ウルビズトンド・ビーチ、サンフアン、ラウニオン、フィリピン(2024年1月23日火曜日)ワールド・サーフ・リーグ(WSL)クオリファイング・シリーズ(QS)3000イベント-「ラ・ウニオン・インターナショナル・プロ」大会2日目。
3~4フィートのスウェルがファン・コンディションで男子はラウンドオブ40とラウンドオブ32が、女子はラウンドオブ16が終了した。ロングボード・クオリファイング・シリーズ(LQS)イベントはこの日中止となった。
現在アジア・リージョンQSランキング3位の都築虹帆(JPN)は、今大会で最も高いシングルウェイブスコア9.00(10点満点)をマークし、ラウンドのトップに立った。
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都築は、強烈にクリティカルでダイナミックなターンでボトムからストレートにリップへと駆け上がり、スプレーを宙に舞わせた。バックアップ6.50をマークした彼女のヒートトータルは15.50(20点満点)で、この日の最高スコアとなった。
「とても驚きました」と都築は言った。「でも波はパーフェクトだったし、良いスコアも出せたからハッピーです。ラウニオンは2回目で天候も人も食べ物もフィリピンは好きです。」
現在アジア地区QSランキングトップの脇田紗良(JPN)も、中塩佳那(JPN)、都筑有夢路(JPN)と同様にヒート勝利を収め、佐藤李(JPN)、野中美波(JPN)、松岡亜音(JPN)、井上楓(JPN)が各ヒートを勝ち上がり、クオーターファイナルを日本勢が独占する形となった。
女子の途中から強いオンショアが吹き、コンディションは午後になるにつれて悪化。このコンディションに順応できた選手たちはラウンドアップを見せたが、多くの選手はスコアを伸ばすことができず敗退。番狂わせも発生。
日本の大砲である大原洋人の初戦敗退という番狂わせが発生する中、井上鷹、小栗碧壬、太田拓杜、矢作紋乃丞、岡村晃友、金沢呂偉もラウンドアップならず。
インドネシアのダニー・ウィディアント(INA)とオニー・アンワー(INA)はビッグスコアで突破し、現在アジアQSランキング首位の西慶司郎(JPN)と大音凛太(JPN)も同じヒートを勝ち上がった。
ディフェンディング・チャンピオンのケトゥ・アグス(INA)は終了間際に得点を決め、東京2020オリンピアンの大原洋人(JPN)と同じ運命を免れた。
小濃来波、大音凛太、岩見天獅、西 慶司郎、加藤翔平、田中大貴、安室丈という日本選手男子7名がラウンドアップを決め、ラウンドオブ16へと駒を進めた。
トップ通過は加藤翔平と大音凛太と田中大貴の3名で、本日の最終ヒートで田中大貴は、エクセレントの8.50を5.55でバックアップ。トータル14.05でラウンドアップ。大音は7.00 と6.50でトータル13.50をマーク。加藤は7.50 と6.15でトータル13.65でラウンドオブ16へ勝ち進んだ。
ヒート1
キアン マーティン、小濃来波、大音凛太、岩見天獅
ヒート2
チウ・ズオ、ロジェリオ・ジェイアール・エスキベル、ダニー・ウィディアント、西 慶司郎
ヒート3
エドゥアルド・アルシソ、ジョン・マーク・トコン、オニー・アンワー、ジャイアード・アルシソ
ヒート4
加藤翔平、ケトゥ・アグス、田中 大貴、安室丈
ヒート1
都築虹帆 VS 野中美波
ヒート2
佐藤李 VS 脇田紗良
ヒート3
中塩 佳那 VS 井上 楓
ヒート4
松岡亜音 VS 都筑有夢路
明日の大会3日目は現地時間7時コール。日本時間8時コール。
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