バンサイ・パイプライン、オアフ島、USA(2023年12月12日火曜日)前日のレイデイが嘘のようにスウェルが上がり、グラッシーなコンディションとなったVansパイプ・マスターズ最終日。VANSは女子ラウンド3からファイナルまで、そして男子ラウンド3からファイナルまで行うことを決定。
女子のファイナルは、リーダーボードのトップを維持したカリッサ・ムーア、2位のモリー・ピックラム、3位の4位のエリン・ブルックス、モアナ・ジョーンズのトップ4で行われた。
パイプの女王再び。ファイナルでもモアナ・ジョーンズは、凄まじいビッグバレルをパーフェクトにメイクして30点満点の29.30というスコアをメイク。圧倒的なスコアでモアナが優勝。マッシブターンを決めたモリーが2位に、3位にカリッサ、4位にエリン・ブルックスとなった。
男子のファイナルは、リーダーボードでトップのジョン・ジョン・フローレンス、2位のマカナ・パング、3位のビリー・ケンパー、4位のセス・モニーツというハワイアン・ファイナルが顔を揃えた。
ファイナルでも、ラウンド3でパーフェクトスコアに近い27.30をスコアし、勢いに乗るジョン・ジョンが圧倒。12.50と18.00でトータル30.50をスコアしてパイプマスターの称号を手に入れた。
日本から出場の伊東李安琉、脇田泰地、前田マヒナ。ラウンド3では伊東が巨大なバレルにチャージを見せて会場を沸かせた。メイクできずサーフボードも真っ二つになってしまったが、サムライチャージは伊東の存在を世界にアピールするには十分すぎるパフォーマンスだった。伊東は23位、脇田が37位、前田が20位、渡部太郎は16位でフィニッシュとなった。
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