宮坂麻衣子インタビュー「いつも応援してくれる人たちを笑顔で勇気づけたい」Presented by Mermaid & Guys

Mermaid & Guys Presents
宮坂麻衣子インタビュー

 

第4回は、コンペティターである一方、絵を書くのが好きで最近はLINEのスタンプを出したり、Mermaid & Guysのアパレルをデザインしたり、個性的でお洒落な宮坂麻衣子プロにインタビュー。今までのことや姉妹のこと、これからの目標についてなどとともに、Mermaid & Guys のおすすめ商品について語ってもらいました!

 

宮坂麻衣子@バリ島

 

 

周りから三番目もプロサーファーになるんでしょと思われたのが、すごく嫌だった。

 

 

ーまずはサーフィンを始めたきっかけからプロサーファーになるまでを教えて下さい。

 

サーフィンは姉の影響で小学1年生の時から始めました。自分的にはあまりサーフィンが好きではなかったけれど、期待を感じながら試合に出させてもらって楽しいという気持ちもあったり、冬は寒いから行きたくないという気持ちもありながら練習していて。

 

一番上の姉(宮坂桃子)がプロサーファーになって、続いて二番目の姉(宮坂莉乙子)もプロサーファーになった時に、周りから三番目もプロサーファーになるんでしょと思われたのがすごく嫌だったんです。

 

 

 

いつも愉快な宮坂三姉妹。手前が莉乙子、中央が桃子、そして麻衣子

 

 

人に喜んでもらいたいという気持ちが、自分の行動力に繋がっています。

 

 

中学卒業する時にその思いが強かったから、北海道の高校に行こうと思って。高校からは北海道でサーフィンの練習をしていました。でも北海道で応援してくれる人たちと触れ合う中で、自分のサーフィンを試合でもっと観てほしいと思ったし、いつも応援してくれる人たちを勇気づけられることがあればいいなと思って。

 

高校1年生の時は全く試合に出なかったけど、高校2年生で全日本に出て3位になって、試合が楽しいなって。その後のオール九州というNSAの試合で優勝して、周りの人が喜んでくれたのが自分もうれしくて。高校3年生でプロの試合に出てみようと思って、初めてバリのトライアルに出て、プロに合格しました。

 

合格してからは高校に通いながらプロの試合に出ました。北海道の高校も理解してくれていたから試合に出れたんです。その年の鴨川の試合で3位になって表彰台に立てたのがすごくうれしかったですね。周りの人に喜んでもらいたいという気持ちが強くて、それが自分の行動力に繋がっていると思います。

 

親元を離れて、北海道に下宿先の人にすごくお世話になっていて、親にはすごくたくさん感謝しているけれども、よその子を下宿させてケアしてくれるなんて、心が広くないとできないことだし、そんな素敵な人たちがいるんだと思って、その人たちに恩返しがしたいという気持ちが強かったです。

 

 

 

マジックボードを受け取って、それが転機になりました。

 

 

ー高校卒業してからは?

 

1年ぐらい、サーフィンの繋がりで貿易会社に就職しました。そこですごく多くのことを学びましたね。でも仕事とサーフィンが両立できなくなって来て。試合で負けて思ったのは、練習時間が少なくなると試合に勝てないなって。

 

シーズン最後の試合の時に、サーフィン一本でやっていきたいって思って、そう会社の人に話ました。すごく理解して下さって、頑張れって言ってもらって。会社を辞めて、次の年はサーフィン一本でやって。シーズン始まってから最初は調子があまりよくなかったのですけど、試合の間にマジックボードを受け取って、それが転機になりました。

 

そのサーフボードが自分にぴったりだと最初に乗った1本で感じて。それまではサーフィンに対して無頓着でしたが、そのボードは自分の伝えたいことを伝えられたし、シェイパーさんとも頻繁に会って、コミュニケーションも増えたからかなと。すごく調子よくて、自分が絶大な信頼感をサーフボードに持ていて、シーズン最後の試合で優勝できたんです。

 

 

バリ島で優勝

 

 

姉たちを見ながら泣きながらサーフィンしていました。

 

 

ー3姉妹でプロサーファーになりましたが、お姉さんたちはどんな存在ですか?

 

昔はライバル視していました。小学3年生ぐらいまで私は沖に行けなかったから、行ける姉たちを見ながら泣きながらサーフィンしていましたね。インサイドで波に乗っていたからめちゃくちゃ悔しかったんです。姉が全日本で2位になった時はレベルが違うなって思いましたね。

 

高校行くまでは一緒にサーフィンしていました。プロになって一番上の姉とは1年だけ一緒にプロツアーを周りました。その後、一番上の姉が引退して、ニ番目の姉と2年ぐらい一緒に周りましたね。その後は独立しました。

 

私は1人で居た方が集中できるし、姉妹だと仲が悪くなることもあるので。今は、予定を合わせて一緒にサーフィンすることはないですけど、共通の知り合いと一緒にサーフィンをする時に声をかけたりして一緒にサーフィンしたりはします。

 

 

姉の宮坂莉乙子、西本エミリー、田岡なつみに担がれる麻衣子  田原プロ優勝

 

 

逃して初めてグランドチャンピオンを獲りたいって本気で思った

 

 

ー今後の試合の目標は?

