オーストラリア ・クイーンズランド州 ゴールドコースト・スナッパーロックス(2023年5月9日(火) 2023年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャレンジャー・シリーズの第1戦、ブースト・モバイル・ゴールド・コースト・プロ presented by GWMは、男女のオープニング・ラウンドが2~3フィートのファンウェイブでスタート。
本日は女子のラウンド1からスタート。H4に都築虹帆、野中美波、H5 脇田紗良、H6 松岡亜音が登場。続けて行われた男子のラウンド1では、H1 大原洋人、H3 田中大貴が登場した。
映像、編集:nojiland
今後、ゴールドコーストでは素晴らしい波が予想され、今年最初のチャレンジャーシリーズイベントはエキサイティングなコンディションとなることが予想されている。
大原洋人は、WSLジュニア世界チャンピオンのジャービス・アール、アジア代表のキアン ・マーティン、ジャベ・スィアコックと対戦。
ヒートはスローな展開となり、じっくりと波を待った大原は、パワフルなラッピング・カットバックを含む、コンビネーション・マニューバーで6.50と6.10を続けてスコア。ヒートスコア12.60としてトップを独走。最後にトップスコアを7.8まで上げてトップでラウンドアップ。今後が楽しみな大原のパフォーマンスだった。
大原洋人は、「ここ2、3日よりは、サイズも上がってクリーンなコンディションで、スナッパーロックスという感じの波で試合できたかなって思います。この試合でチャレンジャーシリーズが始まって、これを入れて6戦あるんですけど。いつもよりは少ないし、ハワイの試合もないので自分的には今年が一番CT入れるかなって思っているので、頑張りたいと思います。」とインタビューでコメント。
大原洋人はラウンドオブ64・ヒート1 でカイオ・イベリ、コナー・コフィン、ルーカス・シルベイラと対戦する。
H4で同じヒートを戦った都築虹帆、野中美波は、エリー・ハリソンとキラ・ピンカートンと対戦。ヒート中盤に都築は、奥から2人のサーファーが乗ってくるのを物ともせず、優先権を見事に使い7.33のライディングに成功。トップに躍り出る。その後、ハリソンに逆転されるも2位でアップ。野中は5.00と4.00をスコアするも惜しくも3位で敗退となった。
H5の脇田紗良は、テッサ・タイセン、ソル・アギーレ、ゾーイ・ベネデットと対戦。ヒート後半まで4位を強いられる展開。
優先権を持っていた脇田は素晴らしいポジションからグッドセットを掴むも、トップだったゾーイ・ベネデットがまさかの前乗り。ゾーイはインターフェアを当然取られ4位に転落。
脇田もハイスコアを得る数少ないチャンスを潰されて、惜しくも3位で悔しい敗退となった。
H6の松岡亜音は、カロリーナ・メンデス、フランシスカ・ベセルコ、レイラニ・マクゴナグルと対戦。得意のバックハンドでスナッパーのライトハンダーを攻めた松岡だったが惜しくも3位敗退。
男子のラウンド1H3には田中大貴が登場。田中は強豪オージーのシェルドン・シムカス、ジョージ・ピター、南アのルーク・トンプソンと対戦。田中はヒート後半に得意のカーヴィングターンで5.00と4.20をスコアするも惜しくも4位で敗退となった。
いよいよ明日は男女共ラウンド2が行われ、トップシードが登場する。男子ラウンド2からH1に大原洋人、H13に和井田リオ、H16にコナー・オレアリー。女子ラウンド2のH3に都築虹帆、H5 都筑有夢路がクレジットされている。
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2023年5月6日~13日 CSイベント第1戦
ブースト・モバイル・ゴールド・コースト・プロ