日曜日の早朝、ハワイ・オアフ島サウスショアのケワロ・ベイスンでサーフィンをしていたマイク・モリタ氏は、体長8フィートのタイガーシャークに襲われた。
そのシャークアタックは9日午前6時30分ごろに発生。ラインナップにいたサーファーたちは、サーフボードのリーシュを止血帯として使用し、出血を止めるために素早く行動。その後、救急隊が駆けつけ、モリタ氏は病院に搬送されたが、この事故でモリタ氏は右足を失った。
この事故の医療費を支援するために作られたGoFundMeのページでは、モリタ氏の子供たちがこのように語っている:
「2023年4月9日午前6時30分(日本時間)頃、父はケワロスでサーフィン中に8~10フィートのタイガーシャークに襲われました。父は約40年前からこの場所でよくサーフィンをしており、地域でも有名な人物です。勇敢なサーファー、救急隊員、クイーンズ病院のスタッフのおかげで、父は一命を取り留めました。
残念なことに、アタックで受けた激しい怪我のため、父は右足を失いました。現在入院中で、今週末に行われる2度目の手術を待っているところです。父の心は強く、怪我を受け入れています。父はこれから直面する課題を受け入れており、神、家族、友人がそばにいることで、前向きに、これを乗り越えていくでしょう。」
同州の国土天然資源省によると、ケワロスで最後にシャークアタックがあったのは2002年。海洋専門家は、最近の雨天がアタックの一因となった可能性があると述べている。
ワイキキ水族館館長のアンドリュー・ロシター氏は「(この日の事件は)アラワイ運河の河口であったため、山を下ってアラワイに流れ込むすべての水がそこに流れ込み、サメを外から引き寄せる匂い、ゴミなどが運ばれてきました」と述べている。
ハワイ在住の58歳のサーファー、マイク・モリタ氏は現在回復し、病院のベッドからテレビの取材に答えている。「すぐにサメだとわかりました。サメは私をボードから引き離し、水中に引きずり込んだのです。」
モリタ氏は、自分の体験談が他の人たちの心を動かすメッセージになると考えている:「みんなに学んでほしい。この話を聞いて、つらい思いをしている人たちに勇気を与えることができるかもしれません。私たちは物事を乗り越えることができる。生きていることに感謝します。」と語った。
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