 

 

試合したいですね。何歳までという区切りはつけていて。それまでにグランドチャンピオン獲りたいです。逃したからではなくて、逃す前から目標にしていたことですけど、その年はグランドチャンピオンって何?みたいな感じだったので、逃して初めてグランドチャンピオン獲りたいって本気で思うようになって。

 

でもメンタルが弱いから、違うことを考えちゃうと試合に勝てないと思ったり、マジックボードがないというだけで心配になっちゃって、勝てない時が続いて。

 

一つ一つの試合で自分のサーフィンを出せるように頑張りたいです。自分のサーフィンも練習している時から、どんどん変えなければいけないと思っているところがあるので、同じサーフィンをしないで前に進んで行きたいです。

 

 

 

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絵を書いたり、バックや洋服を作ったりするのが好きだから。

 

 

ーコロナ禍ではどんな風に過ごしていますか?

 

 

仕事をしながら練習しています。スポンサーの染め物のお手伝い、モデルをしたり、オンライン専門の仕事をしていて。サーフショップのスクールのお手伝いもやらせて頂いています。それから、絵を書いたり、バックや洋服を作ったりするのが好きだから、自分のプロダクツを発信したり。

 

 

彼女のデザインしたMermaid & GuysのTシャツをなつみ、ぴろたん、さりも愛用 詳しくはこちら

 

LINEスタンプ、Mermaid & GuysのTシャツとかのアパレルのデザインも。最近キャラクターが確立してきたのですけど、高校生ぐらいから書き続けていて。自分から発信していくのは難しいなと思ったんですけど、周りの人がかわいいって言ってくれて、応援してくれる人が居るから書き続けていきたいなと思っています。

 

サーフィンをもっと本気でやりたいっていう気持ちもありますけど、遠征費を稼いだりするために必死だったりして。でもサポートして下さっている人に仕事頑張っているという姿とかはあまり見せたくなかったり。

 

苦労してなさそうとか言われたりしますけど、悪い意味で捉えたくないから、良い意味で楽観的で人生楽しそう、悩みなさそうだねって言われる方がいいなと思って、そういう人になろうと思っています。

 

 

他では買えない、特別な感じが出せたんじゃないかなと思っています。

 

 

Maiko T  カラーはマイコが着ているネイビー、カーキ、ベージュ、オレンジの4色

 

 

ーMermaid & Guysのアパレルのデザインについてもう少し聞かせて下さい。

 

デザインしてみないかと声をかけて頂き、生地とかサンプルを送ってもらって、カラーとかデザインを決めて、担当者と直接やり取りをして作りました。TシャツタンクトップロンTスウェットがあって絵柄は全部違います。

 

Mermaid & Guysのオンラインショップで販売しているほか、サーフショップにも卸しています。私はサーファーっぽいスタイルが好きじゃなくて、Tシャツとかもあまり着なくて。

 

でも基本は男女共にTシャツだと思うし、ボディもオリジナルで作りたいと思って、大会Tシャツぽくならないように、生地も選んで。こだわりがあったから担当者と話をしながら作ったので、他では買えない、特別な感じが出せたんじゃないかなと。

 

 

本人提供

 

ー今後もデザインはしていきたいですか?

 

 

Mermaid & Guysはずっとお世話になっているので、喜んでデザインをしたいと思います。私がデザインをする場所、デザインしたい場所は決めているけど、続けていきたいですね。今回、自分のデザインがどれだけ反響があるのかを知れたかなと思います。

 

実はMermaid & Guys以外で、私のデザインを使ったフルーツサンド屋さんが開業したんですよ。私のスクール生の人で、キッチンカーで全国周りたいって言って、メインのロゴをデザインしてほしいとのことでデザインしました。もしかしたら、どこかでそのキッチンカーに出会えるかもしれませんよ~(笑)

 

 

 

ー最後にMermaid & Guysのお気に入りの商品について教えて下さい。

 

このオーガニックバームはヘアクリーム、ハンドクリームとして使えて、発売されてからずっと愛用しています。テクスチャーと香りがあまりないところがお気に入りです。

 

 

ヘアクリームってべたついたり、上手くまとまらなかったりするんですけど、このバームは濡れ髪感がちょっと残って、保湿やケアしてくれたうえでセットできるから、ナチュラルで気分も上がるし、まとまりもよくて。1日終わると髪の毛がべたついたり、セットしたてとは違う髪の毛で夜を迎えるなんてことがないです。

 

 

オーガニックバームバズタイプの日焼け止めミルク

 

 

リップバームとしても使っていて、体に塗ったり、何でも使えます。入れ物も丸くてかわいいので、旅にも必ず持って行きます。いつも、起きてから洗顔後にまずはスタイリングとして使います。

 

お化粧はあまりしないけど、リップバームは口紅を塗る前にケアするために塗ったり。口紅塗る時にリップバームを塗った時と塗らない時では口紅の持ちが違うし、保湿ができて、唇の皮が剥けにくいです。気づいたらこのバームに手がのびちゃいます。

 

それから、お気に入りのこのバズタイプの日焼け止めミルクは、虫除けの効果が入っていて、SPF50+PA++++で強めの紫外線をカットできます。レモングラスっぽい匂いがとにかく好きです。その匂いを嗅ぐためにつけたいと思っちゃうぐらい。

 

Mermaid & Guysの日焼け止めミルクは日焼けで赤くなりにくく、肌に優しいです。自然の匂いが化粧品から感じられて、安心できるコスメだと思いますよ。

 

 

【プロフィール】
宮坂麻衣子(みやさかまいこ)
千葉県出身在住。1998年生まれ。高校時代は北海道で練習に励む。2015年全日本選手権3位。2016年に初めて出たバリでのJPSAプロトライアルでプロ公認を得て、千葉•鴨川で開催されたJPSAで3位に入賞。2018年には愛知•田原で開催されたJPSAで初優勝。2019年バリで開催されたJPSAで優勝、2019年JPSAショートボード女子ランキング3位。

 

 

取材、撮影:米地 有理子

 

<取材協力、商品の問い合わせ>
プリンセスコレクション株式会社
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