台湾オープン・オブ・サーフィンに出場していたインドネシアのフェブリアンサが交通事故で死去。

フェブリアンサ Photo: WSL/Tim Hain

台湾で開催中のワールド・サーフ・リーグのクオリファイング・シリーズ・イベント「台湾オープン」に出場中のインドネシア出身の新進気鋭のサーファーであるフェブリアンサが悲劇的な死を遂げた。享年24歳。あまりにも早すぎる彼の死に世界のサーフコミュニティは悲しみに包まれている。

 

RIP: Febriansyah (1999-2023)

 

Biawak(ビアワク)の愛称で親しまれたフェブリアンサ。WSLの発表によれば、WSL QS 5,000イベントである台湾オープン・オブ・サーフィンに出場していたフェブリが、9日夕方に台湾で事故に遭い亡くなった。

 

写真:JPSA

 

フェブリアンサは、今年7月にインドネシア バリ島 クラマスにおいて4年ぶりに開催されたJPSA2023 特別戦「さわかみアジアチャレンジBali」で優勝していた選手。

今年からツアーも参加しニアスプロでは13位となり、台湾イベントの前、QSでコンスタントに戦うために必要なブランドからの財政的なバックアップを受け始めたばかりの悲劇だった。

 

フェブリアンサは、インドネシア初のチャンピオンシップ・ツアー・サーファーである和井田リオと特に仲が良く、2人はグロムの頃から互いをプッシュし合っていたという。

 

23歳のリオは、彼が知っている中で最も親切で謙虚な人だったと言い、彼の死を悼むコメントをSNSで配信。またこの悲劇の後、フェブリの遺体をインドネシアに戻し、友人や家族に供養してもらうための募金活動が行われている。

 

WSLは本日、台湾オープンの会場でパドルアウトと黙祷を行った。フェブリのご家族とご友人に対し、心よりお見舞い申し上げるとともに、彼のご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

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