現在世界ランキング3位のジョン・ジョン・フローレンス(HAW)が自身のSNSでエルサルバドルとブラジルのCTイベントを欠場することを表明。WSLは速報としてツイッターで彼のコメントを引用して、 一日も早い彼の復帰を願いますと掲載している。
これまで何度も膝を痛めては試合を休んできたジョン・ジョン・フローレンス(HAW)は、今回のGランドのオープニング・ラウンドで大きな膝のサポーターを付けて登場した。
2度のワールド・サーフ・チャンピオンである彼は、前日のフリーサーフィン中にMCL(内側側副靭帯)を痛め、念のためブレースを装着したが、それを全く感じさせないサーフィンを披露。巨大なバックハンドターンとクリティカルフローターを決めて、快勝しラウンドオブ16に進出した。
試合後のインタビューで彼はこう答えている。「残念ながら、昨日の朝、左膝、多分MCLを痛めたんだと思います。このイベントを辞めようと思っていたのですが、メディカルスタッフと相談し、今朝サーフィンをして、大丈夫だと感じたので、このまま続けることにしました。
ヒート前は、まだどんな感じか分からないので、とてもナーバスになっていたんですが、結局、痛みもなく良い感じだったので、ヒートに勝てて本当に良かったです。」とコメントしていた。
しかし、翌日のラウンドオブ16では3本しか波に乗らず。そう言われれば足をかばったランディングをしていたようにも見えたが、ここで敗退。そして、試合が終了し、病院に行って、しっかりと検査を受けてのコメントがこれだ。
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「昨日、Gランドで感じていた痛みは、イベント中に起きたMCLの断裂によるものだと分かりました。僕にとっては受け入れがたいニュースです。
次のエルサルバドルでのCTイベント、そしておそらくブラジルのイベントも正式に辞退しなければならないということになりそうです。
これは正直言って、とても痛い。でも、自分ではどうしようもない不測の事態というのは常にあるもので、可能な限りベストな方法で対応するよう努力しなければなりません。この数日間、応援とメッセージをありがとうございました。」とコメントしている。
後半戦5戦中の2戦を欠場するということは、残りはJベイとタヒチのみ。現世界ランク3位で3度目の世界チャンピオンの狙えるポジションなだけに非常に残念。WSLから最終的な発表が行われることだろうが、1日も早い彼の復帰を願いたい。