五十嵐カノアがCS最終戦「ハレイワ・チャレンジャー」3位入賞。CSランクもトップでフィニッシュ。

 

ハレイワ、オアフ/ハワイ(2021年12月5日日曜日) – 2021年のチャレンジャー・シリーズ最終戦となるワールド・サーフ・リーグ(WSL)の「ミケロブ・ウルトラ・ピュア・ゴールド・ハレイワ・チャレンジャー」は、ハレイワのラインナップに打ち付ける8~10フィートのスウェルの中、ハワイ時間の午前8時5分から男子のクオーターファイナルがスタート。男子は本日がファイナルデイ。女子はラウンド2が行われた。

 

 

 

クオーターファイナルH3で五十嵐カノアは、グリフィン・コラピント、イアン・ジェンティル、カラニ・ボールと対戦した。

 

 

 

スタートから4.43をスコアしたカノアは、その後ノーライドで4位を強いられる展開。

 

しかし、じっくりと波を待ち続けたカノアは、残り時間3分を切って、クリーンなセットを掴み、見事なロックロール・フローターをメイクし6.73 をスコア。一気にトップへ躍り出て、トップでラウンドアップを決めた。

 

 

 

セミファイナルでは、サミュエル・プポ、カラニ・ボール、リアム・オブライエンと対戦したカノア。

 

カノアはオープニングライドでビッグセットをキャッチ。得意のレイバック・スラッシュを決めるも、セカンド・マニューバーでは、トップでレールが引っ掛かりワイプアウトしスコアは5.00。そのあとは再びノーライドで4位のまま残り5分を切った。

 

五十嵐カノア photo:WSL heff

 

優先権を使って波をつかんだカノアはオフザトップからのスラッシュバック、カービングと豊富な技のバリエーションを披露して7.60をスコア。2位に浮上し、さらにバックアップを6.00まで引き上げて、そのまま2位を維持してファイナルへと勝ち上がった。

 

 

 

 

ファイナルは、ジョン・ジョン・フローレンス、ジャック・ロビンソンというCT選手とサミュエル・プポと対戦。

 

ジョンジョン
大技カーラプト・フリップを決めたカノア photo:WSL heff

 

カノアはヒート前半2位をキープ。しかし、後半に入りジョン・ジョンがパーフェクト10をスコア。バックアップを7.77として圧倒的なパフォーマンスでトップに躍り出る。

 

3位を強いられるカノアだったが、ファイナルのためにとっておいた大技「カーラプト・フリップ」をメイクして7.77をスコアして2位に食い下がる。

 

最後はロビンソンに逆転されてしまうも、チャレンジャーシリーズの最終戦を3位でフィニッシュ。ランキングもトップを維持して、素晴らしい活躍を見せた今シーズンを締めくくった。

 

 

ファイナリスト Photo by Brent Bielmann/World Surf League

 

 

「Michelob ULTRA Pure Gold Haleiwa Challenger」は、WorldSurfLeague.com、WSLアプリ、WSLのYouTubeチャンネルでライブ中継されます。また、日本人選手を中心としたリポートをサーフメディアでも掲載していく予定なのでお楽しみに。

 

 

男子:Michelob ULTRA Pure Gold Haleiwa Challenger

女子:Michelob ULTRA Pure Gold Haleiwa Challenger

 

詳しくは、WorldSurfLeague.comをご覧ください。