チームジャパン鈴木仁がバックドアのビッグバレルをメイク。2024 DaHui Backdoor Shootout 大会2日目

ノースショアボーイズのマカイ・マクナマラ

昨日から素晴らしいコンディションでスタートを切った「2024 DaHui Backdoor Shootout in Memory of the Duke」。イベントの初日は、チェストハイから午後にはセカンドリーフまでと、マイナーからマックスアウトまで。大会2日目はサイズをキープし、ラウンド2から、そのままラウンド3までが行われた。

 

 

ビッグウェイバーとして知られるカイ・レニーは昨日、SUP部門に出場していたが、ミディアムサイズの波でワイプアウトし、被っていたヘルメットにヒビが入った状態でビーチに運ばれ、最終的には病院送りとなった。

 

 

「パイプラインで初めてヘルメットをかぶったが、そのおかげで命拾いしたかもしれない。ヒート中で、ライフガードがビーチパークの椅子に座らせてくれたこと以外はよく覚えていない。脳震盪と左耳からの出血がある。少し時間が必要のようだね」とコメント。1日も早い復帰を祈りたい。

 

 

大会2日目は昨年のイベント優勝者であるベンジー・ブランドや、マカイ・マクナマラ、ビリー・ケンパー、フロレンス兄弟などのハワイアンたちが圧巻のパフォーマンスを披露。

 

今日のスウェルは予報通り北寄りに振れて、ウォッシュスルーがお決まりの形となった。パイプはほとんどサーフィンができない状態から、素晴らしいコンディションへと変化した。

 

ベンジー・ブランド、ジェイミー・オブライエン、マカナ・パング、ジョン・フローレンス、セス・モニーツ、マイカイ・マクナマラ、そして鈴木仁(テロップではSHINPEI HORIGUCHIとなっている)ビリー・ケンパーとバララム・スタックによる珠玉のライディングは、すべてハイライトに収められている。

 

コンテストのウェイティング期間は1月16日までで、あと2日間サーフィン可能。予報では明日の朝まで波が残り、そこからサイズダウン。来週後半に再びサイズアップする予報が出ている。

 

鈴木仁

 

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毎年素晴らしい活躍を見せる日本チーム。今回は堀口真平を先頭に、今年のパイプ・マスターズでも活躍した伊東李安琉をはじめ、昨年は怪我で出場を断念した佐藤魁が復活、昨年初参加で素晴らしいパフォーマンスを見せた鈴木仁松永健新原田祥吾に加え、河谷佐助が今回シュートアウト出場。

 

原田祥吾

 

昨日の午後から更にサイズアップし、本日の大会2日目のラウンド2では佐藤魁、鈴木仁、原田祥吾、河谷佐助、堀口真平の5名が出場。続けてラウンド3が行われ、昨日素晴らしいパフォーマンスを披露した松永健新や伊東李安琉が登場した。

 

鈴木仁
堀口真平

 

堀口真平と鈴木仁がパイプにチャージする中でバックドアに突っ込んだ原田がブロークンボード。ヒート終盤に鈴木仁がバックドアのバレルを見つけ、スタンディングチューブを見事メイク。大会2日目も健闘した日本チーム。大会3日目の更なる活躍に期待したい。がんばれ!日本!

 

ノースショアボーイズ
イーラ・スチュワート、カラ・グレイス、レジェンド・チャンドラー、マカイ・マクナマラ、マクア・ロスマン

96712
イーライ・オルソン、アイバン・フローレンス、ホセ・アンヘル、ジョン・フローレンス、ネイト・フローレンス

ボルコム
バララム・スタック、マカナ・パング、モアナ・ウォン、マカイ・バーダイン、ノア・ディーン

ア・ニュー・アース・プロジェクト
カイ・レニー、ジェイミー・オブライエン、カリッサ・ムーア、コア・スミス、シェイデン・パカロ、マタヒ・ドローレ

SNAPT5
ベンジー・ブランド、クレイ・マルゾ、ジョシュ・モニーツ、メイソン・ホー、パーカー・コフィン、セス・モニーツ

NAVE
ブルーノ・サントス、ギルヘレム・ヨハン・ピーター、イアン・ゴウベイア、コナ・オリベイラ、ルーカス・シルベイラ、ジョーイ・ジョンストン

JAPAN
佐藤魁、鈴木仁、松永健新、伊東李安琉、河谷佐助、堀口真平、原田祥吾

TUBOS
アロンソ・コレア、セバスチャン・コレア、ガブリエル・ビジャラン、クリストバル・デ・コル、ビリー・ケンパー、マルティン・ジェリ、カラニ・リベロ