ベルズビーチ、ビクトリア、オーストラリア(2023年4月6日木曜日) – ワールド・サーフ・リーグ(WSL)2023チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第4戦リップカール・プロ・ベルズビーチは、男女のオープニング・ラウンドがON。
男子のオープニング・ラウンド1に続き、女子のオープニング・ラウンド1が行われた。 本日の競技は、2~3フィートのレンジのクリーンな波を提供しているウィンキポップで行われた。
昨年ファイナル5に残った五十嵐カノア(JPN)は、現在ランキング24位とミッドシーズンカットのラインぎりぎりの位置にいる。カノアはシーズン後半を戦うために、今回のベルズと次のマーガレットリバーでしっかりとした成績を残す必要がある。もう絶対に負けられない。
オープニング・ラウンドで五十嵐カノア(JPN)はヒート11でガブリエル・メディーナ(BRA)リアム・オブライエン(AUS)と対戦。ヒートは、メディーナの物凄い高いさのあるバックハンドのフルローテーション・エアでスタート。8.00 のエクセレントでバトルを開始。
それに対しカノアは、テールをドリフトさせるスラッシュバックと大技エアリバースをエンドセクションでメイク。エクセレントの8.17をスコアする。
続けてカノアはバックアップ7.7をスコアしてトップに。ラストウェイブでは、ハイリスクなマニューバーを選択。ノーグラブのフルローテーションで2本目のエクセレント8.23をマークし、トップスコアを塗り替え、16.40という本日の最高得点をたたき出し、余裕のトップ通過を果たした。
「今年は自分のパフォーマンスと結果がちゃんと合っていない感じなので。リセットして、いつも通りの試合運びと良いプランをコーチと一緒に決めていくつもりです。自分にプレッシャーをかけても意味ないし、1ヒート1ヒート、1本ずつ波に乗って、リラックスして、自分に自信を持って頑張ります。目標は勝つことです。」と五十嵐カノアはヒート後のインタビューに答えた
一方、コナー・オレアリー(AUS)はヒート7で、イタロ・フェレイラ(BRA)コロヘ・アンディーノ(USA)と対戦。和井田理央(INA)はヒート9で、レオナルド・フィオラバンティ(ITA) ジャクソン・ベイカー(AUS)と対戦したが、両者とも惜しくも3位でエリミネーション・ラウンドへ。
敗者復活戦に回った二人は、ヒート3でコナー・オレアリーはケリー・スレーター、カルロス・ムニョスと対戦。ヒート2で和井田理央は、バロン・マミヤ、マキシム・フスナットと対戦する。
ライブで見る
リップカールプロ・ベルズビーチの大会期間は、2023年4月4日から4月14日まで。大会は、WorldSurfLeague.com、WSLのYouTubeチャンネル、無料のWSLアプリでLIVE放送される予定です。詳細はWorldSurfLeague.comでご確認ください。
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