今シーズンの「VANSトリプルクラウン・オブ・サーフィン」は2023年1月3日からの20日間の大会期間で開催。

 

3ウィーク、3ウェイブ、6ライディング、1オルタナティブボード。

 

第40回VANSトリプルクラウン・オブ・サーフィンは、今年の冬、2023年1月3日から23日まで開催されることが発表された。これは、デジタルフォーマットとなった過去2年間よりも短い大会期間となる。

 

以前は、12月中旬頃から1月中旬頃までの約1ヶ月間、サーファーたちはベストクリップを提出することが出来たが今年は約3週間の20日間と10日間も短い。

 

とはいえルールは基本的に変わらない。パイプライン/バックドア、サンセットビーチ、ハレイワの3つのロケーションで撮影されたライディング映像でエントリー。最終的にそれらの投稿からのトップ2のライド(映像)で採点される。

 

 

 

 

各ロケーションごとに最高得点をとったサーファーに賞金が与えられるが、2023年のVTCSチャンピオン(トリプルクラウン)に選ばれるのは男女1名ずつ。また、昨年同様、3つのラインナップのうち1つは、最新のセットアップやスラスター以外のライディングが必要。パイプラインでのシングルフィン、サンセットでのミッドレングス、ハレイワでの非対称ボードなど何でもあり。

 

 

 

昨年の冬、カリッサ・ムーアとジョン・フローレンスは、デジタルタイトルを獲得。カリッサは3カ所すべてで表彰台を独占。ジョンはパイプラインでクロスビー・コラピントとビリー・ケンパーに次ぐ3位となり、サンセットとハレイワでは他を圧倒した。

 

40年近く、VTCSのタイトルはハレイワ、サンセット、そしてもちろんパイプライン・マスターズと、2ヶ月の間に3つのコンテストで最も素晴らしい成績を残したサーファーに与えられてきた。

 

マイケル・ホー、デレク・ホー、ケリー・スレーター、アンディ・アイアンズ、そしてVTCS最多優勝者のサニー・ガルシア(6回!)など、このスポーツのビッグネームたちの伝説を確固たるものにした。

 

ビデオベースのフォーマットは、CTサーファー以外でもエントリーでき、多くのサーファーにチャンスを与えたといえる。とはいえ、100人以上のプロが、わずか3週間で3カ所のベストウェイブに乗り、それらを見事に乗りこなすのは、並大抵のことではない。

 

誰が2年連続でトリプルクラウンを獲得しているジョン・ジョン・フローレンスとカリッサ・ムーアを破るのか。それとも彼らの3連覇となるのか。注目したい。

 

https://www.vanstriplecrownofsurfing.com/