大波の世界記録が塗り替えられるか? ルーカス・キアンカがエピックなナザレで記録破りの大波を制覇

1月8日の ナザレ- WSL / Miguel Sacramento

2022年1月6日、ナザレでXXLアクションの可能性を醸し出し、大波を求めるサーファーたちは、北半球の冬の第2のメジャースウェルを求めて、ヨーロッパのプレミア・ビッグウェーブ会場であるナザレに向かった。

 

 

先日開催された「TUDOR Nazaré Tow Surfing Challenge」では、世界のトップがナザレに集結。カイ・レニーとルーカス・キアンカのオールスター・トウ・チームが優勝した。

 

Surflineは金曜日の午後にピークを迎え、6メートル前後の強い北西うねりが到達。また、週末には北風が吹き、波の質は高いものが予想されると予報した。

 

ナザレ

 

そして2022年1月7日、ナザレに2022年最初のスウェルが押し寄せた。

 

ルーカス”チャンボ”キアンカは「アウトはすでにかなり大きく、ストーミーで過酷な状況ですが、我々はこれが大好きです」とコメント。「ここ数日が勝負だと思います。もし次のスウェルでジョーズの試合が開催されなければ、ここに残って本当に良い波に乗ることができると思います」とルーカス・キアンカは言った。

 

うねりのピークは7日夜になるかもしれないがサイズは週末までもつと予想された。

 

 

ルーカス・キアンカ WSL / Miguel Sacramento

 

そして2022年1月8日(土)、風に翻弄された初日から一夜明けて、大西洋はすべての要素が整い、ナザレでの巨大な日を迎えた。そして、ルーカス・キアンカはエピック・ナザレで素晴らしいパフォーマンスを披露した。

 

これが史上最大かという意味では、この波が最終的にどこに着地するのかは、これから何ヶ月もかけて分析され、議論されることになるだろうが、今のところ、キアンカはレコードブックに載る可能性がある。

 

 

今日の最大の波の一つを掴んだジャスティン・デュポン- WSL / Miguel Sacramento

 

また、このエピックとしか言いようのないコンディションの中で、命と体を張っていたジャスティン・デュポンは、バックハンドで獣をキャッチ。

 

そして、デュポンと並んでチャージを見せたのがマヤ・ガベイラ。ビッグセットを蛍光グリーンのボードに乗って猛スピードで疾走。ナザレでの彼女の経験と勇気が存分に発揮されたライディングとなった。彼女はライディングの最後にクリップされている。

 

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