田岡なつみと井上鷹がマリブに参戦。WSLロング最終戦「Jeep® マリブ・クラシック」日本時間で今夜開幕

カリフォルニア州マリブ/アメリカ(2021年10月10日(日)) – ワールド・サーフ・リーグ(WSL)の2021年ロングボード・ツアーの最終戦となる「Jeep® マリブ・クラシック presented by Havaianas」が10月11日と12日にカリフォルニア州マリブのファースト・ポイントで開催される。

 

現地時間の10月11日午前7時30分(PDT)から、WorldSurfLeague.comと無料のWSLアプリでライブ放送される。現地時間の 2021年10月11日7時30分 は、日本時間の 2021年10月11日23時30分です。

 

 

 

「Jeep® マリブ・クラシック presented by Havaianas」のォーマットは、6つのラウンドが開催される。ラウンド1では、3人ヒートが6ヒートを行われ、上位2位までがラウンド3に進出。

 

ラウンド1の最下位の選手は、ラウンド2の敗者復活戦へ。そこで生き残った選手は、ラウンド3で直接対決を行い、上位のサーファーが準々決勝、準決勝、決勝へと進む、通常のショートボードのチャンピオンシップツアーのようなフォーマット。

 

サーフランチは、現在ロングボードの主流となっているシングルフィンのクラシックタイプには不向きな波で、そんな波に苦戦した選手も多かったようだが、今回の会場となるマリブは、まさにロングボードの聖地とまで言われる場所。見応えのあるパフォーマンスが期待できるだろう。

 

 

Malibu lineup The iconic lineup of Malibu, California, will play host to the world’s best longboarders to determine a World Title. – WSL / Sean Wolflick

 

 

今シーズンは、前回のサーフランチと今回のマリブの2戦のみ。これらで獲得したポイントと、2020年2月に開催されたヌーサ・ロングボード・オープンで獲得したポイントと合わせて、2021年のWSLロングボード・ワールド・タイトルが決定される。

 

また今シーズン終了時のトップ10のサーファーは、2022年のロングボード・ツアーへのリクオリファイが確定する。

 

 

田岡なつみと井上鷹がマリブに参戦。

 

 

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今回のWSLロングボード・ワールドツアーに参加している日本人サーファーは田岡なつみと井上鷹の2名だけ。現在のランキングは、田岡はサリー・コーヘンと同率の8位、井上は19位。

 

今大会は田岡なつみはヒート2、サリー・コーヘンはヒート6、井上はヒート1にクレジットされている。

 

今年2度の大怪我を負って不屈の精神で復活を遂げたハワイのサリー・コーヘンは、田岡と同じ8位につけている。サリーはこのマリブで行われた試合で3位になった経験もあり活躍が期待されている一人だ。

 

サリーはサーフメディアのコントリビュータートとしてお馴染みの元プロボディボーダーである恵美子さんの次女。JOBの彼女であるティナの最愛の妹だ。

 

お父さんはサーフィンカメラマンのポール・コーヘンさんで、ノースショアにある彼女たちの家には、冬になると多くのサーファーたちが訪ねてくる。日本のサーファーたちもポール家には長期で滞在する人も多く、そんな関係で日本語も堪能なティナやサリーを知っているサーファーが多いのだ。

 

そんなサリーも田岡なつみや井上鷹と共に応援していきたい。

 

男子:Jeep® Malibu Classic presented by Havaianas

女子:Jeep® Malibu Classic presented by Havaianas