スナップパーロックス、オーストラリア・クイーンズランド州ゴールドコースト(2023年5月11日(木))ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャレンジャー・シリーズの第1戦、ブースト・モバイル・ゴールド・コースト・プロ presented by GWMは、2~4フィートのクリーンなコンディションが続くスナッパー・ロックスで大会3日目がスタート。
大会3日目は、女子ラウンドオブ32のヒート3〜8、男子ラウンドオブ32と女子ラウンドオブ16のヒート1~4が行われた。
本日最初のヒートとなる、女子ラウンドオブ32のR3ヒート1で日本の都築虹帆が登場。CTルーキーのソフィー・マカロック、インディア・ロビンソン、元CTサーファーのシルヴァナ・リマと対戦した。
都築はスタートから果敢に波を掴みスコアを重ねるも、マカロックとロビンソンがセットの波を掴み、ビッグマニューバーで高得点をマーク。
都築は後半に5.67、5.30とスコアを上げるも逆転には至らず。3位で敗退となり、17位でフィニッシュ。1,900ポイントを獲得した。
ラウンドオブ32となるR3ヒート5で都筑有夢路は、CTベテランのサリー・フィッツギボンズ、フランシスカ・ヴェセルコ、テッサ・タイセンと対戦。
ファーストライドからパワフルなターンを連発し6.17をスコアした都筑がヒートをリード。
しかし、経験豊富なベテランCTサーファーのフィッツギボンズが6.83をスコアしてトップへ。タイセンもスコアを揃えて2位へ。
僅差ながら都筑は4位のポジションで終盤へ。残り時間10分となり、セットを掴んだ都筑は、クリティカルなセクションでの2ターンコンボで6.50をスコア。一気に2位まで浮上する。
しかし残り5分を切って、エクセレントを持っていたフランシスカがバックアップをあげてトップに。3位に押し出された都筑。優先権を持っているがニードスコアは6.24。ラストウェイブに望みをかけるも、ポジションが奥過ぎて抜けられず。
惜しくもここで敗退となり、CS開幕戦を3位で敗退、17位でフィニッシュとなり1,900ポイントを獲得した。
男子のラウンドオブ32となるR3ヒート1で大原洋人は、ジャーヴィス・アール、イマイカラニ・デボルト、エヴァン・ガイゼルマンと対戦。
ヒートはハワイ・マウイ島のデボルトが、2ターンコンボとエアリバースで6.50をスコア。ガイゼルマンはラディカルなバックハンド・アタックで6ポイントを2本続けてスコアしてヒートをリードする。
大原は3.47と出遅れる。後半に入りセカンド・ウェイブを掴む大原だがスコアを伸ばせない。残り時間10分を切って、優先権を持ちセットを待つ大原。ニードスコアは8.60と追い込まれる。そのまま時間だけが過ぎ、波を待ち続けてタイムアップ。大原はCS初戦を25位でフィニッシュ。1,700ポイントを獲得となった。
非常にキレのある好調なサーフィンを見せていた大原だっただけに残念な結果となったが、これまで積み上げてきたトレーニングの手応えが感じられるパフォーマンスだった。
来週シドニーで開催されるCS第2戦で更なる活躍を期待したい。がんばれ!日本!
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イベントサイト:
2023年5月6日~13日 CSイベント第1戦
ブースト・モバイル・ゴールド・コースト・プロ