今年4回開催されるWSLチャレンジャーシリーズの第3戦「Quiksilver Pro France」&「ROXY Pro France」が現地時間10月16日から24日まで開催される。
現地時間の 2021年10月16日7時30分 は、日本時間の 2021年10月16日14時30分です。
今大会は前回のポルトガルからフランスへ移動。フランスのサーフィンの中心地であるカプブレトン、ホセゴー、セニョスの3つの都市の間にある、世界でも有数のビーチブレイクで行われる。
今回のイベントには男子では、日本の五十嵐カノアをはじめ、ポルトガルのフレデリコ・モライス、コナー・オレアリーヤゴ・ドラなど9名のCT選手が出場。女子では、タティアナ・ウエストン・ウェブ、フランスのジョアン・ディフェイ、ブリサ・ヘネシー、キャロライン・マークスといったオリンピアンをはじめ、キーリー・アンドリュー、メイシー・キャラハンといったCT選手が出場を予定している。
USオープン後のチャレンジャーシリーズの上位陣は、ポルトガルではあまり良い成績を残せなかったため、多くの下位選手が暫定的にクオリファイゾーンにジャンプアップしている。CTへのクオリファイ・ラインは男子12位、女子6位だ。
前回のポルトガルで、悔しい初戦敗退を喫した日本の村上舜は11位のクフォリファイラインをキープ。ポルトガルで9位となった大原洋人は41位から22位へジャンプアップ。稲葉玲王は64位、西修司は83位、インドネシアの和井田理央は48位。
女子では、前回のポルトガルで5位となった松田詩野が34位から14位へジャンプアップ。脇田紗良がランキングを一つ下げて15位。野中美波が30位、前田マヒナは31位、黒川日菜子は32位、都筑有夢路が42位と続いている。
今回の会場となるフランスのビーチブレイクはトリッキーなコンディションとして有名で注意が必要だ。この地域は特に潮の流れが大きく、それが風の急変と相まって、コンディションが全く別物になってしまうことが多々ある。逆に一見ソフトで眠っているような小さな波でも、ふとした瞬間にエピックになることもあるのだ。
フランスの次は最終戦がハワイのハレイワで開催となる。ハレイワで日本選手がビッグリザルトを手に入れた記憶がないので、今回のフランスが正念場となってくるだろう。がんばれ!日本!
男子チャレンジャーシリーズ トップ12
1 – エゼキエル・ラウ(HAW)
2 – ジェイク・マーシャル(USA)
3 – イマイカラニ・デボルト(HAW)
4 – ナット・ヤング(USA)
5 – グリフィン・コラピント(USA) ※CT選手
6 – リアム・オブライエン (AUS)
7 – ジャクソン・ベイカー (AUS)
8 – レオナルド・フィオラバンティ (ITA) ※CT選手
9 – 五十嵐カノア (JPN) ※CT選手
10 – カラム・ロブソン (AUS)
11 – 村上舜 (JPN)
12 – コール・ハウシュメンド(アメリカ)
22-大原洋人(JPN)
https://www.worldsurfleague.com/athletes/tour/mcs?year=2021
女子チャレンジャーシリーズ トップ6
1 – ガブリエラ・ブライアン(HAW)
2 – ブリサ・ヘネシー(CRI )※CT選手
3 – ルアナ・シルバ (HAW)
4 – ポーリン・アド(FRA
5 – ケイトリン・シマーズ (USA)
6 – アリアネ・オチョア(EUK)
14-松田詩野(JPN)
15-脇田紗良(JPN)
https://www.worldsurfleague.com/athletes/tour/wcs?year=2021
2021年チャレンジャーシリーズ「Quiksilver and ROXY Pro France」は、2021年10月16日から24日まで開催。WorldSurfLeague.comでライブでご覧ください。
次回も彼らの活躍を期待しエールを送り続けたい。がんばれ!日本!