ハワイのモアナ・ウォンがパイプラインで開催されたWSL-QSイベント「HICパイプ・プロ」で悲願の初優勝。

ファイナリスト  Credit: © WSL / Keoki

ハワイ現地時間 2021年12月16日(木) 12月8日から20日までの大会期間で、世界的に有名なパイプラインで開催されるWSL-QSイベント「HICパイプ・プロQS1,000」。

 

昨日ようやく男子のラウンド1がスタート。本日は女子がファイナルデイを迎え、絵に描いたような快晴の中、ハワイのモアナ・ウォンが4~6フィートのピークを終始リードしHICパイププロで優勝した。

 

 

「いつもこのコンテストで優勝したいと思っていましたが、ついに勝つことができました」とウォンが言った。「このコンテストは、WSLに引き継がれる前、ベティ・デポリートが開催していたもので、私は12歳のときから参加していました。だから、何年も前から出場していて、いつもあと少しのところで負けていました。ようやく目標を達成できて、とてもいい気分です」

 

 

 

2位はコスタリカのブリサ・ヘネシー、3位はハワイのガブリエラ・ブライアン、4位はブリアナ・コープという結果となった。ヘネシーとブライアンは、チャレンジャー・シリーズで活躍し、2022年のチャンピオンシップ・ツアーへの出場権を獲得している。

 

この日のウォンの勢いはすさまじかった。ラウンド1では、バックドアで9.17をスコアし16.17のヒートトータ ルを記録。ウォンはセミファイナルに向けて、イベントで最も高いシングル・スコアの波を3つ掴んだ。

 

優勝したモアナ  Credit: © WSL / Keoki

Moana Wong, 2021 HIC Pipe Pro バックドアで9ポイントをスコアしたモアナ – WSL / Keoki Saguibo

 

「このような状況では、運も重要ですし、適切なタイミングで適切な場所にいられるかどうかも重要ですから、めちゃくちゃ興奮しました。幸運なことに、私は適切なタイミングで適切な場所にいたので、2つの良い波を掴むことができました。私はバックドアに行くことはないので、成功したことにとても興奮しました」。

 

OAHU, UNITED STATES - DECEMBER 16: Brisa Hennessy of Costa Rica surfing in Heat 8 of the Round of 32 of the HIC Pipe Pro on December 16, 2021 in Oahu, United States. (Photo by Keoki Saguibo/World Surf League) CT開幕戦の前哨戦として素晴らしいウォームアップとなったヘネシー – WSL / Keoki Saguibo

 

2位となったブリサ・ヘネシーは「今回の目標は、ラインナップを体感することでした。ハワイの素晴らしいサーファーたちと同じラインナップで戦えたことは、とても名誉なことであり、幸せなことでした。モアナ(ウォン)が優勝して最高ですね。彼女はここで時間を費やしてきました。

 

このCTツアーの最初の開催地での私の目標は、時間を費やすことです。それが大きな違いになると思います。より良いバレルとより良い波を楽しみにしています」とコメントした。

 

 

HIC Pipe Pro Final Results:
1 –  Moana Wong (HAW) 11.34     1,000 points
2 –  Brisa Hennessy (CRI) 8.37
3 –  Gabriela Bryan (HAW) 6.50       560 points
4 –  Brianna Cope (HAW) 5.83         525 points

 

HICパイププロ女子結果
1 – モアナ・ウォン(HAW)11.34  1,000ポイント
2 – ブリサ・ヘネシー(CRI)8.37
3 – ガブリエラ・ブライアン(HAW) 6.50  560ポイント
4 – ブリアナ・コープ(HAW) 5.83  525ポイント

 

 

ネクストコールは、現地時間の 2021年12月17日8時、日本時間の 2021年12月18日3時です。

 

 

男子HIC Pipe Pro 

女子HIC Pipe Pro 

 

詳細については、www.WorldSurfLeague.com