シャーク・アタック緩和システム(SAMS)が開発した「サメよけウエットスーツ」

シャーク・アタック緩和システム(SAMS)が開発した「サメよけウエットスーツ」 


Shark deterrent board and wetsuit © SAMS
YouTube Preview Image

シャーク・アタック緩和システム(SAMS)は、シャーク・アタックの危険を減らすために開発されたシャーク抑止力デザイン・テクノロジーによる「サメよけウエットスーツ」をリリースした。この特許を受けたデザインは、サーフボード、ダイブ・タンク、カヤックや、他のウォータースポーツ・プロダクトのためにステッカーに適用できるというもの。

 

サメが獲物を見つけるためには、多くの感覚を使うが、その中で視覚が攻撃の最終段階での重要であることが知られている。そこからサメの視覚を混乱させることによって、攻撃を阻止したり遅らせることが可能だと考えたのだ。このウエットスーツは、多くの科学的なデータからサメを阻止するデザインが取り入れられ、サメにウエット着用者を危険で不快なものに見せたり、見えにくくする効果を持たせることに成功した。

 

日本では少ないシャークアタックだが、世界的には多くの人が犠牲になっている。海というフィールドで長時間過ごす我々サーファーにとって、サメに限らず海の中で生活する生き物に遭遇するチャンスは多く、その危険性を承知しておく必要があるだろう。サーフィン界のシャークアタックでは、片腕を失ったベサニー・ハミルトンのストーリー(ソウルサーファー)があまりにも有名。このシャーク抑止テクノロジーは今後、ダイビング・エア・タンク、サーフボード、カヤックなど、より多くのプロダクトに適用されるだろう。

 

http://www.sharkmitigation.com/