マリブ、カリフォルニア、USA（2023年9月28日木曜日） – ワールド・サーフ・リーグ（WSL）ロングボード・ツアーのトップ8男子とトップ8女子が決定し、2023年のワールド・タイトルをかけて、「Original Sprout マリブ・ロングボード・チャンピオンシップ Presented by Tractor Beverage Co. 」がカリフォルニア州マリブにあるファースト・ポイントで開催される。

この1日限りの世界チャンピオン決定戦は、現地時間で2023年10月3日から13日までの大会期間内で最もコンディションがいいと思われる1日で開催される。

会場となるマリブのファースト・ポイントは、玉石のリーフと砂の上でブレイクする、長いライトハンドのパーフェクトな波。このマリブという名前自体がサーフカルチャーの歴史と進化の代名詞であり、トラディショナルなラインやノーズライドを先進的なアプローチで見せる究極の場となっている。

マリブに最適なスウェルのディレクションは南、または南西で、一般的に南半球の大きなストームによって形成されるため、10月は大会開催に理想的な時期なのである。

ロングボードチャンピオンシップのトップ8、ワンデイ・フォーマットの説明

1日限りの勝ち抜き戦は、WSLチャンピオンシップ・ツアーファイナルと同様のフォーマット。出場選手はランキングによって決定されるブラケットにシードされ、オープニング・ラウンドでは上位シードが優先されます。マッチ1とマッチ2は3人ヒートで、勝者が次のマッチに進出。マッチ3とマッチ4は1対1で勝者が進出。タイトルマッチはベスト・オブ・スリー方式。タイトルマッチの勝者が2023年世界王者となる。

ケリス・カレオパアとカニエラ・スチュワートがランキング首位に

カニエラ・スチュワート（HAW）はエルサルバドルで素晴らしい勝利を収め、マリブに向けて男子ランキングのトップに躍り出た。スチュワートは、2022年のワールド・ランキング２位であり、世界最高のポイント・ブレイクのひとつであるマリブに戻って、名誉挽回と世界の強豪を撃退する準備をしている。

タイトルを獲得して、ハワイに持ち帰りたいです。

「第1シードを取れたことにすごく興奮しています。第1シードというのは、いつだって最高の席ですからね。「第1シードであることで、彼らの戦いを見ることができるし、感じることができる。僕とカイ（・サラス）は、マリブ用のパーフェクトなボードを手に入れるために、ボードを少しずつ変えてきました。うまくいけば波に乗れるし、みんなきっといいサーフィンをするだろうから、待ちきれないですね。タイトルを獲得して、ハワイに持ち帰りたいです。」

ケリス・カレオパア（HAW）は、エルサルバドルでの準優勝しランキング1位を確定。彼女もまた2022年の世界ランク２位でもあり、今年こそはと世界タイトルを狙っている。ハンティントン・ビーチで開催されたUSオープン・オブ・サーフィンでの2連覇を皮切りに、カレオパアは2023年シーズンを素晴らしい活躍を見せた。

プレッシャーはあまり感じていません。

「エルサルバドルに入る時、私の唯一の目標は、マリブに向けて第1シードを確保することでした。「第1シードということで、プレッシャーはあまり感じていません。もし他のシードだったら、1ヒート1サーフィンで、1回しかチャンスが無いし、皆が勝負を仕掛けてくるから、最高のサーフィンをしなければならないし。

ファイナルマッチは、3ヒート中の２勝したほうが勝ちだと分かっているから、より余裕を持って臨むことができます。No.1の座が簡単だとは言いませんが、シーズンを通して多くの努力をしてきた選手にとっては、それに値する報われるものだと思います」

女子ロングボード・チャンピオンシップ出場トップ8ランキング
1. ケリス・カレオパア（HAW）
2. ソレイユ・エリコ（USA）
3. ソフィア・カルヘイン（HAW）
4. ホノルア・ブルームフィールド（HAW）
5. アリス・リモイン（FRA）
6. クロエ・カルモン（BRA）
7. レイチェル・ティリー（USA）
8. メイソン・シュレマー（USA）

男子ロングボードチャンピオンシップ出場トップ8ランキング
1. カニエラ・スチュワート（HAW）
2. カイ・サラス（HAW）
3. テイラー・ジェンセン（USA）
4. デクラン・ワイトン（AUS）
5. ベン・スキナー（GBR）
6. エドゥアール・デルペロ（FRA）
7. ロジェリオ・Jr・エスキヴェル（PHL）
8. トニー・シルヴァーニ（USA）