ブロンテ・マコーレーとコール・ハウシュマンがチャレンジャー・シリーズ第3戦バリート・プロで優勝。

ファイナリスト © WSL/Tostee

バリート、クワズール・ナタール、南アフリカ(2023年7月8日土曜日)-ブロンテ・マコーレー(AUS)とコール・ハウシュマン(USA)は、ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャレンジャー・シリーズ(CS)の第3戦バリート・プロ presented by オニールで優勝。

 

エキサイティングなコンペティションの1週間を経て、2人は激しいコンペティション・フィールドと様々なコンディションを乗り越えて勝利を手にした。

 

 

ヴァヒネ・フィエロ(FRA)とフレデリコ・モライス(POR)はそれぞれ準優勝に終わり、バリートでソリッドな成績を収め、シーズン後半に向けたチャレンジャー・シリーズ・キャンペーンに大きな弾みをつけた。

 

 

ブロンテ・マコーレーが優勝。

 

ブロンテ・マコーレー(AUS)© WSL/McGregor


オール・グーフィーフッターのファイナルは、ヴァヒネ・フィエロ(フランス)とブロンテ・マコーレー(オーストラリア)のバックハンドの戦いとなった。

 

ブロンテ・マコーレー(AUS)© WSL/McGregor

 

マコーレーは序盤にリードを奪うと終盤に逆転。マコーレーはフィンをリリースし、ターンからラインアップにスプレーを浴びせるなど、正確さとパワー、そしてセンス溢れるマニューバーで差をつけた。フィエロよりも経験値の高い西オーストラリア出身のマコーレーは、バリートで8.50(10点満点)をマーク。ランキングは5位にアップした。

 

 

「とても興奮しているし、本当にうれしい」とマコーレーは答えた。「今年はちょっと自信がなかったんです、 だから、この優勝は本当にうれしい。男子選手のバックハンドを見て、とても刺激を受けました、 故郷の家族や友人たちの応援に感謝しています。

ヴァヒネはチームメイトで、本当にいいサーフィンをしていました、 彼女は若い世代のサーファーで、女子のサーフィンは今、本当にいい状態だと思います」。

 

ヴァヒネ・フィエロ(FRA)© WSL/Tostee

 


今回の2位となったヴァフィネ・フィエロはマコーレーを抑えてランキング4位に浮上。バリートで3位に入ったイザベラ・ニコルズ(オーストラリア)がランキング1位に躍り出た。

 

「オリンピックの予選を終えて、自分にとって最高の気分だったので、しっかり地に足をつけて、ここで結果を残したいと思っていました」とフィエロ。「初めてファイナルに進出できて本当に嬉しい。波もとても良かったし、ブロンテには本当におめでとうと言いたいです。」

 

ブザービーターで連勝決めたハウシュマン。CSランキング1位に躍り出る。

 

コール・ハウシュマン(USA)© WSL/Tostee

 

コール・ハウシュマン(USA)は、バリートで行われた男子ファイナルで、フレデリコ・モライス(POR)をブザービーターで下し、チャレンジャーシリーズで2連勝。ハウシュマンは、サンクレメンテのサーファーにとって身近なイベントであるUSオープンを前に、CSランキング1位に躍り出た。

 

コール・ハウシュマン(USA)© WSL/Tostee

 

「今、言葉が出ません。今大会で一番怖いヒートでした」とハウシュマン。「幸運にもあの波が来てくれました。フレデリコにもおめでとうと言いたい。彼はイベントを通してリップしていましたから。素晴らしかったです。故郷のみんなに感謝したい、コロヘ・アンディーノとボーイズ、ケイド・マトソン。みんなリッピングしていたし、最高のサポートクルーでした。」

 

 

 

男子ファイナルはセットの波はほとんどなく忍耐勝負。ハウシュマンは、ベストウェイブを待つ戦略を貫いたが、10分間の長い凪があり、ヒートをコントロールしたのはモライス。ハウシュマンはついに良い壁を見つけると、モンスター・バックハンドを繰り出し6.33をスコアした。

 

コール・ハウシュマン(USA)© WSL/McGregor

 

モライスも負けじと、よりクリーンで大きな波を選び、ターンにバリエーションを加え、ストレートアップ、そしてフルレールのスムーズなターン、最後にフィンフリーのマニューバーを披露し7.33をスコアする。

 

フレデリコ・モライス(POR)© WSL/Tostee

 

しかし終了間際、ニード4.34と追い込まれたハウシュマンが波をキャッチ。神経を集中させて2つのターンを叩き込み、4.67をマーク。さらに後方で波をキャッチしたモライスだったが、それは終了ホーンの後に入ったもので、彼の合計にはカウントされず、ハウシュマンが大逆転勝利となった。

 

「超ストークしているけど、ほろ苦いね」とモライス。「最後までリードしていたし、最後の波はカウントされると思ったのに。まさか3、4スコアの勝負になるとは思ってもみなかったけど。でもそれが現実。大局的に考えないといけないし、自分にとってツアーに復帰するための重要な大きな一歩だから嬉しいです」。

 

モライスは7つ順位を上げてCSランキング3位となった。チャレンジャーシリーズの次戦は、7月29日から8月6日まで開催されるウォレックスUSオープン・オブ・サーフィン(パシフィコ主催)となる。

 

コール・ハウシュマン(USA)© WSL/Tostee

 

2023 バリート・プロ presented by O’Neill

男子ファイナル結果:
優勝:コール・ハウシュマン(USA)11.00
2位:フレデリコ・モライス(POR)10.66

女子ファイナル結果:
優勝:ブロンテ・マコーレー(AUS)15.67
2位:ヴァヒネ・フィエロ(FRA)7.70

男子セミファイナル結果:
HEAT 1:フレデリコ・モライス(POR)13.77 DEF. ケイド・マトソン(USA)12.83
HEAT 2:コール・ハウシュマン(USA)18.10 DEF. ジョアン・ドゥル(FRA)10.84

女子セミファイナル結果:
HEAT 1:ヴァヒネ・フィエロ(FRA)12.10 DEF. ザーリ・ケリー(AUS)10.50
HEAT 2:ブロンテ・マコーレー(AUS)14.50 DEF. イザベラ・ニコルズ(AUS)8.60

 

WSLオフィシャルサイト:

Ballito Pro

Presented By O’Neill

Ballito, KwaZulu-Natal, South Africa