「TUDOR ナザレ・トー・サーフィン・チャレンジ」にグリーンアラートが発令され、イベント開始に向けて準備に入る

会場はポルトガルのナザレにあるプライア・ド・ノルテ。photo:wsl/Poullenot

ポルトガル・ナザレ(2021年12月11日土曜日) ナザレにグリーンアラートが発令され、ワールド・サーフ・リーグ(WSL)「TUDOR ナザレ・トー・サーフィン・チャレンジ pres. By Jogos Santa Casa」の日曜日のイベント開始に向けて準備に入った。

 

 

これは、人間のパドル力では到底テイクオフ出来ない大波に、ジェットスキーで牽引されて乗る「トーイン・サーフィン」のビッグ・ウェイブ・イベント。

 

次回大会アップデートは12月12日(日)午前8時予定。

 

北大西洋の非常に活発なストームにより、今週末から来週初めにかけてナザレにXXLスウェルのロングランが到来。最大の波は日曜日の午後にサイズアップを見せ、月曜日にかけて徐々に弱まっていく見込みだ。

 

この長い周期の北西うねりが日曜日の後半にピークを迎えると、波のフェイスサイズは40~50フィート、最大の波は55フィートになると予想されている。また日曜、月曜ともに弱いオフショアで、グッドからエクセレントのコンディションが予想されている。

 

 

「日曜日の予報は、ナザレにとって理想的なソリッド・スウェルとクリーンなコンディションでとても良いです。」とWSLツアー&コンペティション、ビッグウェーブ・コンサルタントのギャレット・マクナマラが言った。

 

「グッド・ディレクションであり、強いインターバルです。うねりは少し遅れて入ってくると予測しているので、午前中は30から40フィート・レンジの小さいコンディションでスタートするかもしれませんが、その後は40から60フィートのフェイスになるでしょう。」

 

「ナザレの場合、もう少し大きくなったり小さくなったりする予測不可能なことが常にあります」とマクナマラは続けた。

 

ジャスティーン・デュポン photo:wsl/Poullenot

 

「これまでのナザレのうねりと比較して、今回は、ここではめったにない東風が吹いています。ESEの風は真っ直ぐなオフショアで、ラインナップを完璧に整えることができます。レフトとライトの両方に良いバレルの可能性があるでしょう。ビッグウェーブサーファーたちの素晴らしい試合になるでしょう」とコメントしている。

 

地球上で最高のビッグウェーブサーファー18人が、ナザレで開催される4回目のプロビッグウェーブサーフィンイベントのために、ポルトガルに集結する。

 

 

ヒートとフォーマット

2名の選手で構成される9チームは、60分ヒートを2回行う。各チームメンバーはサーフィンとジェットスキーの運転を交互に行う。

 

 

トーインチーム
チーム1:カイ・レニー(HAW)、ルーカス・キアンカ(BRA)
チーム2:ニック・ヴォン・ラップ(PRT)、ペドロ・スクービー(BRA)
チーム3:ロドリゴ・コクサ(BRA)、ケアリイ・ママラ(HAW)
チーム4:アンドリュー・コットン(GBR)、ウィル・スクーディン(USA)
チーム5: アクシエル・ムニアイン(EUK)、フランシスコ・ポルセラ(ITA)
チーム6:ジョアン・デ・マセド(PRT)、アントニオ・シルバ(PRT)
チーム7:マヤ・ガベイラ(BRA)、エリック・レビエール(FRA)
チーム8:ジャスティーン・デュポン(FRA)、ピエール・ロレ(FRA)
チーム9:ミシェル・デ・ブイヨン(BRA)、イアン・コセンザ(PRT)

 

ヒートドロー
ヒート1、グループA
チーム1:カイ・レニー(HAW)、ルーカス・キアンカ(BRA)
チーム5: アクシエル・ムニアイン(EUK)、フランシスコ・ポルセラ(ITA)
チーム8:ジャスティーン・デュポン(FRA)、ピエール・ロレ(FRA)

ヒート2、グループB
チーム3:ロドリゴ・コクサ(BRA)、ケアリイ・ママラ(HAW)
チーム4:アンドリュー・コットン(GBR)、ウィル・スクーディン(USA)
チーム9:ミシェル・デ・ブイヨン(BRA)、イアン・コセンツァ(PRT)

ヒート3、グループC
チーム2:ニック・フォン・ルップ(PRT)、ペドロ・スクービー(BRA)
チーム6:ジョアン・デ・マセド(PRT)、アントニオ・シルバ(PRT)
チーム7:マヤ・ガベイラ(BRA)、エリック・レビエール(FRA)

ヒート4、グループA
チーム1:カイ・レニー(HAW)、ルーカス・キアンカ(BRA)
チーム5:アクシエル・ムニアイン(EUK)、フランシスコ・ポルセラ(ITA)
チーム8:ジャスティーン・デュポン(FRA)、ピエール・ロレ(FRA)

ヒート5、グループB
チーム3:ロドリゴ・コクサ(BRA)、ケアリイ・ママラ(HAW)
チーム4:アンドリュー・コットン(GBR)、ウィル・スクーディン(USA)
チーム9:ミシェル・デス・ブイヨン(BRA)、イアン・コセンザ(PRT)

ヒート6、グループC
チーム2:ニック・ヴォン・ラップ(PRT)、ペドロ・スクービー(BRA)
チーム6:ジョアン・デ・マセド(PRT)、アントニオ・シルバ(PRT)
チーム7:マヤ・ガベイラ(BRA)、エリック・レビエール(FRA)

 

大会終了後に4つの賞が決定する。

  • 男子ベストパフォーマンス(最高得点を獲得した2本の波を持つ男性サーファー)
  • 女子ベストパフォーマンス (最高得点の波を2本揃えた女性サーファー)
  • ベストチームパフォーマンス(両チームのライダーの最高得点2本の合計)
  • ジョゴス・サンタ・カサ・モスト・コミティッド賞

 

https://www.worldsurfleague.com/events/2021/mbwt/3813/tudor-nazar-tow-surfing-challenge-presented-by-jogos-santa-casa