
フィリピン、ラ・ウニオン、サンフアン、ウルビズントンドビーチ(2025年1月23日木曜日)— ロジェリオ・ジェイ・アール・エスキヴェル(PHL)と吉川広夏(JPN)が、2025年ラ・ウニオン・インターナショナル・プロ・ロングボードイベントで勝利を収めた。
今大会はワールド・サーフ・リーグ(WSL)のロングボード・クオリファイ・シリーズ(LQS)イベント。アジア地域で最も優れたロングボーダーたちが繰り広げた3日間の壮絶なサーフィンアクションを制し、両サーファーが頂点に立った。ファイナルデーにはモナリザポイントの2~3フィートの非常にクリーンな波が提供された。
ロジェリオ・ジェイ・アール・エスキヴェルが地元で3戦3勝


2024年シーズンを世界ランキング4位で終えたラウニオンのロジェリオ・ジェイ・アール・エスキヴェル(PHL)は、ウルビストンドビーチ・ラウニオンで開催されたホームイベントで優勝し、2025年のキャンペーンをパーフェクトなスタートを切った。

ファイナルでは、エスキヴェルは、イベントを通して安定したパフォーマンスを見せていた同じくフィリピンのペリー・ベンチュラ(PHL)と対戦した。
ファイナルは接戦となったが、最終的にはエスキヴェルの経験が光り、エクセレントなシングルウェーブの8.67(10点満点)を含む2ウェイブ・トータルを15.67(20点満点)をスコアして優勝。
ラ・ウニオン・インターナショナル・プロ・ロングボードでエスキヴェルが3連勝を達成した。

「このイベントで再び優勝できて、最高です」とエスキヴェルは語った。「素晴らしいファイナルデーでした。そして、これはフィリピンにとって大きな勝利です。今週は、地元のサーファーたちが年々上達しているのを目の当たりにすることができ、またアジア地域の他のサーファーたちも同様で、格別な週となりました。
自分のホームブレイクで彼らのサーフィンを見るのが大好きです。自分にとってもフィリピンコミュニティにとっても、今年は素晴らしいスタートを切ることができました。この勢いが続くことを願っています。」
吉川広夏がライバルの田岡を抑えて優勝



女子のファイナルでは、吉川広夏(JPN)が、今年ラウニオンで3年連続のファイナル進出を果たし、サーフィンの名手である田岡なつみ(JPN)と対戦した。
この日本人ペアはイベント全体を通して際立っていたが、ファイナルでも期待を裏切らず、両選手ともノーズとレールで素晴らしい演技を披露した。


吉川は2ウェイブ・トータルを14.27をスコアして序盤にリードを奪い、田岡はヒートの大半で安定したスコアを追い求める展開となった。 田岡は何度も試みたが及ばず、吉川がフィリピンでの勝利をつかんだ。

「ここ数年は2位だったので、このイベントで優勝できてとても嬉しいです」と吉川は語った。「ラウニオンは大好きです。地元の人たちにいつも歓迎されていると感じますし、食べ物も美味しいし、波も大好きです。
自分にとって一番のお気に入りの波です。昨年はWSLロングボードツアーにクオリファイすることができなかったので、自分にとってこの結果はとても重要です。本当に助かります。」
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La Union International Pro LQS
Heat Draw:
https://www.worldsurfleague.com/events/2025/lt/353/la-union-international-pro-lqs/results