ブラジル、リオデジャネイロ – 2023年12月1日
2023年ISAワールド・ジュニア・チャンピオンシップ(WJSC)7日目。昨日よりも明らかにサイズアップしたコンテスト会場のプライア・ダ・マクンバ。ファイナルデイに相応しいコンディションで試合がスタートした。
波乗りジャパンは、男子U18 で岩見天獅と渡邉壱孔、女子U18で松岡亜音、男子U16で小野里弦、岡野漣の5名がファイナルデイまで勝ち進んだ。
U16男子では、岡野漣がセミファイナルまで勝ち進み、今大会5位でフィニッシュ。U18男子では渡邉壱孔と岩見天獅が、セミファイナル進出。しかし二人は同ヒートとなり、渡邉壱孔は惜しくも敗れて5位でフィニッシュ。岩見天獅はU18男子ファイナルに勝ち上がり、4位でフィニッシュ。カッパーメダルを獲得した。
女子アンダー18のラウンド5で松岡亜音は、カンデラリア・レサノ(NCA)、テイラ・グリーン(NZL)、ティアラ・ファン・デル・フルス(NED)と対戦。松岡はスタートからバックハンドでチャージを見せて、7.33というエクセレントレンジのスコアを叩き出す。
ニカラグアのレサノも7.17で応戦。さらにバックハンドビッグリエントリーで8.33をスコアしてトップに躍り出る。レサノは最後に8.93をスコアして圧勝。松岡もバックアップを5.07まで上げて2位のポジションを固め、セミファイナルへ勝ち上がった。
U18女子セミファイナルでは松岡亜音は、サラ・レイシアガ(FRA)、コハイ・フィエロ(TAH)との3人ヒート。
松岡は力強いパワフルなビッグターンを3発決めて6.17をスコア。最後はバックハンドでのソリッドなリエントリーで7.07をスコア。フィエロに次いで2位でファイナル進出を決めた。
U18女子ファイナルに勝ち上がった松岡亜音は、ゾイ チェイト(USA)コハイ・フィエロ(TAH)カンデラリア・レサノ(NCA)と対戦。
松岡はじっくりと波を待つ作戦。フィエロが6.33、ゾーイが5.00をスコア。松岡はインサイドでソリッドなリエントリーを決めて5.73をスコア。しかし、バックアップを持たない松岡は4位のままで後半戦へ。
ヒート残り時間も少なくなり、終盤に入り、松岡がインサイドでの波をキャッチ。ワンビッグターンで6.17をスコアして、4位から大逆転でトップに躍り出る。そのままタイムアップとなり、松岡が見事金メダルを獲得した。
今大会はスタートから好調なサーフィンを披露し、注目を集めていた松岡が、最後の最後の大逆転という劇的な勝利を決めてくれた。そして波乗りジャパン全員の頑張りで、日本は国別でブラジル、アメリカに次いで3位となった。感動をありがとう! 大会の詳細は後ほど更新されます。
大会期間中は下記にて随時経過や結果が更新されます。
ISA HP https://isasurf.org/event/2023-rio-de-janeiro-isa-world-junior-surfing-championship/
NSA HP NEWS https://www.nsa-surf.org/news/
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