒートトータルで圧倒。秋本は惜しくも敗れて5位でフィニッシュ。
ヒート2でダニー・ウィディアント(INA)がRJチコ・ロペス(PHL)に惜しくも敗れこちらも5位でフィニッシュ。
LQSクオーターファイナル初出場のRJチコ・ロペスは、経験豊富なダニー・ウィディアントを相手に終始優勢に試合を展開。「勝てて本当に嬉しい。セミファイナルではジェイアール(エスキヴェル)について行くだけです」とロペスが言った。
ロペスは、印象的な正確なフットワークで、崩れたセクションを長いハングファイブでクリアし、そのままクリティカルなハングテンに繋げ、このヒートの最高得点となる7.00(10点満点)をスコアして勝利した。
ヒート3で井上鷹がジェイアールの弟ジューン・エスキヴェルと対戦。井上鷹が多彩なテクニックを披露して圧勝。
ヒート4では、浜瀬海がロジャー・カソガイに対し、素晴らしいバックハンドのハングテンやフォアハンドのソウルアーチを披露。
8.50と7.80という2本のエクセレント・スコアで圧勝して、セミファイナルへラウンドアップ。セミファイナルでは浜瀬海と井上鷹のマンオンマンの戦いとなる。
男子のセミファイナルは、第1ヒートにロペスとエスキヴェル、第2ヒートに浜瀬海(JPN)と井上鷹(JPN)がマッチアップ。
女子のLQS女子のセミファイナルは、先週のラ・ウニオン・インターナショナル・プロと全く同じ顔合わせとなり、日本のベテラン田岡なつみ(JPN)と吉川広夏(JPN)、そして井上楓(JPN)とデイジー・バルデス(PHL)が再び対戦。
QS3000男子セミファイナルのヒート1では、大原洋人と大音凛太、ヒート2でケトゥ・アグスと安室丈、女子セミファイナルのヒート1で都築虹帆と脇田紗良、ヒート2で都筑有夢路と野中美波のマッチアップとなる。
明日の大会6日目は全ディビジョンがスタンバイ。現地時間7時コール。日本時間8時コール。
詳細については、WorldSurfLeague.comをご覧ください。
オフィシャルサイト:Baler International Pro
オフィシャルサイト:Baler International Pro LQS